宵待草ブログ

似非言葉紡ぎ士宵待草の
詩や音楽の話やらなブログです。

2011-06-24 21:16:46

2011-06-24 | 詩・言葉
何一つかわっていない
千の昔の置かれた時より
この人形は何一つ
泥人形はあるがまま

目まぐるしく遂げ潰えた慶び
憂い流した涙も星
ただの時が過ぎた過去より
何一つかわっていない

[ほうらね]

[戻ってきた]

水先に漂う藻
ゆたるりと旅立つ吐息
髪を一筋しのばせたなら
忘れずにいた小島へと揺れて

そして泥人形
またしのぶ沼地をさがして

あてどもなくたゆたう
何一つかわらずに