花菱にて

歌：長渕剛

作詞：長渕 剛

作曲：長渕 剛

酒の席での　たわ事と
許してやれよと　言われても
あいつのかみつく　泣き声は
どこかすべてが　負けていた

夢を喰って　生きてゆけた
時代も確かに　刻んではみたという
こんなはずじゃ　なかったのにと
絵面はいつしか　割れていたという

窓をあければ　小さな川が流れてた
夜風はしらじらと　頬に冷たく
そして　生きてく勇気が欲しくて
それでも死ねない　自分がなお悲しいんだ

すがられる程の　柄でもなく
戸惑う程の　馬鹿でもない
風が吹くよな　ちんけな俺でも
魂　だけは　ゆずれない

希望はいつも　ずっと遠くで微笑む
届かぬ女の　悪戯に似ている
咽が裂ける程　誰かの名を
叫び続けた事も　あったのに

窓をあければ　小さな川が流れてた
夜風はしらじらと　頬に冷たく
そして　生きてく勇気が欲しくて
それでも死ねない　自分がなお悲しいんだ

それでも死ねない　自分がなお悲しいんだ