夕焼け

よくある話です。

誕生日

2021年06月05日 | 音楽



歌 吉田拓郎
作詞 吉田拓郎
作曲 吉田拓郎
何回目かの記念日が
今年も明日またやってくる

もう一つ年を重ねるわけだね
祝ってなんかくれるなよ

20才の頃なら
そいつもいいだろう
仲間を集めて飲んで踊って

世の中を変えてやるんだと
力一杯右手をさし上げる

あの頃の写真が
一枚出て来たよ

ジーンズはパンタロンで
ミディのコート

あんまり綺麗にゃ見えないが
かっこ悪いなんて
思っていやしない

人生は一本の道だった筈
僕はその道にも迷ったらしい

今どのあたりを
歩いているのか
さっぱりわからなくなっている

札つきの悪党じゃなかったし
それなりにやさしく生きて来た

恨む程悪い世の中でもなく
結局は自分の愚かさのせい

何かが起こるたびごとに
少しは落ち込んで
いたんだろう

そんな毎日が今につながって
テレ臭くて
強がっているだけさ

道行く人よあなたの
行く先々に幸あれ
僕は今日を最後に雲がくれ

いつの日からか今日までの
想い出みんな捨て去って

笑って暮らしていたいと
思います

難しい顔で悩むのも
楽しい事があると思うから

愛されたいと願うのは
愛したい気持ちが足りぬから

駅の階段をかけ降りる
通勤ラッシュは今日も又

一つの方向へ押し進む
僕は流れに逆っていた

ひけ目も感じているけれど
違った奴が一人居てもいい

あいつもこいつも
どいつも同じなら
人間やってる気がしない


誘惑されてさせられて
振り回わされているけど
僕は時間を楽しんでいた

くよくよしても何かが
始ってくれるわけじゃない

後悔が無けりゃ
don't think twice,
it's alright

若いからとか
大人だからだとか
理由になるけど今さら面倒で

今の自分を
やさしくみつめたい
20才の頃もきっとそうだった

あいつは変った
時代も変ったと
話している奴 臆病なんだよと

自分の心を確かにしておこう
20才の頃もきっとそうだった