金沢から三浦市に引っ越した。そして、混声合唱団を探して、天使の歌声に出会えた。
でも、今回は、金沢で出会った歌を記しておこう。
金沢の合唱団で歌ったのが、
大木惇夫の作詞、佐藤眞の作曲、「土の歌」
ー日本のうたごえ祭典 in いしかわ・北陸ー
で所属した合唱団そして参加した地域の合唱団の人々と歌ったのが、
山ノ木竹志の日本語詞、「アメイジンググレイス」
その頃、ネットで見つけたのが
谷川俊太郎の作詞、武満徹の作曲、「死んだ男の残したものは」
この曲は、「ベトナム戦争」のさなかの1965年、「ベトナムの平和を願う市民の集会」のためにつくられ、友竹正則によって歌われたそうだ。
その歌詞の3番には、
死んだ子供の残したものは
ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった
そして、5番には、
死んだかれらの残したものは
生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない
作詞家は詩にのせて、作曲家は曲にのせて、歌を届ける。想いを込めて。私は歌う、そして書いておきたい。
生かされている今、考えていることを、名前のあるひとりの命の歴史を。