今日明日と県内で日本共産党地方議員の研修会に参加しています。冒頭に、前回の研修会から新たに議員になった方の紹介と、参議院選挙を候補者としてたたかった浅野ふみ子さん、椎葉かずゆきさんが挨拶されました。歴史的なたたかいのなかでの自らの感想とともに市民との共同の成果。無党派層への浸透。ふみネェ推し隊の取り組み。野党共闘の取り組みなどにふれて挨拶されました。
その後に、千葉県議団の木幡事務局長から森田県政の現状と刷新の方向について報告がありました。安保法制=戦争法は、「従来の政府見解の枠内、憲法から逸脱しない」。沖縄の米軍新基地建設は係争中を理由に「コメントは差し控えたい」。木更津基地オスプレイ整備拠点化は「安全性は国が確認、海側上空を飛行」。国・空港公団・千葉県・住民の4者による軍事的に利用することは絶対に認めないとする「取極書」に反して、成田空港から武器・弾薬が5回もクウェートに輸送したことについて、「承知していない。国の判断により適切に行われている」という答弁をするなど地方公共団体の長としての政治姿勢が問われています。戦後70年に靖国神社に参拝したことを確認できたのは森田健作氏だけです。
経済政策では、京葉臨海地域の企業の競争力、大型道路整備・オリンピック後を見据えたインフラ整備への投資など財界の要望に応える県政運営。財政力指数は全国4位の一方で、民生費46位、社会福祉費46位、老人福祉費47位、児童福祉費44位、教育費45位となっていて全国最下位クラスです。
こうした県政運営を変えるために「憲法を活かした3つの安心」を提起しました。医療、介護、福祉施設の充実、ひとり親家庭への支援、雇用・地域経済の活性化、環境・災害対策、保育・子育て支援、若者への支援(給付制奨学金、授業料減免など)、教育の充実(正規教員の確保、少人数学級拡大など)など県政を県民のために行わせるための報告がされました。どれも税金の使い方を変えればできる事業です。
中段に書いた県政の実態は何としても変えなければなりません。
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