保健福祉局のところでは、エイズ対策推進と結核対策について審査を行ないました。結核については、高校生の集団感染や芸能人が罹患したことが、一時期報道されていましたが、千葉市の状況について質しました。
エイズについては、検査件数と相談件数の推移を含めて、検査によって『陽性』と診断された人数の推移や、陽性と診断された方へのフォローなどについて取り組み状況を伺いました。フォローについては医療機関の紹介やカウンセリング等を行なっているとのことでしたが、私からは、エイズに対する知識の希薄さ、性病への知識がないことは、その前提に、性の持つ社会的な意義付けなどが希薄であること、性行動の低年齢化の反映だと思います。そうした中では、教育委員会との連携が不可欠です。保健福祉局として性教育についての考え方や教育のあり方について、学校に対してどのような働きかけをしているのか。今後どのようなエイズ対策を進めるのか質しました。
現在では、毎年中学校1校を対象に、学校訪問でエイズについて、教育しているとのことでした。予算的なものもありますが、ぜひ、ひろげていただきたいものです。
最後に、「若者が集まるイベントや、成人式でのエイズ予防キャンペーンの実施でのPRを」と、求めました。
結核対策については、結核患者が全体として減っている状況にあります。2009年度の結核の新規患者数が206人となっていますが、全国的には年々減ってきています。罹患したことが分かれば、しばらく入院をさせて、完治させる。もぐらたたきのように結核患者を減らしていることが、患者数の減にも表れています。
この2点の問題については、この間、質問がなかったようなので、改めて考えさせる内容となりました。写真は、千葉市保健所です。感染症についてご相談のある方は、問い合わせてください。
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