日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

パカエンブ旅行記 第4章 リベルダージと日本食

2009年01月09日 08時38分41秒 | 旅行
 今回のパカエンブ旅行はサンパウロ経由で行ったので、行きと帰りに1日ずつサンパウロに滞在した。そして、かつては日本人街、現在は東洋人街として知られる利ベルダージで食事やショッピングを楽しんだ。
 
 ポルトアレグレにも日本レストランは本当にたくさんできた。しかし、そこで出されるメニューは、お寿司と焼きそばがせいぜいである。しかも、ブラジル人が好むような味付けがされている。従って、日本食もどきなのである。一応、日本人の料理人が料理している日本レストランもあるにはあるが、そうおいしくはない。
 
 その点サンパウロのリベルダージはレベルが違う。日本企業の駐在員など日本人が多いことから、日本食もどきではお客が納得しない。日本人の料理人が作っていらっしゃるレストランも多いため、やはりメニューも豊富だし、おいしい。
 
 日本旅行に行ってから1年、今食べなければいつ食べるということで、日本食は少し高いが、お金に糸目をつけずに毎回日本食を食べることにした。日本食のバイキング形式のレストラン、ブラジル人経営の日本食もどきレストラン、そして日本人経営の居酒屋式レストラン。
 
 味噌ラーメン。しょうゆラーメン。とんかつ定食。餃子。。。。本当はもっといろいろなものを食べたかったが、2日で食べられる量なんてのはたかが知れている。体重の増加も気になるので、その程度にしないと後で後悔する。
 
 1年前の旅行時には服を買いすぎて、食料がスーツケースに入らず、ほとんど何も買出しできなかったが、今回はここぞとばかりにリベルダージの日本食料品店で買い込む。何せ、ポルトアレグレで買うとサンパウロの値段の2倍から3倍するため、恐ろしくて買えないのである。
 
 せんべいなどのお菓子。コアラのマーチ。味付け海苔。インスタントラーメン。おしんこ。カレーとシチューの素。飴。柿の種。かっぱえびせん。ふりかけ。
 
 全部で140へアイスくらい買ったら、もうスーパーの袋3つくらいになった。本当はもっと買いたいが、いくら買い込んでも1週間と持たないのは分かっているから、その辺にしておく。因みに、今日はポルトアレグレに帰ってから5日目だが、もうお菓子類はなくなった。
 
 食料品のほかに、ブラジル滞在11年間の夢であった炊飯器を購入することにした。今までもサンパウロで購入するチャンスはあったのだが、サンパウロで売られているのが日本の20年以上も前の製品なのに、値段が高かったので断念してきたのだ。
 
 しかし、今回は「清水の舞台から飛び降りる」覚悟で炊飯器を購入することに決定!!ZOJIRUSHIの輸入品もの、3合炊きの一番小さい炊飯器を370へアイスで購入した。IHのも横にあり、それは1000レアルを超えていた。また、国産のものは150へアイス程度。「この370へアイスのは日本製だから1,2年で壊れず、10年くらい使えるよ」という販売員の殺し文句に肩をポンッと押されての購入。
 
 機能はご飯を炊き、保温するだけ。僕が大学時代に持っていたものと同じ。いやー、実に15年ぶりの文明の利器との再会なわけだが、嬉しくて1日に2回も3回もご飯を炊いてしまった。すげー便利である。今までご飯は鍋で炊いていたが、これだといつもガスの火を見ていなければならない。水はガス台にこぼれて、汚くしていたが、この問題も解消。
 
 恐らく、この買い物はここ3,4年で一番賢い買い物だったかもしれない。お金はやはり使うためにあるんだなあと実感する。

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