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漢方薬 (木偶野呂馬)
2009-12-23 12:00:27
 漢方薬が保険の対象除外になると聞きました。これはおかしいと思うんですがいかがでしょうか。
 また鍼灸と漢方は直接的には関係ないのかもしれませんが、考え方には共通性があるように思います。できれば解説を!
 
 
 
Unknown (乙羽)
2009-12-24 09:53:33
こんにちわ、乙羽です。またまた久しぶりにお邪魔してます♪
逆子治療三連勝、すごいですね。『自然の摂理に従って』というところがポイントなんでしょうね。
人に喜ばれるお仕事でいいですね。
私、実は整骨院で10年くらい受け付けの仕事やってました。その時代のことを思い出しました。
患者さんはいつも喜んで帰って行かれて、また先生と患者さんとの関係が医者と患者の関係みたいに遠くなくて、もっと身近で親身で、私も私の家族も常連になっていました(笑)
整形外科に失望して通われる方も多かったように思います。
ダラダラとすみません…汗
 
 
 
コメントありがとうございます (ルンバルンバ(管理人))
2009-12-25 19:52:27
★木偶野呂馬さんへ
一部のお医者さんを除き、ほとんどの医師は東洋医学とは非科学的なものであり、排除の対象と考えています。ですから漢方薬が保険の適用外となったとしても不思議ではありません。医療費が高騰していることに対しての対策のポーズです。実際は無駄な検査や投薬をやめるべきなのに、それは絶対に医者が認めないので、スケープゴートとして漢方薬がやり玉に上がったのでしょう。僕らの業界もそのうち影響が出てくると思われます。
それでも漢方薬を処方されている方は沢山いらっしゃいます。ただこれは西洋薬の副作用が強かったり、効かなかったりした時の逃げ道に過ぎず、医者が本当に必要と思って処方しているとは考えられないのです。大体、漢方薬の処方は西洋医学的な処方になじまないので医者がまともに漢方薬の処方ができるわけがないのです。ただこのあたりのことは書き出すと長くなるので割愛します。
漢方とは漢方薬の事だと思われている方が多いのですが、漢方とは蘭方に対しての言葉であり、簡単に言えば漢方は東洋医学、蘭方は西洋医学ということになります。
漢方治療のふたつの柱は「鍼灸」と「湯液(とうえき)」で、「鍼灸」とは文字通り鍼と灸のことで、「湯液」が漢方薬のことです。現在の漢方薬はエキス製剤になっているので粉薬ですが、本当は鉄瓶や土瓶でグツグツと生薬を煮出すのが本当の漢方薬です。ちなみにこちらの生薬は最初から保険はききません。
ですから考え方が似ているのは当然で、実は考え方は同じなのです。両方を組み合わせて使うのが本当の漢方なのです。ところが日本では明治のころに東洋医学が迫害されてから本当の漢方を行うことは法律的に無理になってしまったのです。僕たちは鍼灸は仕事としてできますが、漢方薬を処方すると法律で罰せられます。ですから漢方の治療としては片腕をもがれたようなものなのです。
本当は逆子の治療でも漢方薬を一緒に使って、体の内側から体を温めることができれば、もっと成績は上がると思うのですが、「薬局に行って○○という漢方薬を買って飲んでください」とアドバイスするだけで罰せられます。
木偶さんですから、ひとつだけ面白いことをお教えします。木偶さんは山登りをされますが、足がつったことはありませんか。太ももやふくらはぎが長時間歩くとつることがあるのですが、このときに効く漢方薬が「芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」です。これは本当に即効性があります。内科でも処方されることがあります。足がつって歩けなくなった時に、これをぬるいお湯か水で飲みます。そのまま10分くらい安静にしていればかなり良くなります。薬局でエキス製剤のものを売っていますから、登山のお守りとして持たれていると良いと思います。自分だけでなく、同行者のためにもなると思います。
 
 
 
コメントありがとうございます (ルンバルンバ(管理人))
2009-12-25 19:59:39
★乙羽さんへ
コメントいただきありがとうございます。
整骨院の受付をされていたのですが、うちのようなヒマな整骨院ではなく、忙しいところだったのでしょうね。
喜ばれた時は嬉しいですが、そういう場合ばかりではないので、なかなか大変です。この業界も今は大変なんです。
逆子の治療は本当に良くなるのですよ。治療しているほうが驚くくらいに結果が出ます。妊婦さんも自分の冷え症だとあまり本気で治療されませんが、赤ちゃんのためだと一生懸命に治療されます。その姿が感動的です。
ただ看護婦さんが薦めてくださっても、多くの方は信用されずに来られません。もっと東洋医学がメジャーになればいいのですが、道は険しいです。
 
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