☆親子ふれあい道中
現在6年生の孫と二人で
昔、私の息子と行った街道を歩いてみようと計画中です。
娘には甘く、息子には多少厳しい世間一般的なお父さんだったようです。
ただ一つ、こだわった事があります。
子供は「子供時代にややハードな体験をすべきである」
それも親子で、野外での体験が望ましいといったものです。
息子が高校受験を控えた、中学3年生の夏休み。
もう少ししたら登校が始まるというある日、私は息子に
「旅に行こうと提案しました。」
がむしゃらでは無いものの、自分ながらに一生懸命受験勉強中の
子供に「とんでもない話しです」世の中の教育ママが聞いたら卒倒しそうです。
今まで家族で旅行に行ったり、山に登ったりは良くしましたが
そう言えば息子と二人きりでの旅は初めての経験でした。
私自身は田舎に育った事でいろいろな体験をし
自然の中で過ごすことの楽しさ、素晴らしさをしることが出来た事を
日頃から誇りに思っていました。
都会育ちの子供たちにも、体験できる機会を作るよう心掛けました。
川の魚を手つかみで捕ったり、山にキノコ狩りに行ったり
野イチゴを腹いっぱい食べたり、私が子供の頃体験した
「遊び」は、すべて伝授しました。
そんなプロセスがあったからでしょうか?
「おやじが行く所には何か面白いことがある」
と息子の頭にインプットされていたようです。
その旅は山陰の小京都・津和野から広島県廿日市までの
70kmを歩き通すといったハードな内容でした。
企画そのものが、江戸時代の参勤交代の道を忠実に
踏破するようになっていたため、峠越えあり、悪路ありで
それは、それは大変な道中でした。
何70kmを歩き通すと事は想像以上にハードです。
重い足を引きずりながらゴール目指してただ歩きました。こ
の時の苦しく辛い体験は、今でも息子と二人で
お酒を飲むと、よく話題に上ります。
ボロボロになりながら、やっとの思いで終点の
廿日市の港にたどり着いたとき、辺りはすっかり暗くなっていました。
二人とも足のマメは破れ、体の疲れはピークに達していましたが
不思議と心は爽快!その時の、二人の晴れがましい気分は
他に例えようがありませんでした。
この道中を通じてふれあった人情、景色、食べ物………。
親子二人の忘れられない共通の思い出です。
今度は孫と行く街道歩き楽しみにしています。
一緒の苦しさを体験する中から
祖父母から孫へ伝えられる物がなからず有ると信じています。
今、JTBで「孫旅」がヒットしているようです。
孫も高学年になるとお小遣いだけの関わりがいに
なりがちですが・・・
「夢」や「人生」をともに語れる祖父母になりたいですね。
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育て応援はしたいけど、40年も前の経験
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「孫育て検定協会」は合否や優劣の判定ではなく
子育てに子どもに関わる大人を、地域の頼れる存在を増やしたい
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孫育て検定協会公式サイト
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