今日午後1時から千葉市議会第3回定例会が開会しました。開会直後に議員定数に関する条例の改正についての議論がされました。その内容については後ほど報告します。
今回、日本共産党千葉市議団は「千葉市都市景観条例の一部改正」についての条例提案を行いました。
条例の一部を改正の目的は、新たに歴史的景観保全地区を景観計画に定め、加曽利貝塚を歴史的景観保全地区として取り込み、景観の保全をしようとするものです。千葉市はこれまで、うみ・まち・さとの景観を景観ゾーンとして景観形成の方針を定めています。そこに、特別史跡となった加曽利貝塚を歴史的ゾーンとして新たに定めようとするものです。加曽利貝塚そのものは、歴史的保全地域として開発などが厳しく制限されています。そこで、市街地にある加曽利貝塚は周辺との調和が問題となります。開発が進んだ周辺地域との一体的なゾーン指定によって、加曽利貝塚の歴史的景観を守り、地域の活性化に活かすことが求められています。
幸い現在は、「『縄文の森特別地域』に指定しており、今後も自然景観については良好に保全されていくと考えている」と先の6月議会でも都市局長の答弁がありました。
全国の特別史跡では、条例などで地域全体に網をかけ、史跡全体・周辺も含めて保全を図っています。こうした点に踏まえて、加曽利貝塚周辺全体を歴史的ゾーンとして保全をしようとするものです。指定をすることで加曽利貝塚の縄文の遺跡全体を活かすようにするものです。将来にわたり、加曽利貝塚の景観を保全することは千葉市の使命であると考えます。
わが会派は、これまで加曽利貝塚の保全・活用を主張してまいりました。私から最後に「千葉市のアイデンティティである加曽利貝塚の景観を保全し、地域に活かす条例提案へのご賛同を」と求めました。
この条例提案は12日開催の都市建設委員会で審議されます。条例提案の内容はこちら⇒hatugi9gouteianriyuu.pdf
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