yellowgreenparker

日記です。個人的です。それ以上でもそれ以下でもありません。

短気、シネプレックスへゆく!~単騎、千里をゆく~

2006-03-07 14:51:35 | Weblog
数日前の話です。
ネット上でちらっと見かけた映画の話が気になってました。
映画の題名は「単騎、千里を行く」です。
高倉健とチャン・イーモウ監督がタッグを組んで撮影に望んだ意欲作として、
あちらこちらでフィーチャリングされてました。
初公開日はぜんぜん前でしたが、PCメールに残ってたメールマガジンに話題にされてて
「行きたいなぁ」
と思っていました。
がしかし、気になったりだしたのは、最寄の映画館で上映される最終日前日という土壇場でした。
どうしよう。
なーんて、迷ったふりをして、実は行く気満点でした。

ぎりぎりアウトな感じで、すでに上映は始まっていながらも、滑り込みで映画見てきました。

中国語が分からないまま、勢いと信念のみで現地に赴き、四苦八苦しながら周囲の人とと徐々に
「繋がっていく」
その雰囲気は、しみるものがありました。
高倉健の「無口」「不器用」「誠実」のイメージをそっくりそのまま生かしたストーリーも極上の味わいでした。
派手さはないけれど、じんわりひろがる暖かみのある108分でした。

高倉ワールドに浸った帰り道、霙の不意打ちをくらい、ぬれまくりました。
健さんになりきって、不器用に、傘もささず帰ってきてやりました。

映画館、もうちょっと近くにあるといいんだけれどなぁ。

「別れ」と「出会い」の季節です

2006-03-07 13:34:42 | Weblog

久しぶりに、前後不覚になるまで飲みました。
楽しく酔っ払いました。
サークルの送別会の「送られる側」は、酔っ払うには最適です。
楽しくも、別れを惜しんでちょっぴり寂しい、そんな飲み会でした。

お昼に芝生の上で、みんなが作ってきてくれた弁当を広げて、わいわいつつきあったり
濡れた地面に足元すくわれながら、男だらけでサッカーしてみたり
童心に返って鬼ごっこしたり
銭湯で背中を流し合ったり
選りすぐりのプレゼントもらったり
メッセージ入りの巨大ケーキを振舞ってもらったり
至れり尽くせりでした。

中でも「これは参った」と思ったのが、30分ものスライドショーでした。
サークルでの写真が次から次へと映し出されていきました。
卒業生にとっての、ほぼ「土曜午後の全て」でした。
そりゃしんみりしますって。
不覚にも涙がちょちょぎれますって。
そりゃハンカチなんか持ってきてませんよ、涙の予定ではなかったんですから。
手近な紙ナプキンで、ブーブー鼻かみながら見てました。

これだけの誠意を持って、愛情を持って送りてもらえたことを本当にうれしく思います。
ありがとう。
送別会にこめたこの愛情を、これ以上のやさしさを、新しくサークルに入るメンバーにも注いでくださいね。

送別会の正式名称は「追い出しコンパ」です。
送り出し別れる会ではありません。
勢いよく追い出して、次の新しいメンバーを迎え入れる景気づけの飲み会です。
新しい顔ぶれになった、次なるグループに顔出しにいくのを楽しみにしてます。

これからもよろしくです。

追われる生活、追いかける生活

2006-03-05 11:17:06 | Weblog
 夜中に日記を書いてみたり、
 提出日前夜に大慌てでレポート書いてみたり、
 誕生日が過ぎてからプレゼント選びであせってみたり、
 返信のタイミングを逃したメールの返事を、気まずい思いで考えたり、
 卒業を目前にして、ようやっと進路を定めてみたり、
 そんな
 「追われる生活」はヤメにしよう
 そうすることにします。

 「追われる」のって、なんだか受け身な生活じゃあないでしょうか。
 締め切りに追われているより、
 締め切りを追い回して、あれやこれや工夫を凝らしてぎりぎりまで完成度を高める方が、
 かっこいいんじゃあないでしょうかねぇ。

 日々を主体的に生きよう。
 だから、夜中寝る前につけてるブログを、昼間につけてみましたとさ。
 
 生かされる毎日から、生きる毎日へ。
 追われる生活から、追う生活へ。

レインボウレインボウ

2006-03-05 04:36:09 | Weblog
お台場で缶けりしました。
総勢4名のワルと共に、レインボウブリッヂを封鎖してきました。
夜景を5人で5人占めしてきました。
湾岸署の皆々様には負けません。

右手に東京タワー、左手に自由の女神を従え、
ワーワーキャーキャー缶をけりあいました。
周りにチラホラしてたカップルは混ざりたくてしょうがなかったに違いありません。
ええ、間違いありませんとも。

レインボウブリッヂを眼下に従え、
レインボウブレンドのコーヒーを飲み、
虹色の缶片手に黄昏れ、
七色の空き缶けっとばして缶けりをしました。

日本で最も贅沢な、セレブの缶けりです。

バカを本気でリアルに変える実行力って素敵だなと思いました。
何事も本気でやりきると、めちゃめちゃ楽しいもんです。

早くも目標達成失敗か!?

2006-03-05 04:04:42 | Weblog
 あれあれ~?
3月4日の記事が見当たらないよ!!
宣言してから1日で約束破っちゃいけないよ!!
「自分との約束」を大切にしない奴は、いけんですたい!!

気を取り直して、今日から3日続けることを宣言します★
おめでとうありまくん。君の与り知らぬところで、ハーゲン贈呈が決定しました(涙)


restart

2006-03-03 02:11:12 | Weblog
 またしてもやっちまいました。
半年近くの「ブログ的ひきこもり」で、ページを腐らせていました。
継続がとことん苦手で、自分にがっかりです。
おい!
もうちょっと粘ったらどうなんだよう。
普段の会話はねちっこいくせに、こういうときは3日坊主なんだから。

ということで、「3のつく日キャンペーン」でブログを更新していくことに決めました。
決めました!!
自分との固い約束です。
やぶったらA馬くんにハーゲン食わせちゃいます。
それくらい本気です。

まずは3日続けて更新します。
一回だけじゃ不安だから、もっかい3日更新します。
それができたら3週間に伸ばします。
恐ろしや~。

さぁさぁいつまで続くんのか、とくとごらんあれ☆

TIGER BALM

2005-08-05 01:11:22 | Weblog
昨日虫に刺されて痒くなり、薬箱をひっくり返していたらこいつが出てきました。日本語だと「タイガーバーム」。中国語だと「虎標萬金油」。ここを読んでいるそこのあなた!「タイガーバーム」って何だか知っていますか?え?塗ると阪神が優勝する魔法の薬だって?いやいや、虎から絞った滋養強壮剤だって?うーん、惜しい!実は………かゆみ止めの塗り薬です!!八角形で青緑の小瓶に金色の蓋がついた、クセのある佇まいがなんともいえない味を出しているんです。虫刺されには「ウナ」なんかいりません。「きんかん」なんてもっての他です。自分にとって、蚊にくわれる→「タイガーバーム」を塗る、それ以外の図式は考えられません。

あなたは何か特定のモノを見て、あの日あの時の思い出がよみがえる、という体験をしたことはありませんか?自分は「タイガーバーム」を見ると、小学校の夏休みを思い出します。夏休みの間だけ遊びに行った祖父母の家や玄関先に並んだスリッパ、池の鯉、鯉のエサ、夜中にボンボン鳴る置時計、天井までいろんなものが積み上げられた物置、百科事典、二層式洗濯機、蚊取り線香、足踏みミシン、安楽椅子、花火のにおい、蝉の抜け殻、そういったものが、「タイガーバーム」から零れ落ちるように次から次へと思い出されます。
「タイガーバーム」は蚊にくわれたときに、ばあちゃんに塗ってもらっていました。「[かにに]くわれたーー!」と叫んで走り寄る僕に、ばあちゃんはタイガーバームを塗りながら必ずこう脅していました。「つんつん匂いがくさくて、夜寝れなくなるよ」って。

「思い出は写真の中に存在しない。モノの中に存在する」というのが僕の持論です。確かに写真はクリアにその日その時を形に残します。でも、僕には写真に写っている思い出というのは、平べったくて現実味のない「バーチャル思い出」としてしか見れません。特に小さい頃の写真なんか、「ほんとにこんなことあったっけ?」という場面ばかりです。きっとその時写真を自分で撮影していなかったから現実味がないのかなと思います。
それに対してモノは、それを使ったときの感触が生々しく記憶されているから思い出が溢れてくるんじゃないのかなと思います。タイガーバームのツンとくる臭みと「小学校の頃の夏休み」感は、今も昔も変わることなく八角形のビンの中に納まっていました。


ちなみに「タイガーバーム」はこんな感じです。参考まで。
http://www.ryukakusan.co.jp/seihin/kinniku/kinniku.html

STAR WARS観てきましたぜ!

2005-07-12 00:13:57 | Weblog
噂のダースベーダー卿誕生をこの目でしかと見守ってきました。自分はあんまりアクションやらスペクタクルの映画が好きではありませんが、かなり楽しめました。流行の作品は、やはり訳あって流行っているのですね。

これから先は、映画を観てひと考察していきます。ストーリーには直接関係していない部分を書くのでネタバレにはならないと思いますが、「1ミリも知りたくないわ!ゴルア」という方は飛ばして下さい。


今回のSTAR WARSで一番興味を惹かれたのは、主人公「アナキン・スカイウォーカー」の苦悩です。監督ジョージ・ルーカス曰く、ジェダイの騎士はネガティブな迷いを持ってはいけないそうな。それでアナキンは1苦悩します。なぜなら、奥さんのことやら自分の今後についていつも心配ばかりしているからです。しかもまじめなアナキンは、自分の無力さに敏感に反応し、事あるごとに自分の力のなさを責め、力を欲するようになります。おまけに、生真面目に1つのことに全力で取り組むあまり視野が狭くなり(=感情に流され)、俯瞰することを(=クールな頭で考えることを)忘れがちです。おまけに根がネガティブです。そうこうするうちに、考え方もだんだん短絡的になってきてしまいます。危うし、アナキン・スカイウォーカー!
 アナキンの悩み方が一番引っかかったのは、おそらく自分もたくさん悩んでいるからだと思います。進路のことを含め、いつもネガティブに考えすぎはしないだろうか?短絡的に唯一無二の解決策や就職先を求めてはいないだろうか?感情にいつも流されっぱなしで、思いつきで行動ばかりし、大局観を置き去りにしていないだろうか?残念ながら、自分は現時点で、上記の全ての「?マーク」を否定しきることはできません。。

 上手に悩むにはどうすればいいのか?それは、「狭い視野にとらわれすぎず、必死に何かに突き進んでいるときこそ俯瞰すること」だと考えています。唯一無二の解決策という安易な道に猪突猛進せぬよう、気を引き締めてかからねばと思いました。

 余談ですが、今日の映画は上映ギリギリに行ったため、前から3列目で見る羽目になりました。首痛と目の疲れをお土産に頂いて帰りました◎ジョージ・ルーカスめ!と逆切れしてみたり。

ミュージカルバトン??

2005-07-04 00:38:44 | Weblog
ミュージカルバトンとやらを、ありくんからもらいました。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/Musical%20Baton

んで、こんな感じになりました。

・Total volume of music files on my computer(今パソコンに入ってる音楽ファイルの容量)

→GLAYが6枚ほど。聴かないけど。


・Song playing right now(今聴いている曲)

→I MEAN YOU / THELONIOUS MONK QUINTET


・The last CD I bought(最後に買ったCD)

→don’t believe the truth / oasis


・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me(よく聴く曲、または自分にとって特に思い入れのある5曲)

→Time goes by / Every Little Thing(失恋哀歌)

→PAPERBACK WRITER / the Beatles(洋楽之開眼曲)

→TOWER / STRAIGHTENER(今日的応援歌)

→Lying The Sun / stereophonics(夏季海辺楽曲)

→FAILURE / The La’s(狂吠曲)


・Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名)

→ストップします。友達少ないんで。ねずみ講だし。でも、なかなか楽しめました◎

The La's

2005-06-28 22:02:01 | Weblog
今年中に書き上げる卒業論文で、「音楽」について研究しています。音楽の中で「聴く」という一部分に焦点を当てますが、それでもまだあいまいで多義的で変化自在でひろーい現象なんだなって感じます。たかが音楽聴くだけなのに。なんで音楽を聴くのか?どうしてそのバンドを好きになったのか?「音楽が好き」と「本が好き」の違いって何なのか?うーーーーーーーーーーー。
 
っと煮詰まったときは、阿呆のようにただ口をあけてひっくり返り、ラジカセのスイッチを入れれば解決です。いや、現実逃避ですね。ともかく、何らかのこんがらがった感情は解放されます。
 
本日のメニューは、題名にもあるように「The La's」。Laってだれでしょうね。でもこれがとってもいいんです。滋養のある音楽は、ストップボタンを押せず、何度も何度もラジカセの上で回り続ける運命にあります。「The La's」は今もぐるぐる回り続けています。
 
今夏参戦するSumer Sonic 2005で話題になっているのと、友人が「ライヴ見てみたいなぁ」とつぶやいたのが気になって、近所のぼったくりレンタルショップで借りてきました。「The La's」。なんでも1枚しかフルアルバムを作っていないそうな。バンドの主犯格のリー・メイヴァーズという偏屈兄ちゃんが、アルバムのプロデュースが気に食わなくて制作を投げてしまったそうな。ほうほう。結成は、かのビートルズを生み出したリヴァプールだそうな。等々。もういい。長たらしい解説はいりません。兎にも角にもいいものはいいんですから。
 
長年ヘンタイみたいにずっとCDばかりに情熱を注いできた経験から言えば、いい音楽には3つのポイントがあるんじゃないかなと確信しています。
 ①チャートや他人の好き嫌いに関係なく、とにかく「自分が好きな音楽」
 ②聴いていると思わず歌いたくなる(ギターをうならせたくなる・踊りたくなる等々)音楽
 ③とこしえに聴いていたくなる音楽
チャートや他人の評価を鵜呑みにして聴いている音楽は長続きしませんでした。「2005年UK期待の新人!」のうたい文句に、何度たぶらかされたことか。もうだまされねぇぞ、タ○レコめ。聴いていて歌いたくならないものは、詰まんない音楽です。理屈じゃありません。経験なんです。事実、お気に入りの棚に乗っかっているCDは1曲目が流れ出す前から歌い出してます。そして、いい音楽はずっと聴いていたくなる。これに尽きますね。中毒のようにずっと同じCDしか聴かない時期がないCDはたいしたことありません。いますぐゴミ箱へ!!
 
しかしかしかし、優柔不断で小心者の自分は、ゴミ箱の代わりに本棚の奥にこっそり並べるのでありました。かくしてCDの壁はその厚みを増すのでありました。
 

 そろそろ音楽に依存していないで、前に進まないと。さぁ、どっちに舵を切ろうかな。
「燦然たる未来は約束されないが 確固とした今日一日がある(引用)」