佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

市民にとっても医療従事者にとってもより良い病院に!ー私の一般質問の続き



 日本共産党千葉市議団は2月7日に新病院に関する出前講座と意見交換会に開催し、参加された市民のみなさん、また医療関係者の声を踏まえて、新病院と現海浜病院の充実を願い、質問を行いました。意見交換会について病院局は、「基本方針や整備内容などを説明できる場であり、質疑応答を通して、様々な意見を聞く機会であると考えている。引き続き出前講座の開催などの要望に対応していく」としています。

 中村きみえ市議(花見川区)が、令和4年第4回定例会で基本計画・基本設計に対する質問の中で、職員の福利厚生面への配慮としての職員食堂や休憩室の確保について指摘していましたが、市民にとってより良い病院であると同時に、働く医療従事者にとっても働く環境がより良いものでなくてはなりませんが、実施設計の中でどれだけ反映されたのかただしました。市は「職員から要望があったカフェエリアにおけるスタッフ用のスペース確保、更衣室の拡張、仮眠室やパウダーコーナーなどを新たに設置するなど、実施設計において反映している」と答えました。

 また、診療科の充実と医師の確保について、これまで求めてきた整形外科などの高齢者医療の医師の確保の見通しについては、「地域の医療ニーズに応えるべく、令和6年度は整形外科、脳神経外科において増員予定。引き続き、人材の確保に努める」とのことです。
 昨年4月から本格稼働した脳神経外科は、今年1月末までに手術は111件、入院285人という増加に伴い、対応する介護職が足りず、脳神経外科以外の診療科の看護師や看護補助職員、派遣の介護職による応援をしなければならない状況にあります。介護職である介護福祉士や介護ヘルパーの増員を求めたところ、病院局は「入院患者数の増加が見込まれる脳神経外科や整形外科において、看護師の配置を見直すとともに、必要に応じ介護福祉士や看護補助員の増員にも取り組んでいく」としています。
 介護福祉士の確保は困難な状況にあるようです。高齢者医療の充実が図られる方向にありますが、人材の確保を進めなければなりません。

 最後に、市立病院は全国自治体病院協議会の倫理綱領にもとづく公立病院としての使命があり、全日本病院協会の「満足度向上への取り組み」として待ち時間対策、療養環境、職場環境の改善など20項目が示されています。それらを踏まえ、患者や医療従事者のために取り組むよう指摘しました。

 写真は新病院建設地で、現在、地盤改良工事が行われています。ベイパークに住んでいらっしゃるMさんに撮影していただきました。

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