河野友見 *Y’z diary*

お仕事記録など

風船と手紙の繋ぐドラマ。

2008-01-26 | days
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すっかり更新が遅れました。(最近週末しか出来てません・・)

さて、先日深海1000メートルから引揚げられたカレイが15年前の手紙を届けるという、この世に起きたファンタジーみたいなニュースが取り上げられていました。
何度も放送されていたので、多くの人が「へー!そんなことあるんだ」って不思議に思ったはずです。

毎日.jpのニュース


このニュースで凄いところは、何と言っても海底で見つかったのに、15年も経って手紙が損傷なく見つかったということでしょう。
童話の中でしか有り得なかったことが起きた事実に、ただ舌を巻きました。


風船に手紙を付けて飛ばす。

この子供心にロマンを感じる行為は、私も幼い頃やったことがあります(笑)
実家が広島湾に近いので、絶対海に落ちるんだろうなとは思いながら、それでも数回は飛ばした記憶があります。

それを考えると、やはり今回の『カレイが拾ってきた手紙』は大人の今聴いても何らかの琴線に触れる感動的な一話だと思います。


実は昨年9月、イギリスでも似たようなニュースが新聞を賑わせました。
こちらはイギリス・リバプールの小学生が飛ばした風船と手紙が、1万キロ離れた中国に降り立ち、地元中国の人が『手紙届きましたよ』と連絡をしたとのこと。
落ちてる手紙に連絡をしてくれた人の善意も凄いですし、風船てそんな長距離飛べるんだ!という事実に研究者達も感嘆したそうです。
だって、イギリス⇔中国です・・飛行機で10時間以上ですよ。
風船の速度で何十時間かかったのでしょうか。


また、昨年の5月にも同じくイギリスの少年が風船に手紙を付けて飛ばし、なんとエリザベス女王が滞在するウィンザー城に届いたという仰天ニュースがありました。
文通相手はエリザベス女王(ロイター通信)

これはまた偶然に偶然が重なった果ての風船の受取人と言えます(笑)


本当に科学では計り知れない偶然や不思議って世の中に存在するんだな、と思わせてくれる、「風船と手紙」のロマン。

この話を受けて、全世界で手紙を付けて風船飛ばすコミュニケーションが流行ったら、それはそれで面白いですが。
普通の郵便よりもアナログな通信手段?です・・(笑)


それにしても、油性ペンって凄いんですね。本当に落ちないものですね。。
このカレイが拾った手紙が書かれた油性ペンの製造メーカーが明かされたら、このメーカーは『15年海水に浸かっても消えない!』みたいな宣伝文句で売れるだろうに・・・と余計な事まで考えた私でした。



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