司法試験を受けるまで/受けてから

純粋未修→ロースクール→受験前後の記録(回想)

はじめに。

2020年06月30日 16時28分02秒 | その他
はじめまして(じゃない方も歓迎ですが)。

このブログは、いわゆる純粋未修者(非法学部卒、社会人経験(一応)あり)だった筆者自身の、
ロースクールに入学し、進級し、卒業し、司法試験を受ける前後までの勉強・生活全般について、
司法試験も終わって択一の結果も出て一息ついたし振り返ってみよう、という趣旨のものです。

今現在ロースクールに在学している人、司法試験を目指す人、
ロースクールへの進学を考えている・迷っている人の参考になればいいな、とは思いますが、
基本的に筆者本人の体験や感想を書くブログであるという性格上、
情報の正確性とかここで書いた勉強法の良しあしについてはあまり責任を負えません。悪しからず。


さて、

始めてはみたものの何からどう書けばいいのかいきなり不安です。
まあ、ブログのスタンスなんて最初から決まるものじゃないし書いていくうちにどんどん変わるものだしな、
といういつものように甘い見通しのもと、とりあえず形から入ってみました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


2012年6月30日 yoko-f



追記(2012年9月12日):
昨日が司法試験の合格発表でした。無事、合格していました。
ということで、少なくとも合格体験記、合格者の勉強法紹介としては読んでいただいて良いことになりました。良かった…!
もちろん、ここで書くのは「一合格者」の経験知ですし、
そもそも合格者のやったこと全てが最終的に有効・役に立ったといえるかというとそうともいえないと思うので、
ここの記事の正確性・有益性について保証がないことに変わりはありません。
その前提で、今後ともよろしくお願いいたします。

司法試験の成績と自己分析

2012年09月21日 18時10分57秒 | その他
司法試験の成績通知が届きました。
思ったよりも随分良い成績で、総合順位は20位でした。

今だから言えるところがありますが、自分の受験勉強は、多分に、
「純粋未習でもここまでやれる、ということを証明したい」という、
どちらかといえば子供っぽい負けず嫌いに支えられてきた部分があります。
今後、法曹としては、それだけでは進めないでしょう。
この結果は過去のものとして、将来を考えなければ…と思います。


とはいえ、「過去のもの」にするにあたって、
なぜ自分の成績が良かったのかについて分析しておきたいと思います。

私は、ロースクールの成績としては、恐らく「そこそこ上位」という程度であり、
それほど超上位層にいたわけではありません。
ただ、基本的に司法試験に直結する科目の方が得意でした。
それは、つまり、レポートで成績がつく科目に比べて試験一発勝負の科目の方が成績がよい、
という顕著な傾向があったともいえます。
要するに、やたらと試験(教場試験)に強かったのだと思います。

試験に特に強い、ということを要素に分解すると、
①ポイントを掴む要領のよさと、②短時間の集中力、の二つが挙がると思います。
多分、この2つが人よりあったのが自分が試験に強い理由なのだろうと。


①は、試験勉強として何を準備しておくべきかというポイントを掴む力と、
試験問題を実際に見たときに何を聞かれていて何を書くべきかというポイントを掴む力に分けられます。
これは(特に後者)、「センス」と言われることもあり、そう聞くとあたかも先天的な才能のように思えますが、
こと司法試験でいわれる「センス」は、準備と訓練によって身につけることができると私は思います。

「センス」の身に着け方については、いろいろ書きたいのですが、少し時間を置いてまとまったら書くことにします。