夕焼け

よくある話です。

風の時代

2022年02月21日 | 音楽


作詞:吉田拓郎    作曲:吉田拓郎
君を初めて見たのは
コンサートの帰りの夜
学生だったあの頃 しらけた時代
自分の道も決まらず
愛する事もむなしく
時の流れにまかせて 夏が終った

声をかける決断は 今想えば何の事
大した勇気じゃないのに
胸が張り裂けそう

時代の中で僕は 何もかもにさめきって
優しさと頼りなさが 分からずじまい
流行の唄は切なく だけど心にひびかず
このまま生きているのが テレ臭いだけ

人を愛する喜び それが唯一の生きがい
君を知ったその日から 何かが変った

大人達との間に 断絶の芽が生まれて
あれ程熱く誓った 友も去り行く
誰のせいでもないのに
裏切られた気持ちのまま
はけ口のないむなしさ 寝返りをうつ

君に逢えて良かったよ
あの日は忘れられない
無気力だったこの僕 力も湧いたよ

小さな事件だったね コンサート帰りの夜
人はこんなきっかけで 変わるもんだネ
あの頃の流行唄は 心もよう 神田川
若さだけは大事だね そんな風景