我が人生に乾杯!

53歳から始めたブログ。現在67歳になりました!
セカンドライフ(グルメ、暮らし、旅行、趣味、孫など)を中心テーマに。

アリとキリギリス

2012年07月21日 17時58分10秒 | Weblog
先日、孫を寝かすため、イソップ童話「アリとキリギリス」の本を読み聞かせた。
孫は、興味深く、ジジの話と本の中の絵を見て寝てくれた。
ところで、この童話の結末バージョンが、色々あるようです。

まず、私たち日本人が知っているあらすじと結末は。
アリは、夏の間、せっせと働いて、寒い冬に備える。
一方、キリギリスは、来る日も来る日も、歌とヴァイオリンを弾いて働かない。

やがて季節は、冬となり、食べ物が無くなってしまったキリギリスはアリを訪ねる。
優しいアリは、キリギリスを家の中に入れ、食べ物を分けてあげる。
目出度し、目出度し。

ところが、世界ではこの童話の結末が違います。
アリはキリギリスに食べ物を分け与えず、飢え死にしたキリギリスを食べてしまう。

二つ目は、キリギリスがアリの家を訪ねたら、過労死でアリが死んでいた。
残された食料でキリギリスは冬を乗り越えた。

三つ目は、キリギリスが冬になって、食べ物が無くなり、得意の歌とヴァイオリンでコンサートを開いて、
アリにチケットを買ってもらい、それで冬を乗り越えた。

このように、世界では、一の童話の結末が如何様にもなるようだ。
小生、この童話から得た教訓があるのです。

ほどほどに将来に備え、今をそれなりに楽しむ。
今後、アリとキリギリスを足したアリギリス的な生き方が良いのでないかと思う。
ジジでした。
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1 コメント

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アリとキリギリス (シンさん)
2012-07-21 21:25:08
イソップの童話は、日本では「めでたしめでたし」という結末として翻訳されていますが、実際は相当に残酷な話が多いようですね。「アリとキリギリス」も本当の話をそのまま日本に持ち込めなかった童話翻訳者が、日本の大衆感情に合った、いわば「道徳的な」あらすじに変えて世に出したようです。勤勉な(?)アリにうなづくのか、奔放な(?)姿として描かれている「キリギリス」に自分を重ねるのか、お前は日本人だろうという翻訳者のわざとらしい意図に違和感を覚えます。老年期に入ってしまった私は、今日をいかに楽しく生きるかということに全力を注いでいます。

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