フィネライユ

2014-10-24 | 日記
命の灯火がひとつ消えていった。
辺りは急に暗く
音も聞こえなくった。
目の前に映る景色は
現実でないように見える。
そして瞬く間に
彼の存在が
笑顔が、愛が
大きく膨らんで
膨らんで
みんなを包み込み
温かいまま
空へ昇っていく。
彼は幼い娘の道標になるだろう。
夜空に浮かぶ星になり
彼女を導き
輝き続けていくだろう。