世界大会の会場となる広島県立総合体育館グリーンアリーナで開会総会が開かれました。
世界から34ヵ国・96名が参加しています。地元広島市の秋葉市長からの挨拶があり、1982年から平和市長会議がおこなわれ、8月1日現在で、131の国と地域、2350を超えたことや核軍縮を含めて、世界がどこを目標にしているのかが、同会議の中では明確になっていること、2020年までに核を廃絶することで一致していることが報告されました。今年度から2ヵ年で科学的な調査を行い、ヒバクシャの心身ともに苦しんできた、その重みを理解できる。科学的な調査には原爆被害の想定もありますが、市民をどう守るのか、核兵器廃絶を前提にして、都市単位での連携をひろげていきたいという決意も話されました。また、現在、次の世代に引き継いでいくために、大学での講座開設をよびかけているとのことです。
日本被爆者団体協議会の被爆者の一人でもある坪井さんの被爆体験と「核兵器が廃絶されるまで決してあきらめない」という思い、国連事務総長の代理、非同盟諸国会議のマレーシアの代表、エジプトアラブ共和党、オーストラリア緑の党、中国平和軍縮協会の政府や海外団体からの報告、アフガニスタンから女性から報復戦争による国の状況、日本の団体の平和行進の取り組みなどの報告がありました。
開会総会後には世界青年のつどいが開かれました。
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