代表質疑2日目。ふくなが洋市議が代表質疑を行ないました。
市長の基本姿勢について、国政に係わる部分では安倍政権の評価と総選挙の結果について、市長に対し、「アベノミクス」の根幹である大企業や大金持ちが利益を増やせば国民にも滴り落ちてくる「トリクルダウン」の考えについてのスタンス、沖縄の翁長知事に対して面会を拒否して県民の意思にいっさい耳を傾けないことについて民主主義国家として許されないのではないかの見解を求めました。
市長は「トリクルダウン理論」について、「私自身もこの理論に積極的に賛同するものではない」としました。沖縄については、「コメントする立場にはないが、国には地方自治体と十分連携して取り組んでいただきたい」との答弁でした。
新年度予算案に関連して、敬老祝い金を長寿祝い金に変更する(新年度は77歳廃止、88歳1万円、99歳5万円)ことについて、敬老祝い金を削って他の施策に振り向けること自体が「福祉の心」に反することと考えないのか。敬老祝い金こそ敬老の精神に応えるものではないかと厳しく追及しました。
大型開発については、蘇我臨海開発や千葉駅西口・東口開発など不要不急の大型開発から生活密着・地域循環型に。新規建設から防災・老朽化に備えた維持・更新に千葉市の公共工事を転換すべきと求めました。大型開発については「緊急性・必要性の観点から可能な限り見直しを実施してきた」とし、市長は、大型開発の抜本的な見直しについては引き続き言及することはありませんでした。
カジノ誘致については、新聞報道で政府の方針では横浜市と大阪市に導入するです。これ自体も認められませんが、ふくなが市議はカジノ誘致断念を求めましたが、「IR推進法案に係る国の動向を注視していく」として断念しようとしませんでした。私も一般質問で、カジノを含む統合型リゾート(IR)について質問します。
来週から予算審査特別委員会の各分科会(総務、保健消防、都市建設、環境経済、教育未来)が開催されます。初日は財政局について総務分科会で審査が行なわれます。
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