サンドブラスト・ガラスアート 製作日記

サンドブラストによるガラスアート製作の現場から、
ガラス工芸彫刻作家ゆかいが、お届けします。

ピンクぃワイングラス

2006-05-31 20:02:49 | 被せガラス


ゆかいは、やわらかい滑らかなものに憧れます。

それが、作るものにも影響しているようです。


くっきり、はっきりのものには、ほとんど目が行きません。
嫌いとかじゃないんですよ。
もちろん美しいものには惹かれます。
ただ、焦がれるほどではないということです。

話し方とかで、おっとりタイプといわれることはありますが、
長く付き合っているお友達や、身近な人には、
男前といわれます。一部では、おやぢ。。。

一応、女です。(^_^;;)



だからかもしれませんが、こゆとこでバランスとってるんでしょう。




ところで、ピンクを好まれる男性が増えてきました。
少なくとも、私の周りでは。

ピンクにもいろいろありますが、鮮やかなショッキングピンクでは
なくって、淡い桜色や↑こんな明るいピンク。

こういったピンクを好まれる心理ってどんなんでしょう。
色占いじゃないので、いろいろお話伺ったことなどから、
想像しかできませんが、幸福感に満ちている方に多いように思います。

ピンクは、気持ちも体も柔らかくほぐしてくれる色なので
そういうものを求めているときにも選ばれます。



いろんなデータはありますが、そんなものはおいといて、
ゆかいの独断(というか、求めてる???)
 素敵なピンクを着こなされてるかたって、穏やかでソフトで、
 生き生きとして、かなり惹かれます


↓アトリエのHPに、写真いっぱいあります

ばらの彫刻

2006-05-30 13:41:03 | 製作過程の写真
今月の目標:ブログつき10個記事あげる。。。
今月も、今日入れて2日です。

(^_^)、がんばりまーす♪





今回は、PCが使い物にならないので、
ダーリンにリカバリお願いしてる途中、ついでに(?)
写真撮ってもらいました。


ぼかしなので、かなり見にくいと思います。
思いっきりズーーームアップ、、、


してみましたが、パーツがちっちゃいので、4つぐらいのパーツが、
1つのまとまりに見えてしまいます。
狙っているとこは、少し明るくしている小さいところ。

もうちょっと、パーツ進めた写真が、これ↓

これ、ミラーなのですよん。
バラのパーツの中にノズルの先が映ってます。

私は、ぼかしをするときは、あんまりノズルの先が
小さいものは使いません。
絵を塗るときの感覚かな。。。
塗り重ねるって感じでやります。

こういうやり方は、効率悪いのかもしれませんが、
できばえも、あんまり変わらなく見えると思うのですが、
このやり方でやったほうがすきなのです。

次元もレベルもあまりに違いすぎるけど、
比べることもおこがましいけど(←じゃ、比べるなっ)
スフマート的なものなのかも。


で、ひとまず出来上がったものがこれ。↓
でも、これは、パーツのひとつになります。




さて、なんでしょう?
写真をよーく見ると、わかるかも。




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季節過ぎたよー

2006-05-30 00:44:06 | アートオブジェ


どんな季節外れやねんっ。

と、自分で突っ込んでおきます。




もういつ作ったかも忘れましたが、夜桜を見に行ったときに
つくったものです。
写真が、ボケボケですみません。。。
すぐに売れちゃったので、もうこの写真しかないんです。


裏のほうに彫刻したものと光と、なんだかいろんなものが
反射・反映されて、肝心の部分がいまいち見えませんが、
桜の花びらの影にある葉が、私にとっては一番のポイントでした。

今にも開こうとしている葉っぱって大好き♪


絵も、直接書き込んだので、原稿残ってなくって
また、来年桜を見に行きたいです。(今年、いけなかったの。。。)





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タイルで、メルヘン

2006-05-27 20:18:55 | インテリア、エクステリア
更新続いてます(*^^*)
秘密は、過去写真の整理です。
ちょっと必要なものがあって、いろいろ探してたら、
ちょろりんとかこの作品写真が出てきたんです。

今とは表現方法もぜんぜん違うんだけど、なんか妙に
参考になったり。


今日のは、以前暇に任せて作ったタイルです。
まだ手元にあります。きっとお店のどこかに隠れてます^^;


↑こういうメルヘンチックな絵が描けたらいいんだけど、
ゆかいが描くと、ちっともメルヘンになりません。


ところで、このタイル、彫りにくいです。
焼成の仕方なんでしょうか???

全体的にあわ~い感じにしたかったのだけど、
全体をブラストしてるとまだら状態になってしまって、
なんだかイメージが。

仕方ないので、途中で方向転換して↑な感じになりました。
アヒルがかぁあいい♪






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京藍友禅作家さんとのコラボPart5

2006-05-26 17:20:38 | アート・工芸
去年の藍友禅作家さんとのコラボ作品の写真、やっととれました。

大皿とワイングラスは、肝心の部分に光が入りすぎます。
どうやってもここの設備ではきれいに撮れないので、あきらめました。


小皿1枚だけ、何とかブラスト部分がはっきり見えるので掲載します。


この写真、上下逆ではありません。
セルリアってお花で、頭が重いので、いつもうつむいた感じになるんです。
これから、原産国の南アフリカでは「花嫁の花」といわれ、
ブラッシング・ブライド(頬を染めた花嫁)とも呼ばれているそうです

はぁ~、遠い昔だなぁ。。。


話がそれました。
えっと、ということで、お皿の上に、お花をあしらったような感じに
してみたのです。
ゆかいは、花よりも葉のほうが好きだったりします。

花でも、茎と額のあたりに生命力を感じるので、そのあたりを
加工するのがすきなのです。

む、なんか話が終わらないぃ。。。




でも無理やり終わります。

これで、コラボ作品の掲載終わりますー


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被せ高杯(紫)

2006-05-25 22:08:25 | 被せガラス
こんなに更新してると、嵐になりそうです(爆)
今日やっとメルマガ配信できて、受難から開放されました。

おおげさ。。。


メルマガ読者じゃなくてもビッグプレゼント(限定です)があるので、
良かったら見てください。
最高級の音楽のプレゼントでっす。




今回も過去シリーズ、被(き)せです。
紫の高杯にいろいろ10個ぐらい彫りました。
写真は表だけなんだけど、裏にもちろりんと彫ってます。


このころは、時間あったのでいっぱい作ってたなー(遠い目)
この高杯は、大人気の色だったようで、見本においてたら注文が続々。
でも、同じ素材が手に入らなくなったので、ほかの紫になりましたが、
この紫がいいという人がすんごい多かったです。

ちょっとした色の違いなんだけど、、、ね。



私のもうひとつのお仕事はカラー関連の仕事。
カラーのコンサルとかカラーデザインやってます。
専門は色彩心理なんだけど。

「色には救いがある」 by パブロ・ピカソ

あの巨匠の言葉です。


さまざまな色で、自身の感情を表現、、、いえ表出かな、されてた
ピカソさんならではの言葉ですが、まさしくそのとおりだと思います。
それぞれの色にその人の感情が共鳴しあって、心響かせる。

ということで、微妙な色の違いは、実はとっても大切なのです。
(色占いとは違いますよん)







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ヌード、、、って。。。

2006-05-23 21:09:34 | 試作中
 

某SNS日記で掲載したものです。

ヌードをほってほしいというオーダー。
ちゃんと伺うと裸婦像みたい。
特に足のラインがきれいなもの、、、ってことでした。


ってことで、簡単なサンプルを作ってみました。


ほんとは、ちゃんとデッサンすればよかったんだけど、
あわててたもんで、直接シールに描き込みました。

顔は、輪郭だけ適当に彫ったので、異様に怖いため
モザイクかけました(笑)




フラッシュなしとありでは、全然違って見えるので、
両方アップしてみました。





某所でも書きましたが、せっかく体のラインを加工するので
自分の願望をふんだんに入れてみました。



細い二の腕、くびれたウエスト、たてべそ、そそる足のライン、
豊満な胸、すっきりしたおなか、、、



で、思い入れが強すぎたのか、胸を彫り過ぎました。
巨乳です。(-v-;)



写真では、そんな風に見えないけど、実際手にすると、
上半身の半分が胸です。



究極のボディに近づくには、もう少し時間がかかりそうです。




先ずは、デッサンがしっかりしないとねー






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被せ瑠璃ガラスのユリだよん

2006-05-20 22:14:31 | 被せガラス
あじゃ~

またまた更新あいてしまいました。
最近、更新しないんですか?の声でやっと更新という
情けなーい状況です。

更新していない間も、たくさんの方が訪問してくださってるみたいで
ありがとうございます。(TvT)


ヤッパリ作品作りはできてましぇん(T_T)


ありがたいことに、カラーのお仕事が入ったり、
忙しくすごしておりました。

またもや、かなーり以前の写真です。
写真の背景とかきにしてなかったときの写真です。

あんまりにも暗い写真だったので、明るさ調整しました。




この瑠璃のユリ(シャレじゃないよ)は、被せの初オーダー品でっす。
オープン当初、被せの彫り方を教えてもらった同じ瑠璃の花器を
飾っていたら、なんと奇特な方で、それを売ってほしいと。

トイレにきれいなガラスの色のものをおきたくてということでした。
あはははははは
加工が気に入ったわけではありませんでした。。。
まぁ色が気に入ったということなので、初作品のこととか伝えて売りました。




ところが、後日、それ(彫刻部分)がすごく気に入ったからと、
今度は、大好きなユリでもう少し背の低い花器で彫ってほしいと
オーダーいただきました。わーい!

その当時は、素材さえもどうやって手に入れてよいのやら。
いろいろ紹介していただいて手に入れた素材です。
結局いろいろお話している中で、かなり小さめのものがいいということで、
5オンスの天開グラスになりました。


このグラスは、割と彫りやすかったです。




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