日本共産党員で、プロレタリア文学作家の小林多喜二の「蟹工船」が映画化されることが、今日、あるスポーツ紙の記事に載っていました。山村聡監督の「蟹工船」(1953年)以来の映画化です。「蟹工船」は、今から約80年前の1929年に発表され、オホーツク海を舞台に、カニの漁・加工をおこなう船上で繰り広げられる労働者のたたかいが描かれています。「時代設定を明確に特定しない」と言います。まさに現代版の「蟹工船」となるようです。映画が好きな私も楽しみにしています。