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コアラの国

2016-01-02 14:45:00 | ☆RUGBY



昨年のスポーツ界最大のニュースと言えば、ラグビーW杯での日本代表の歴史的3勝だろう。
そのW杯で一躍時の人となったFB五郎丸歩(29=ヤマハ発動機)は、
2月に開幕する世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」のレッズ(オーストラリア)入りが決定。

海外初挑戦で新境地を切り開こうとしている。SRには日本チーム「サンウルブズ」も今季から参戦。
新たなスタートを切る五郎丸が、海外挑戦で目指すもの、日本代表への思いを語った。
また、SR経験者4人が世界最高峰リーグを語った。

 ――W杯を振り返って。

 「目標の8強入りは届かなかったですが、国内外にしっかりインパクトを残し、いい大会になった」

 ――何が一番のモチベーションになったのか。

 「19年のW杯です。そこに向けて国内の環境を変えていかなければいけないと、
一人一人思っていたからこそ、犠牲を払って見返りを求めず、これだけ頑張れたと思う」

 ――W杯後、多忙を極めている。

 「プライベートの時間は取れないですよ。そういう時期なんだろうなと思います。
ただ海外だとファンもある程度マナーのある接し方をしてくれる。日本ではファンが食事中にサインをしてとか、
髪を切っている時にサインをしてとか、少しずれているなと思う」

 ――南アフリカ戦に勝った瞬間の気持ちは。

 「僕が一番冷静だったと思う。ああ、勝ったと。その後にキックが控えていたので」

 ――ゴールキック後、堀江が駆け寄ってきたシーンが印象的だった。

 「さすがリーダーだなと思いましたね。全体が見えているなと。
おそらく五郎丸の所には誰も行かないから、行っておこう、みたいな。
そういうバランスが取れている集団でしたね」

 ――4年後のW杯に向けては、態度を保留したままだが。

 「変化はあまりないですね。15年W杯は最後のW杯と決めて臨んだ。だからこそ頑張れた。
19年もやろうと思っていたら、どこかで先を見て妥協をしていたと思う」

 ――代表入りの要請があると思われるが。

 「4年後にピークを迎える選手を育成してほしい。
果たして4年後に僕がW杯以上のパフォーマンスを出せるかと言えば、分からない。
まずは個人として海外でどこまで行けるかという勝負を、これから2年くらいはやりたいと思います」

 ――2月からは海外に初挑戦する。

 「海外に挑戦したいという気持ちはW杯を戦う中で少しずつ湧いてきました。
南ア=強い、僕らになんて全然手が出ないと思っていたら、あの結果が出て、
もしかしたら世界に手が届くかなと少しずつ思いました。
僕自身、現役はそう長くない。新たな道を切り開いていきたいなという気持ちが強くなった」

 ――チームの印象は。

 「非常にサポーターが熱い。昨年は低迷しましたけど、優勝経験をしているので勝つ文化を持っている。
素晴らしいスタジアムも持っているし非常に楽しみですね」

 ――なぜサンウルブズではなく、海外のチームを選んだのか。

 「これから2年はいろんな失敗をしたいと思っている。国内だと自分の地位はほぼ確立されている。
チーム内でも基本的には15番を着られるが、それをゼロに戻してチャレンジできるという楽しみがある。
早大1年の時に大きく成長できたという実感がある。本当にジャージーを着たくてがむしゃらにラグビーをしていた。
人間はそういう時が一番伸びると思うのですが、そういう環境に身を置ける。
16年は個人にフォーカスして、五郎丸歩という選手がどこまでいけるか挑戦したい」

 ――目標の数字は。

 「まずはジャージーを着ることが最優先。今までの地位や名誉を全部捨てて、どれだけできるか。
一刻も早くジャージーを着て、プレーで表現する。なので数字は出せないです」

 ――子供の反応は。

 「コアラの国に行くと言ってます。地図があるので、
ここに行くんだよという話はした。あんまり分かってないですけどね(笑い)」

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