その少年の写真はブログには載せられませんが、衝撃的な写真です。元米兵カメラマンのジョー・オダネル氏は、反核をアピールし、長崎で撮影した写真をアメリカの教会に持ってきて写真展開きます。そこに集まった人たちは、ジョー氏はホワイトハウスのカメラマンで歴代の大統領の貴重な写真があるのだと思っていたのが、展示されていたのは、廃墟となった町並みと、弟や妹を背負う少年少女たちの写真でした。
その中に、焼場を見つめる少年の写真がありました。ジョー氏は、自らが写した少年を追って広島・長崎・佐世保へと行きます。少年の存在は、突き止めることはできませんでした。
幼い子どもを抱いた若いアメリカ人女性は、「亡くなった弟をこんなにも愛している姿を見ると、祖父母の世代が何をしたのかを思い出させます」と涙ながらに話しました。その子も「何で泣いてるの?」…と。
戦争がもたらした被害や、人々の人生が写真一枚一枚に、克明に写し出されていました。
ジョー・オダネル氏は、長崎に原爆が落とされてから62年後の2007年8月9日に亡くなられました。
写真は、私が一昨年、広島に行った時の写真です。
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