今日午後1時から千葉市議会第4回定例会が開会しました。市長からの補正予算や条例案などについての提案説明があり、続いて、日本共産党千葉市議団を代表して吉田まさよし市議(稲毛区)が、発議第20号「千葉市国民健康保険条例の一部を改正する条例」の提案理由の説明を行いました。提案理由の説明は以下の通りです。
【提案理由】-----------
この条例の内容は、子育て世帯の国民健康保険料の減免を行うものです。国民健康保険の均等割保険料は、年齢や所得に関係なく、一律に定額が課せられます。そのことで、特に子育て世帯の保険料負担が大きくなっていることが、以前から関係者の間で問題になっています。
さらに、他の保険では子どもが何人いても保険料は同じです。こうした他の保険とのバランスを考えても、子育て世帯の国保料は軽減するべきとの考えのもと、独自に子育て世帯に着目して減免をする先進自治体が増えています。また、全国知事会でも国に対して、子どもに係る均等割保険料の軽減措置の導入を要望しています。
この間、国保の広域化で、平成30年度から国保に対する国の財政支援が拡充されたところです。この財政支援の一部として、子どもの数に着目した交付金が交付されるようになっています。この交付金を活用して、千葉市においても独自に子どもの均等割保険料の一部を減免する条例を提案するものです。
減免の内容は、18歳未満の子どもの均等割保険料の3割を減免するものです。市内での対象世帯は約17,000世帯、減免額は約1億2,000万円と推定され、一人当たり約7,000円の負担軽減となる見通しです。千葉市が世帯情報を把握することで、対象者からの申請は不要とし、利便性を図ります。このことで、多くの子育て世帯の支援ができるものと考えます。
今年から実施をしている仙台市では、子育て世帯に歓迎されています。千葉市においても、当面、子育て世帯の国保料減免の実現を図るため、先輩同僚議員のご賛同をお願いして提案理由の説明を終わります。
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この発議は、12月3日(月)午前10時から開催の保健消防委員会で審議されます。
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