光の未来へ

自閉症の長男、光とサンフランシスコから。

ニュードライバー

2023-06-06 09:24:00 | 自閉症
昨日は、ここ最近で1番腹が立った事件が起こった。
新しい3ヶ月のプログラムがスタートした初日。この日から朝のお迎えは、今までと同じドライバーのLou。帰りは新しいドライバーですと連絡を受けていた。彼はスパニッシュしか話せず、英語は理解できないと一抹の不安を抱きながらいつも帰ってくる3時前にガレージを開け椅子に座って待っていた。私のiPadでひかるのGPSをチェックできる。その日は朝のドライバーにカトリーナとピートだけだから大丈夫だと思うよと言われていた。しかしGPSはカトリーナの家の辺りから動かない。やっと動き出したと思ったら全然違う方向に走っている。
これはまずいと思い、ワンステップに電話をしてトランスポーテーションの人に連絡をしてもらったが、ドライバーが電話に出ないと言う。私はとっても不安になっていてもたってもいられなくなり、とりあえず車を走らせた。ひかるのGPSはここから10分位のところにあるショッピングモール。その間もスタッフと電話でやりとりをしたが、どこにいるのかさっぱりわからない
やっとモールに着きもう一度場所を確認すると、私の家の前に光のGPS
ひかるは、ガレージを開けるコードを知らないので、慌てて引き返した。
もうその時点で4時を過ぎていた。ガレージの前で不安そうに立っているひかる。ドライブウェーの上に立つ1人の男性。彼はどう見てもGardenerにしか見えなかった。英語が通じないから何を言ってもしょうがないけど、私は憤慨した顔で彼の前に立つ。彼は片言の英語でthis is fast time, sorry. See you tomorrow.なにそれ全然ことの重大さに気づいていない。。
とりあえず、パニックでワーワー言っている光をなだめるのが先だ。1時間後やっとひかるは落ち着いた。mommy car.tomorrow.OK .と光が理解できる言葉でなだめた。やっと笑顔が戻った。
その後、One Step Beyondのスーパーバイザースタッフ、そしてゴールデンゲートリージョナルセンターにレポートを送った。かなり強い言葉で、そしてこの問題解決をしない限り、私が迎えに行きますと綴った。
そして今朝Louが迎えに来て一部始終聞いたよ。ピート、はかわいそうだったね。
僕が今日からまたドライブするから、心配しないでと言ってくれた。でも、彼はオーバータイムをもらえないから、このシフトになったと言っていたのに.
Lou said 
I’m not work for money. I want to be peace for Pete.
なんていい人なんだ。。泣きそうになった。私はこの感謝の気持ちをギフトカードで伝えたいと思った。こんな素晴らしい人がもっともっと増えて欲しいな。

さて、最後に私の新しい作品完成です