光の未来へ

自閉症の長男、光とサンフランシスコから。

いろいろありましたが、うちの長男

2015-11-25 17:51:48 | 日記
今月もあと少しですね。今まで長男のことでは山あり谷ありの子育てで、大人になったら落ち着くかと思えば、そうではなく、精神的には3歳ぐらいなのですが、行動範囲が広がり、自分でやってみよう。的なことが芽生え、それは成長なのですが
やってはいけないこともしてしまい(悪気は全くないのですが)
これが困ったもので。自閉症の部分は少しずつ良くなってきているのに、彼の内側に何かがいて、どんどんと壊していくというようになり、とても心配で不安でもう、これ以上はどんなに頑張ってもどうにもならず、残念ながら、グループホームに入れるしかないな。とやっと決心しました。
ところが、弟の陸は大反対。今いれても友達も作れない光は孤独と私たちに捨てられたという思いで、脱走するかもしれないし、トラウマになって
もし帰ってきたら、二度と戻らないはず。というのです。まーその気持ちもわかるのですが、24時間監視するのは私だけ。なんといわれても、今回こそはしょうがないんだよ。と話を進めました。
そんな、弟の想いが通じたのか、遠くのホームしか空きがなく、話は流れてしまいました。
その後も何度いっても直してくれない悪い問題行動があり、紙にかいて、やってはいけないこと、
いい子なこと、と2枚の紙に書いて壁に貼りました。自分でもどうしてやってしまうんだろうという自己嫌悪なのか、光はオイオイ泣くのです。こんな光を見たのは初めてで、自分でも辛いんだなーとわかりました。でもね、大変なのは毎日続きます
ドアには鍵、裏口も全て、この鍵を持ち歩く毎日

バックアッププランとして、光のクラスのアシスタントの男性がうちにベビーシッターにきてくれることになりました。この人が素晴らしく、Nintendoのゲームを光がしていると、すぐ近くに座り、友達のように話しかけてくれます。
プールにもつれていってくれます。さらに、うちの犬の散歩に光を連れて行ってくれて、私と一緒だったら、決してリーシュを持たないのに、ちゃんと二人で1匹ずつもち、歩いたそうです。
光もジョニーのことが大好きで信頼しているようです。家族以外の人で光と楽しく過ごすことができる、唯一の人。
辛いことがたくさんありましたが、あのことがなかったら、こんな出会いはなかったんだなーと光はかなりラッキーな星の元にいるんだと確信しました。
冬休みから次男の陸は学校を半年休みにして、光やスペシャルニードのひとたちの為のアプリ作りを本格的にやる様子。自分の友達を巻き込んで、光が友達と遊ぶ楽しさを体感させるプランもある様で、まーお手並み拝見です。
来年の5月で学校を卒業しますが、それまでに光がどれだけ進化するのか、楽しみです。


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