高樹さんのデビュー作とされる『その細き道』。
僕が最初に出会った高樹作品であるし、この作品との出会いから、
高樹さんやみなさんとの今があるのだと考えれば、
どの作品よりも僕にとって大切な作品なのだと思えます。
この作品については、旧掲示板で語っていますし、
今もこの作品について僕が感じていることは書けていると思えるので、
そのままこちらのブログにコピペしておきます。
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男と女を結びつけるものは、その男女の数だけ様々にあって、傍から見ていてもその本質は窺い知ることが出来ない。
高樹さんの作品には、不倫や三角関係を描きながら、そうした本来当人同士にしか分かり得ない男女の結びつきの機微を、確かで揺るぎのない艶のある文章と巧みなストーリーの展開で見事に表現しているものが多い。
『透光の樹』で主人公千桐と郷を結びつけるのは「金」である。
病床の父を抱えて離婚後娘を連れて故 . . . 本文を読む
高樹さんの作品について、もっと気楽に自由に語り合える場所が欲しいと立ち上げました。
公開日記としてのブログの形態が、個々の作品についてランダムに語り合うとういことが可能なのかどうか、まだイメージとして掴めないのですが、案ずるあまりにずるずると日ばかりが経ってきた現状ですから、ともかく思い切ってやってみることにします。
50冊に及ぶ作品を世に出されてきた高樹さんですが、残念なことに既に絶版になって . . . 本文を読む