夏休みの1日、小学1年生~4年生の約40人ほどを対象に工作教室を実施。
代表の方たちと打ち合わせを重ねた結果、内容は「手作り時計」になりました。
見本はあえて持参せず、説明の段階で子供たちに「自由」というワードを投げかけました。
「普通とは?」「みんなと違うとは?」「色や形の意味とは?」
ある種の器用さを持ち合わせ、情報量も昔に比べて格段に多い現代の子供。
しかしながら与えられた範囲内でのことしか出来なかったり、イメージが固定されてそれ以上広がらなかったりなど、美術の分野に限らず自らの視野を安易に狭めるがゆえに発想力は乏しくなることも。
たった数時間の出会いの中であっても「◯◯してもいい?」という不安に対して“味方”になってあげられたら・・
そして、工作STARTです!!

みんな真剣に思い思いのデザインを考えて描いています。

細かい作業もおてのもの。

器用に切ったり貼ったりしています。

今回は色鉛筆やカラーペンなど限られた道具しか使っていませんので全体的に白色ベースの文字盤になりましたが、色や形を自由にイメージして個性的なものに挑戦しました。大人になるとクリエイティブな発想を邪魔するものがより増えていきます。まだ柔軟性豊かな子供時分に自然と触れ合い、五感をフルに使って感性を磨いていってほしいと思います。