その日、朝方電話が鳴った。
じいさんが危篤なので、すぐに病院にきてくださいと。
母を車に乗せて病院に向かう。
病室に行くと、じいさん以外誰もいなかったので
しばらく待つ。
病院の人が来て、先ほどなくなったと言われた。
眠っているようにしか見えなかった。
じいさんを連れて家に戻る。
家に帰るとばあさんがじいさんにすがって
泣いていた。
ばあさんはもうぼけていて、家から遠いじいさんの
病院までひとりで行ってしまうと大変なので
あまり、面会には行っていなかった。
急に亡くなって帰ってきたのでオロオロとしていた。
じいさんはわがままでばあさんは苦労してきたらしい。
私が産まれるずっと前、
耐え切れなかったばあさんが母を連れて
実家に帰ったりもしていたらしい。
じいさんのことで苦労ばかりしていたばあさんだけど
やはり長年連れ添ってきた相手だし、
ずっと泣いていた。
鹿児島にいた姉も駆けつけ葬儀を行う。
父がなくなったのも最近といえば最近だったので、
葬儀に関してのことはなんとなく慣れていて
いろいろな取り決めも落ち着いてできた。
出棺の時、じいさんと約束していたどらやきを
棺に入れた。
じいさんが亡くなったとき、これだけは
棺に入れようと思っていた。
じいさんとはケンカもしたし、
家族は苦労が耐えなかったけれど、
出棺の時はみんな泣いていた。
おわり
ブログを更新していなかった間にあった
大きなできごとのひとつでした。
じいさんが危篤なので、すぐに病院にきてくださいと。
母を車に乗せて病院に向かう。
病室に行くと、じいさん以外誰もいなかったので
しばらく待つ。
病院の人が来て、先ほどなくなったと言われた。
眠っているようにしか見えなかった。
じいさんを連れて家に戻る。
家に帰るとばあさんがじいさんにすがって
泣いていた。
ばあさんはもうぼけていて、家から遠いじいさんの
病院までひとりで行ってしまうと大変なので
あまり、面会には行っていなかった。
急に亡くなって帰ってきたのでオロオロとしていた。
じいさんはわがままでばあさんは苦労してきたらしい。
私が産まれるずっと前、
耐え切れなかったばあさんが母を連れて
実家に帰ったりもしていたらしい。
じいさんのことで苦労ばかりしていたばあさんだけど
やはり長年連れ添ってきた相手だし、
ずっと泣いていた。
鹿児島にいた姉も駆けつけ葬儀を行う。
父がなくなったのも最近といえば最近だったので、
葬儀に関してのことはなんとなく慣れていて
いろいろな取り決めも落ち着いてできた。
出棺の時、じいさんと約束していたどらやきを
棺に入れた。
じいさんが亡くなったとき、これだけは
棺に入れようと思っていた。
じいさんとはケンカもしたし、
家族は苦労が耐えなかったけれど、
出棺の時はみんな泣いていた。
おわり
ブログを更新していなかった間にあった
大きなできごとのひとつでした。