昨日、ある音楽団体の練習に参加したのですが……
その団体とは、ひたちなか市民吹奏楽団さんです
私は、高校1年の頃~大学1年の春まで、この団体の前身「勝田市民吹奏楽団」に所属しておりまして、色々と本当にお世話になりました
※ひたちなか市は、勝田市と那珂湊市が合併して出来た市です。
吹奏楽とオーケストラの違いというのは、色々あるのですけれど
吹奏楽で交響曲を演奏する場合、基本的にクラリネットとフルートでヴァイオリンのフレーズを演奏することが多くて、その分人数が多く、譜面も真っ黒です
オーケストラのフルートやクラリネットは完全にソリストなので…オケ入団当初は、ものすごく緊張したのを覚えています。ちなみに、私共のオケで演奏する曲のフルートの譜面は、…結構、真っ黒です(笑)
この日は、今年の12月に行われる定期演奏会の曲目の練習でした
各々楽器を取り出して、音だしとウォーミングアップを長い時間をかけて行い、曲の合奏の前に、ユニゾンでロングトーン(安定した音を作るための基礎。音を長く伸ばすこと)をメトロノームに合わせて音階の上り下り1往復と、8分音符の練習曲1ページ(一段ごとに転調あり)をどこまで間違えずに吹くことが出来るかな?というゲーム的な要素を取り入れた練習が面白かったです私が在籍していた約10年前と違った工夫もあり、楽しんで練習できる雰囲気がとても良かったです 私も年齢を忘れて(?)、15年前にタイムスリップした気分で吹いてました(実際には、結構大変だったのですけれど。笑) 色々参考になりました
さて。この日に練習したのは、「リバーダンス」と「ユー・レイズ・ミー・アップ」
「ユー・レイズ・ミー・アップ」は、フィギュアスケートの荒川静香さんがエキシビションで使用したり、CelticWomanが取り上げたりと、皆さんにもお馴染みの曲だと思います
やはりYou raise me up~のフレーズが泣かせますね
歳のせいにはしたくないですが、最近、音楽で泣くことが多いです
演奏中に泣くのは…どうやら、定期演奏会だけではないということが発覚しました (あんまり大きな声でいえませんが)実は、この日の練習でも危なかったんですよ
も~~涙腺が緩みすぎだわ…
それから、この日のメインはアイリッシュダンスでお馴染みの「リバーダンス」
RIVERDANCE
http://www.riverdance.com/
RIVERDANCE 映像
その1
その2
その3
(はぁ~、滅茶苦茶Coolです)
2004年に、「リバーダンス」が誕生するきっかけとなったアイリッシュダンスカンパニー「TRINITY」を渋谷のBunkamuraに観に行ったのですけれど、本当に素晴らしかったです鳥肌が立ちました
上記の映像を見ていただくと分かるのですが、ケルト音楽特有のリズムとグルーヴ感が体の隅々に染み渡るようで、ショウが終わる頃には足でリズムを刻みたくなるような気分になります
私は、個人的にアイルランドやケルトの文化に関心があるので、この曲は本当にツボでした アイルランド民謡を聴いていると、どこと無く不思議な懐かしさを感じます
アイリッシュダンスは、今でこそ「リバーダンス」のようなエンターテインメント性の高いショウになっていますが、このダンスの背景には悲しい差別の歴史があるのです
アイルランドはイギリスの支配下にあった時代(12世紀以降。約400年に渡る)は、民族楽器の演奏や舞踏などの彼らの民族的な文化活動を一切禁じられていました しかし彼らは、それに屈することなく、家でひそかに歌を歌い、足でリズムを刻んで文化を継承していきました
アイリッシュダンスの上半身を動かさないというスタイルには、政治的な背景があったそうです。「武器を不所持であることを証明しなさい」と両手を挙げさせるイギリス側の要求に対し、両手を敢えて両脇にピッタリとあてて反抗していた、というエピソードがあります。その頃の思いが伝わってくるような音楽に、アイルランドの情熱を感じます
吹奏楽版のmidiを見つけましたので、聴いてみてくださいね
前半はゆったりと、中盤のパーカッションのアンサンブルあたりからカッコ良い流れになっています
哀愁を感じさせるフレーズは、アイルランドが背負ってきた長い歴史と残照をあらわしているといわれています。
それにしても。久々の市民吹奏楽団。数人の懐かしいメンバーと再会してきました
「yucaちゃん、いくつになったの?」と聞かれまして…月日の長さを実感するのでした
突然の訪問でありながら、温かく迎えてくださった、ひたちなか市民吹奏楽団の皆様。本当に、有難うございました
と、ここでお知らせがあります。
実は、急遽、エキストラとして私が本番に乗ることが決まりました(笑)
古巣でのステージ。楽しんできます
12月21日(日)、14:00~、ひたちなか市文化会館です。
是非、足をお運びくださいね
comment from yuca(flute)
p.s.
タップと言えば、これを忘れてはいけません
北野武監督「座頭市」
素晴らしいです。
その団体とは、ひたちなか市民吹奏楽団さんです
私は、高校1年の頃~大学1年の春まで、この団体の前身「勝田市民吹奏楽団」に所属しておりまして、色々と本当にお世話になりました
※ひたちなか市は、勝田市と那珂湊市が合併して出来た市です。
吹奏楽とオーケストラの違いというのは、色々あるのですけれど
吹奏楽で交響曲を演奏する場合、基本的にクラリネットとフルートでヴァイオリンのフレーズを演奏することが多くて、その分人数が多く、譜面も真っ黒です
オーケストラのフルートやクラリネットは完全にソリストなので…オケ入団当初は、ものすごく緊張したのを覚えています。ちなみに、私共のオケで演奏する曲のフルートの譜面は、…結構、真っ黒です(笑)
この日は、今年の12月に行われる定期演奏会の曲目の練習でした
各々楽器を取り出して、音だしとウォーミングアップを長い時間をかけて行い、曲の合奏の前に、ユニゾンでロングトーン(安定した音を作るための基礎。音を長く伸ばすこと)をメトロノームに合わせて音階の上り下り1往復と、8分音符の練習曲1ページ(一段ごとに転調あり)をどこまで間違えずに吹くことが出来るかな?というゲーム的な要素を取り入れた練習が面白かったです私が在籍していた約10年前と違った工夫もあり、楽しんで練習できる雰囲気がとても良かったです 私も年齢を忘れて(?)、15年前にタイムスリップした気分で吹いてました(実際には、結構大変だったのですけれど。笑) 色々参考になりました
さて。この日に練習したのは、「リバーダンス」と「ユー・レイズ・ミー・アップ」
「ユー・レイズ・ミー・アップ」は、フィギュアスケートの荒川静香さんがエキシビションで使用したり、CelticWomanが取り上げたりと、皆さんにもお馴染みの曲だと思います
やはりYou raise me up~のフレーズが泣かせますね
歳のせいにはしたくないですが、最近、音楽で泣くことが多いです
演奏中に泣くのは…どうやら、定期演奏会だけではないということが発覚しました (あんまり大きな声でいえませんが)実は、この日の練習でも危なかったんですよ
も~~涙腺が緩みすぎだわ…
それから、この日のメインはアイリッシュダンスでお馴染みの「リバーダンス」
RIVERDANCE
http://www.riverdance.com/
RIVERDANCE 映像
その1
その2
その3
(はぁ~、滅茶苦茶Coolです)
2004年に、「リバーダンス」が誕生するきっかけとなったアイリッシュダンスカンパニー「TRINITY」を渋谷のBunkamuraに観に行ったのですけれど、本当に素晴らしかったです鳥肌が立ちました
上記の映像を見ていただくと分かるのですが、ケルト音楽特有のリズムとグルーヴ感が体の隅々に染み渡るようで、ショウが終わる頃には足でリズムを刻みたくなるような気分になります
私は、個人的にアイルランドやケルトの文化に関心があるので、この曲は本当にツボでした アイルランド民謡を聴いていると、どこと無く不思議な懐かしさを感じます
アイリッシュダンスは、今でこそ「リバーダンス」のようなエンターテインメント性の高いショウになっていますが、このダンスの背景には悲しい差別の歴史があるのです
アイルランドはイギリスの支配下にあった時代(12世紀以降。約400年に渡る)は、民族楽器の演奏や舞踏などの彼らの民族的な文化活動を一切禁じられていました しかし彼らは、それに屈することなく、家でひそかに歌を歌い、足でリズムを刻んで文化を継承していきました
アイリッシュダンスの上半身を動かさないというスタイルには、政治的な背景があったそうです。「武器を不所持であることを証明しなさい」と両手を挙げさせるイギリス側の要求に対し、両手を敢えて両脇にピッタリとあてて反抗していた、というエピソードがあります。その頃の思いが伝わってくるような音楽に、アイルランドの情熱を感じます
吹奏楽版のmidiを見つけましたので、聴いてみてくださいね
前半はゆったりと、中盤のパーカッションのアンサンブルあたりからカッコ良い流れになっています
哀愁を感じさせるフレーズは、アイルランドが背負ってきた長い歴史と残照をあらわしているといわれています。
それにしても。久々の市民吹奏楽団。数人の懐かしいメンバーと再会してきました
「yucaちゃん、いくつになったの?」と聞かれまして…月日の長さを実感するのでした
突然の訪問でありながら、温かく迎えてくださった、ひたちなか市民吹奏楽団の皆様。本当に、有難うございました
と、ここでお知らせがあります。
実は、急遽、エキストラとして私が本番に乗ることが決まりました(笑)
古巣でのステージ。楽しんできます
12月21日(日)、14:00~、ひたちなか市文化会館です。
是非、足をお運びくださいね
comment from yuca(flute)
p.s.
タップと言えば、これを忘れてはいけません
北野武監督「座頭市」
素晴らしいです。