今日は、午前中に金沢市で「交流拠点都市金沢」、金沢市商業環境形成まちづくり条例と指針、商店街応援メニュー、金沢21世紀美術館(現地視察)について伺いました。国会では安保法制関連法案が委員会で強行採決された状況で、国会前に行ったり、美浜区で宣伝できないのが悔しいです。
金沢市のまちづくりの方針は「保存と開発」の調和としています。兼六園の雪吊りや友禅流しなど伝統の保存、重要伝統的建築物地区の選定とともに、金沢21世紀美術館、駅前広場などの現代の創造も進めているのが特徴です。平成25年度からの重点戦略計画によって、新たな産業の創出、学術文化の醸成、観光を軸とした交流の活発化といったものを実施計画に位置づけています。金沢港の整備などの大型開発もあり、すべてを鵜呑みにはできませんが、歴史と伝統を重んじて、それと合わせたまちづくりを進めている印象を持ちました。
商業環境形成まちづくり条例については、商業集積や地域特性に基づき、市域を7種類のゾーニングに分け、商業施設の立地誘導を行い適正な商業機能の配置を目指すというものです。土地利用について、都市周辺の無秩序な開発、大型店の進出、都市部の空洞化を土地利用の誘導によって未然に防止する。主な都市機能を中心市街地などに集約、地域生活拠点の公共交通との連携で適切な誘導をすることを都市計画マスタープランに位置づけています。条例では床面積1,000平方メートル以上の集客施設の新築もしくは増築、または用途変更の場合は市長との協議が必要となる手続きを定めています。このもとで、指針の基準以上のものは現在建てられていません。郊外においても床面積1,000平方メートルが原則、幹線道路沿いでは3,000平方メートル、土地区画整理事業を実施している地区の幹線道路沿いでは5,000平方メートルと、大型小売店舗の考えを示しています。
商店街応援メニューについては、商店街と個店それぞれに対応したメニューに加え、金沢市の都心軸に衣服・服飾雑貨販売専門店、伝統工芸品販売専門店、集客力の大きく、周辺への波及効果をもたらすテナントの進出への支援があります。これらは主に家賃補助や内外装費への補助です。
明日は新潟市の視察です。
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