佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

議会開会。中村きみえ市議が条例提案


 午前11時から『議会コンサート2014』が開催され、傍聴席には多くの市民の方が参加されていました。出演者は、第9回千葉市芸術文化新人賞を受賞されたクラシックギター奏者の岡本拓也さんと、バイオリニストの山岸努さんのお二人。東京フィルハーモニー交響楽団の方々です。コンサートは、ここ3年間ほど毎年行なわれています。

 午後1時から議会開会され、市長から新年度予算についての所信と2013年度補正予算、一般議案についての提案理由の説明がありました。
 その後に、中村きみえ市議が発議で、千葉市で生活保護受給者などの自立のために、新たに千葉市福祉の心に基づくプログラム検討委員会を設置するための条例制定を提案しました。委員会の目的は、生活保護受給者の自立に向けた支援に関する事項等を調査・検討し、その結果を市長に提言します。生活保護受給者の自立に対して「人間の尊厳」に基づいて、地方自治体が住民の立場に立って、福祉の心で対応できるようにプログラムを検討する委員会を設置するものです。北海道釧路市での取り組みでは、生活保護を受給する人とそうでない人の対立した関係ではなく、寄り添いながら溝を埋めていくような、コミュニティを形成することで、閉じこもりがちな生活保護受給者の方の自尊心を取り戻し、生きがいを持てるようにする取り組みは、千葉市としても実施していく必要であること。大阪府豊中市では、「困窮・困難を早期に発見」するために、税や保険・公共料金などの徴収窓口の皆さんと連携した相談体制づくり。総合相談窓口として、雇用労働課が担当する地域就労支援センターと、豊中市無料職業紹介所をベースに「くらし再建パーソナルサポートセンター」を開設し、雇用労働課が事務局となり、福祉事務所と連携して様々な困難を抱える受給者等の中長期支援を進めて、個々の生活環境、能力条件を加味して、具体的に仕事に就くことが出来るように対策を講じていることを紹介しました。

 中村きみえ市議は、「先進市を学んだ上で、千葉市として、生活保護受給者の真の自立のために、一人一人の条件をくみ取り、何ができるのかを福祉の心で対策を講じることが必要」と訴えて、発議への賛同を呼びかけました。その後に議案研究に入りました。議案研究は25日までです。

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