NAECO/気がつけば二人旅(笑)

2011年4月5日から中国~インドを周遊♪

Murwillumbahにて

2011-07-06 19:57:54 | 日記
そろそろ、ブログの題名を変えようかな。。(笑)


今、シドニーから13時間離れた、うんと郊外にある町に来ています。

シティではなく、タウンと言うに値するくらい小さな町です。
私みたいなアジア人も見かけないしなぁ。。




とりあえず、今はベビーがいる4人家族、どでかいワン子(ドーベルマンみたいなやつ)、馬が3頭、豚?、そしてアヒルがいるお家で
お世話になっています。


絵に描いたような素敵なハウスにはもちろん、巨大トランポリンとプール、そして子供の遊び場には隠れ基地とアスレチック!があって、
庭の広さは半端ないです。。っていうか、どこまでがこの家の敷地なのかさえ分かりません(笑)

そして、見事なまでに実がなっているフルーツの木々。。バナナ、パッションフルーツ、レモンにオレンジ。。食べ放題です!


なんか、これだけ揃ってて一体どんな金持ちなの??って思うけれど、どこのお家もほぼ同じような感じなので、
これが典型的なオージーライフのスタイルなのかもしれません。



一番の魅力に思えたことは、家族がいつも傍にいるってことでした。
仕事=家を離れる、ではないスタイルがそこにはあって、子供たちのそばでビジネスをしている、
両親が一緒になって子育ても家事も、ビジネスも助け合ってやっている姿がありました。

だから、午後のひととき、ママ友が一つの家に集まって、横で子供が遊んでいても、
家には旦那がいるので、ちびたちの世話は旦那さんが担ったりしていました。


子育て、家事、ビジネスを分業にしないで、分かち合えるなんて、本当に理想的だなって思います。

ただ、本当に本当に大きな家と庭、そして植物や動物がいて、それだけを維持するにも相当な労力が必要です。
はっきり言って、家族だけじゃどうにもならない現実は確かにあるなぁって感じたのも事実です。


だからこそ、私のようなボランティアのような存在が必要とされる理由も分かるような気がしました。

子育て。。半端なく大変です。。それこそ体当たりって感じで、楽しいだけではやっていけない現実を目の当たりにしてます。

いろんな意味で、学ぶことが多い経験をさせてもらえそうです☆ほんと、感謝感謝。。






広島の花宿にて

2011-06-30 18:48:31 | 日記
広島で2日程、バックパッカーの花宿にお世話になりました。

日本にいながらにして、パッカー気分が味わえるなんてって感じですが、何が凄いって、そこで出逢った人たちがミラクルだったことです。

二日目の夜、預けていた荷物を持って駅にいこうとしたら、玄関のホールでお好み焼パーティーをしてました。

まさに、日本を発つ日に相応しい最後の晩餐でした‼
やっぱ広島焼は間違いないです(*^^*)ソースの美味さに感動しながら、居合わせたパッカーズとオーストラリアの話題になりました。一緒に食べていた外国人はオーストラリア人、そして私の横にいた日本人の男性は、シドニーに20年暮らして、戻ってきたばかりの人でした。


そのお陰もあり、ノープランの私もさすがにわずかながら情報を得ることができました。

そして、例によって?インドの話題で盛り上がった時、一緒に話していた女性は私と同じ京都の大学出身だったんです。もう懐かしさに花が咲まくりでした‼

出発の直前に、嬉しい偶然が重なって幸運を感じないわけにはいきません。
幸先を信じて、頑張るしかないですねーo(^▽^)o


取り急ぎ。。。

2011-06-30 11:39:47 | 日記
近況報告します☆

6月24日に日本に帰国しました。

が、突然ですけどシドニーにやってきました。


まだ旅の整理が終わってないし、いろいろとやりたかったのですが、状況が許さずとりあえず日本を離れてます。


ノープラン!


なんとかなるさ精神ですが、10年ぶりのシドニー。。。やっぱアジアとは感覚が違います。


ていうか、物価高いっ!!!!!


インドを旅していたとはいえ、いくらなんでも高すぎる。

だって、食パンが6ドルですよ???牛乳なんて、1リットルで2.5ドルだし、ありとあらゆるものが日本の価格の倍以上です。


こんなんじゃ、すぐに破産しちゃいます(涙)



というわけなので、労働提供することにしました。


ウェブにメッセージを載せて、早速来たオファーはタスマニア島の農園からでした♪



7月17日からはBAYRON BAYのオーガニック農園(7歳と10歳の子供と犬と猫がいる☆そして、どうやらヨガの先生らしい)でお世話になることが決まりました。


なんとか生き延びれるかしら?
当面、シリアルと牛乳で凌ぎます!

ラスト

2011-06-23 21:55:08 | 日記
今日で、雄ちゃんとはお別れしました。

2ヶ月半。長かったような短かったような。。。

この日が来るのは分かっていましたが、やっぱり離れがたくて泣いてしまいました。

雄ちゃんに泣かされたのはこれで3回目です。

1回目は、トレッキングでのロバ突き落とされ事件。笑
2回目は、カトマンズで私が雄ちゃんの態度を勘違いして家出した事件。笑

そして今回。

振り返ると、本当にいろんなことがあったんだってしみじみしつつ、先にイスタンブールへと旅立つ雄ちゃんを見送りながら、空港で人目も憚らず号泣してしまいました。



これだけ長く他人と共に過ごす経験は、正直ありませんでした。

旅は特殊な空間であって、非日常な部分ではありますが、それでも、これだけ濃密に時間を共にすることは、特殊というよりも、むしろ本当に生活という部分に近かった気がします。

ほんの一時なら、お互いに良い面だけを見せ合ってその人を評価することもできます。

だけど、雄ちゃんには、いいとこも悪いとこも、むしろ自分が隠しておきたかったような、自分でさえ認めたくない姿でも、全部さらけ出してぶつかっていたと思います。

というより、私が逃げ出しそうになっても、雄ちゃんは案外大人なので、ちゃんと追いかけて捕まえて、指摘してくれます。


年下だけど、ぜんぜん私よりも大人な雄ちゃんはすごいなって素直に尊敬しています。


だから、この先は良く分からなくても、私たちはいい関係でつながっていけるのではないかと思っています。


これから一年は離れ離れになりますが、お互いにとってのベストを考えながら答えを探していきたいと思います。

よろしくね、雄ちゃん(笑)






カルドンラ峠

2011-06-20 12:45:17 | 日記
http://blog.goo.ne.jp/photo/85942

前日の夜、雄ちゃんと二人でマウンテンバイクを借りに行きました。

が・・・。


そういえば私、マウンテンバイクに一度も乗ったことがありませんでした(笑)

ギアだの何だのと、いろいろ説明をされてもさっぱり訳が分からず、結局10分くらい練習しただけで本番の日を迎えることとなったのです。


レーからカルドンラ峠は、片道40キロで3600mの麓から5600mの標高を上がります。
朝4時におきて、少し明るくなってきた5時に出発しました。

乗ってから、すぐに!
というか峠を目指しているので常に上り坂なのですが、一瞬で後悔しました(笑)


モーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!めっちゃキツイ!!!!!



覚悟はしていました。

それでも、雄ちゃんと最後を飾るにふさわしいこの課題は、死ぬほどきつかったです。
そもそもチャリダーじゃないし、アスリートでも何でもない素人の私がいきなり標高5000mを目指すこと自体、クレージーな話なんです。。


走り始めた瞬間から、頭痛が始まりました。

高山病を自覚したら、隠さずに話すことと、無理だと思ったら速効下山することを約束していましたが、それでも何でも早すぎる!

そう思って、少し我慢しながら進んでいきました。
ラッキーだったのは、頭痛が悪化しなかったことと、こまめに休憩を取りながらゆっくり進んでいったので、高所適応していけたことでした。

とりあえず、自転車に乗り続けながら何とか25キロの村までたどり着くことができました。ここまでで、所要時間は6時間でした。
もう、おしりも痛いし、体力的にもかなり辛かったですが、やっぱりどうしても峠には行きたい!

そう思ってましたが、25キロからの道は、舗装がされておらずとても環境が悪かったため、手押しで歩くこととなりました。


走行距離30キロ。峠まであと10キロ・・・・。

標高は5000mを超えており、雪も降っていました。
荷物を全部背負ってくれていた雄ちゃんが、後ろからチンタラ歩く私を気にしながら進めるのもここまででした。

これ以上ゆっくり進むと、二人とも峠にたどりつけない・・と、判断したのは、雄ちゃんです。

「もうやめろ」って言われて、悔しさが残らなかったわけではないですが、やはり限界だなと思いました。

私だけ、先に25キロの村に下山し、峠を目指した雄ちゃんを待つことにしました。


しかし、ハプニングが!!!

2時間後に戻ってくると約束した雄ちゃんが、時間通り戻ってきてくれました。

戻ってきた瞬間、「コケたって本当か??!!」と問い詰めてきました。

何のことだかさっぱり分かりませんでしたが、途中自転車を止めて一人で休憩していた私を見かけたインド人が、私が転倒したと思ったらしく、
雄ちゃんに駆け寄ったそうなのです。

結局雄ちゃんは5キロ手前で、そんな話を聞かされたために、やむを得ず峠を目の前にして引き返してしまったそうです。。。


世界一は達成ならず。。何とも切ない結果に終わってしまったのです。


ただ、7時間半かけて登った体験は、本当に貴重だったと思います。行きしなには、苦しくて見る余裕もなかった景色が本当に綺麗に広がっていて、これまでのどんな景色よりも美しく見えたような気がします。


正直、峠を自転車で登って降りる人はそんなにいないと思います。
何人かの西洋人のグループは、峠までタクシーで行ってから、自転車で降りるアクティビティをしていました。

いつも人と違うことに興味を持って何かしようと企んでいる雄ちゃんと、調子に乗って話を進める私だからなのか・・。
苦しい挑戦でしたが、本当に楽しい思い出に変えることができてよかったです。