いわき市シャンテハウス入りした時の、マスター山田さんとのショット。
いわきだけでは無く、ミュージシャンから、Jazzの父とも呼ばれる人。
このお店は、巨匠ベーシスト、エディーゴメスがNYから演奏しに来た!名店です。
ライブ当日は、台風が日本列島を襲い、警報や注意報が出ていました。
今日のLIVEはホームである、いわきシャンテハウスでのLIVEであるし、日本が誇るベーシスト納浩一と共演出来る特別わくわくの日です。
信じられないことに、納さんの曲、『夏雲』に、私が歌詞を付けることになり、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、歌詞を付けました。
その歌詞を乗せた『夏雲』を初披露する舞台でもあったのです。
この曲『夏雲』との出会いは、この夏1番のプレゼントです。
故郷のこと
故郷を去った寂しさ、懐かしさ
新しい地での出会い
永遠に続くあの空
私が死んでこの世からいなくなった後もこの夏雲が残りますように。
いや~、深いことを考えるチャンスを頂きました。
納さんがこの嵐の中、久しぶりの福島県いわき市到着!
リハも無事終わり、後は本場です。
山田さんと、納さんの再会は、さらっとしたものでしたが、お互いに、分かり合えるような空気でした。無理なく、でもわかりあってるような。
音楽は、空気が一瞬にして変わるのを体験しています。
この夜正にそれを経験しました。
いわきの人気のお店でいわきの味を堪能させて頂き、松崎さんありがとうございます。
シャンテに入ると、
懐かしい顔がいっぱい!
空気は出来上がっていました!
後はもう、シャンテの空気感で、LIVEができ、震災後のこの2年半をすべて伝えることが出来ました。
震災が起きなければ、私は東京には住むことはありませんでした。
いわきを離れることもありませんでした。
いろんな思いが駆け巡り、福島県から世界中に拡がった声が、この先もっと広がりますように!
と祈る気持ちで歌いました。
今、その場所には居ない友達の顔が沢山浮かびました。
途中ではなんと!パーカッション加藤ちゃぼが入って、セッション!
最高でした。
ちゃぼさんは、私の震災後の状況を客観的に見ていた存在、よくわかった上で音楽を一緒にやっているので、LIVEに来た皆さんに、私のここまで来た道のりを説明する場面も。
泣かせることしないで~ちゃぼさん。
私の新曲
『遠くへ』は、避難した道程を書いた曲です。
忘れないように書いた曲です。
いわきで歌える、機会がやっときました。
客席から、わかる!
その声が聞こえました。その瞬間表現できました。
『夏雲』は、いわきのみなさんに歌うことができて、幸せです。
納さんは、この曲で紅白を狙う!と言っています!!
みなさんに、レコーディングして早く届けたい!!
と欲望が!湧いています!
台風の中、沢山の方がいらしてくださり、感激しました。
ありがとうございました。