そして、今回はもうひとつ、汚染米の問題です。昨日テレビをつけたら○○○○○宮殿という番組の中で、日本のコメ政策と農家について取り上げられていました。お米の等級は同じなのに、主食用と加工用では、値段が倍近くも違う。一生懸命育てた米が用途の違いによって、差がつけられているのは、今の農政の矛盾ではないでしょうか。9月のある新聞でも報道されていましたが、匝瑳市議会で、『ミニマムアクセス米による「事故米」の食用転用・不正流通の真相究明と再発防止対策強化を求める意見書」が全会一致で採択されています。この地域では農水省から「減反目標を達成しなければ、ペナルティーで補助金がカットされ、農家負担が増える」といわれ、おいしい国産米を家畜用の餌に転用し、減反目標達成したというものです。13,000円の銘柄米が3,000円の家畜の餌に…。匝瑳市議会で採択された意見書の中身は、「MA米の輸入中止、主食用への不正転用と横流しの内容調査と監視を強化し、ペナルティは求めないこと」です。食の安全と営農は、国の農業政策を変えて、守らないといけませんね。
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