「広告にお金をかければ売上が上がる!」
「集客さえできれば、もっと売上は伸びるはず!」
そう思って、
チラシを大量に撒いたり、ブログやSNSを一生懸命やったり、広告費を2倍にしてみたりと
やることはやっていても、イマイチ売上が伸びない経営者や個人事業主さんが陥るパターンがあります。
今回は、集客に力を入れる割にはイマイチ売上アップにつながらない
スモールビジネスの経営者の盲点と解決策についてお伝えします。
目次
集客はまだするな!
もう3月になりました。
三澤のところには、来期の事業計画を立てたいと
コンセプトから商品戦略、集客の導線などの相談が多くなってきました。
この1年をどう組み立てていくかの重要性を知っている意識の高い方と一緒にお仕事をするのはとても楽しいです。
さて。
先日、売上を上げるための
2つのビジネスモデルについて書きました。
まだの方はこちらからどうぞ。
http://syukyaku-coach.com/2pattern/
このビジネスモデルを手に入れ実践しているクライアントは、ちゃんと結果を出しています。
中には、個人で4000万円の売上を作っている人も。
行動したいのに、何から手をつけていいかわからないという方は、もともとエネルギーが有り余っている方なので、
正しい方向へ軌道修正するだけで、結果が出やすいというのが実感です。
さて、今回は売上がイマイチ伸びない、集客地獄にはまっている経営者や起業家に向けて。
このテーマから。
集客術より、見込み客心理が先でしょ!
クライアントさんにコンサルティングして感じることがあります。
今まで購入いただいた顧客の感情や感想は拾えているけど、
見込み客の心理が全く拾えていないということです。
ここを、三澤は徹底的に拾っていくのですが、ズレまくっていると感じています。
その理由は、ビジネスの目的や全体像が見えていないから。
自分の商品・サービスを売りたい!
という気持ちが先行してしまうと、見えてこないんです。
ターゲットをこの人に合わせたら売れるはず・・・
こういうトークをすれば、成約になりやすいから・・・
そういった、売り手の感情は、見込み客には透けて見えています。
見込み客の心理が理解できないようでは、
いったい何のためにビジネスをしているのやら。
あなたの提供したいものの自己満足のために、クライアントは存在しているのではない!
と、クライアントには叩き込んでいます。
クライアントは、あなたを褒め称えてくれる存在でもなければ、
お財布でもありませんから。
見込み客心理を理解するための3つの視点
では、見込み客の心理をどうやって理解すればいいか。
「見込み客じゃないから、わかんないよ」
と、放棄するのではなく、
徹底的に理解することがビジネスの成功へ繋がってきます。
その3つの視点とは、
◉見込み客は何を解決したいのか?
◉未来どうなりたいのか?
◉そのために見込み客の何が(どんな思い込みが)間違っているのか?
これを、きちんと言葉で表現できますか?
見込み客心理に寄り添える商品・サービスがあるから売れるものになります。
あなたの見込み客の心理、ちゃんとわかっていますか?
一度、時間を取って考えてみてくださいね。
見込み客が解決したいことを知る3つの方法
見込み客の心理が大事だと言われても、
そんなのわかっているよ!
と、言いたくなる気持ちはわかります。
どうやって探ればいいのかを具体的に教えてくれるコンサルはそういないもの。
コンサルタントは
クライアントの見込み客のニーズはあなたがわかっているんでしょ。
のスタンスの方も多数いらっしゃいます。
見込み客心理を知るには、大きく分けて3つの方法があります。
見込み客心理を知る方法1 既存客に聞いてみる
見込み客心理を知る方法2 自分がユーザーになりきってみる
見込み客心理を知る方法3 見込み客に近い友人に聞いてみる
最もあてにならない、やりがちなたった1つのこと
万人が全て見込み客とは限りません。
いろんな人の意見を聞くとは大事ですが、
いろんな人がいろんなことを言うので、どれを参考にしていいのか
かえってわからなくなります。
ご主人や奥様に聞いいてみたり。
友達や兄弟に聞いてみたり。
その方たちの属性が、見込み客に近い方なら参考になりますが、
多くの場合検討はずれになることが多いです。
たとえ、見込み客が目の前にいたとしても具体的に何を拾っていいのかわからない起業家も。
具体的にやることは、たったひとつ!
聴く!
相手が何に困っているのか?
どんなシチュエーションなのか?
どうなりたいと思っているのか?
自分の商品やサービスについてどう思うかたづねる前に、
相手の現状や本音を聞き出すことから始めます。
自分の商品やサービスを「売りたい!」と気持ちが先行してしまうとなかなか視点が持てませんよね。
普段から、聴く力を身につけておくことをお勧めします。