中国でゼロコロナ政策終了後に新生児の内臓逆位症が一過性に増加したという報告。
— Sukuna (@SukunaBikona7) November 1, 2023
2023年1-7月において2014-2022年と比べて内臓逆位症が4倍の発生率となった。
2022/12-2023/2においてゼロコロナ政策終了後、全人口の83%がCOVID-19に感染していた。https://t.co/3DUJIAe64n
因果関係は不明だが、→ pic.twitter.com/AVHYoJDU6b
感染増加の数カ月後に急増しており関連が示唆されている。今後の研究でどうなるか。
— Sukuna (@SukunaBikona7) November 1, 2023
中国でゼロコロナ政策終了後のCOVID-19患者急増後に胎児の内臓逆位症が急増し,2014年から2022年までの平均年間発生率の4倍以上高かった.(N Engl J Med 2023 Nov.2)
— EARLの医学ツイート (@EARL_med_tw) November 2, 2023
もし関連あるとすればいったいどういう機序?妊娠初期の胎児感染や、感染に伴う母体の炎症反応が影響してるかもとは書いてるが pic.twitter.com/Q0zF9obAD3
本日発表された非常に気になる新結果(NEJM)
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) November 2, 2023
中国でゼロコロナ政策解除後に新型コロナ感染急増、その数か月後に胎児の「内臓逆位」が著しく増加
内臓逆位とは内臓の位置が左右逆になっている事
妊娠初期の新型コロナ感染と胎児の内臓逆位に関係がある可能性を示唆、さらなる研究が必要としている
・出典https://t.co/8NJNxV3tQO
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) November 2, 2023
増加しても内臓逆位は極めてまれな事象ではある事も言及があり、過度な心配はいらないとは思われるが、新型コロナの胎児感染もまれとはされるものの、妊娠初期にもし起きると内臓逆位と関係する可能性があるかもしれないと今回示唆されたことになる
注視される結果
下図のように胎児の内臓逆位は急増
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) November 2, 2023
妊娠中の新型コロナ感染後に、胎児が感染するリスクは1%未満と以前の文献では示されている
また妊婦の感染の重症度が高いほうがよりリスクは上がるとされている
そう考えると接種等での妊婦の感染予防は、この事象のリスク軽減に寄与する可能性も考えられよう pic.twitter.com/1QAUXLtEfG
内臓逆位の参考資料https://t.co/DqcEjXVFKL
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) November 2, 2023
・8000人に1人位の頻度
・例えば、弁膜症であったり、大血管系の奇形であったり、そういった可能性が、健常人の10倍ぐらいになるという報告も
また
・配置が左右逆なだけでなく、様々な血管分岐異常を伴う場合があると
つくづく思い知らされること
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) November 2, 2023
・新型コロナの感冒様症状は氷山の一角
・実は全身病を起こすウイルス
・免疫系に影響を与える力は驚くべきもの→胎児の内臓逆位とも関連?
・故に感染対策重要(中長期的視点でも)
・病の本質が行政等から十分に共有されておらずより周知望まれるhttps://t.co/PyKsqewF31