市民から寄せられた約1万5千筆(市長・教育長、議長あて)の署名とそれに基づく請願について、「請願者の思いはわかる。請願の要旨に『計画的に』となっているが、2,800教室を一気に進めるというのであれば反対」「願意は認める。熱中症の実態調査はやるべき。学校によって地域によって(環境が)異なるので、エアコンの設置の検討を。優先順位を踏まえるべきで請願には賛同できない」「必要性は十分認識しているが、エアコンだけを特化するのはどうか。市民全体で議論を。保護者と教員の理解が必要であるので賛同しかねる」「趣旨に賛同できるが優先順位でやるべき」「未来への投資のために計画的に進めていただくには賛同。個人的な意見だが、会派の意見については○○議員に」「エアコンの設置についてはみんな理解している。一点だけ(エアコンだけ)取り上げるのはどうか。前回の請願との違いがわからない。エアコンが第一と判断するので賛同できない」と発言するなど、日本共産党を除く会派(自民、民主、公明、未来創造、次世代・結い)、無所属議員の反対で不採択となりました。
学校の普通教室の実態(室温や熱中症への対応)については、担当課は当初「調査していない」との答弁でしたが、中村きみえ市議が熱中症の報告数の信憑性について、保護者から寄せられる声との乖離があるため、「熱中症の疑いを含め調査すべき」と迫り、「調査したいと思います」との答弁は引き出しました。
この請願の前に、自民党と民主党が紹介議員となった「学校の老朽化対策、トイレ改修、エアコンの設置を求める請願」については、日本共産党も賛成をしました。エアコンの設置については同じ趣旨であるのにも関わらず、不採択となったことは遺憾です。中村きみえ市議のブログでも詳しく紹介していますので、ご覧下さい。
写真は、以前も掲載しましたが、緑町小学校(稲毛区)の音楽室に設置されているエアコンです。
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