今日午前10時から始まった一般質問のトップバッターで、かばさわ洋平市議(緑区)が登壇しました。詳しくは、かばさわ洋平市議のブログを参照して下さい。
結婚・婚活をテーマに取り上げ、市に対し、他の自治体で取り組まれている婚活イベントなどの様々な施策を求めました。新年度予算には住居移転費用の支援事業の実施、婚活行なう市民団体支援に取り組むことが示されましたが、結婚支援のための担当課創設・設置と出会いイベント事業を、かばさわ洋平市議は提案をしましたが、市長などは民間事業者が既にやっており、行政が取り組むことについては「考えていない」と拒否をしました。
千葉市斎場については、前指定管理業者である富士建設工業時の雇用人数は正社員・契約社員で27名でしたが、ちば斎苑管理グループにおける平成27年4月時点と現時点においての雇用人数について質問したところ、平成27年4月時点の従事者数は21人で、その内訳は、正社員が3人、契約社員が7人、パート雇用が1人、本社からの派遣社員が10人。現在の従事者数は22人で、その内訳は、正社員が5人、契約社員が15人、パート雇用が1人、本社からの派遣社員が1人ということが明らかになりました。
かばさわ市議は、「人員が減少していることは問題。働く人への過重労働、休憩や休暇が満足に取れないなどが実際今も起きているとも複数の関係者から聞いた。さらには、元職員によると、入棺から出棺に至る業務人員が不足していることから対応が遅れ、業者から『霊柩車が3台も並んでいる。いつまで待たせるのか』など、度重なるクレームを受けたことなどから労働環境改善を求める要望をしてきた」という関係者の声を紹介し、千葉市斎場における人員不足の影響や実態など把握しているのかどうか。また千葉市斎場で勤務した元職員の人員不足等の実態、現時点での雇用環境について、市はしっかりと調査して、適切な指導監督に努めることを求めました。
市は、「斎場の運営状況については、これまでも月例報告などの機会を通じて適宜確認しており、特に斎場職員の雇用状況や環境については、指定管理者に対するヒアリングやモニタリングにより実態を把握した上で、適切な指導監督に努めていく」と答えました。
千葉市斎場の管理経費は、平成27年度の提案額では、前指定管理会社から人件費が約3,500万円も削減で人員も6名削減されています。かばさわ市議は、「従業員削減は労働者への過重業務としてしわ寄せがいき、サービス低下を招くという悪循環となっている。働く人を大切にし、労働者を尊重なくして、やはり良いセレモニーや市民サービスを提供できない。20政令市において53の斎場があるなか、半数を超える27の斎場が市直営で運営しており、市民サービス向上に向けては指定管理制度について見直しの検討も必要」と迫りました。
市は、「毎年度、外部委員の意見を聴取しているところですが、今後はモニタリングの際に現場の声を聴くなど、適正な運営に努めていく」と答えました。
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