ノロウイルスの流行の影響か、カキ(牡蠣)の販売不振が続いているようだ。カキ販売業者は対策に追われている。ところで、このウイルス流行の決定的な理由はといえば、まだ明らかにはなっていないようだ。今後のノロウイルス対策のためにも、ウイルス大流行の理由を明らかにすることは、急務だと思う。
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○キーワード
・ノロウイルス流行の理由
・カキ販売業者への影響
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◆ノロウイルスの大流行の理由は………、まだ不明??
ノロウイルス関連のニュースが連日世間をにぎわせている。また、「ノロウイルス」を検索ワードとする検索も増加している。ノロウイルスの症状、感染経路、予防法や治療法、カキ(牡蠣)販売への影響など、ノロウイルスに対する人々の関心が高まっている。
さて、気になるのが、なぜ今年ノロウイルスが過去最大の流行を見せているか、このことである。大流行の理由とはなんなのだろうか。以下の記事はその理由について書いている。
2006年12月20日(水)09:16
過去最大の流行、なぜ? 猛威ふるうノロウイルス(共同通信) - goo ニュース
記事曰く、
冬の流行は毎年のことだが、今シーズンはなぜここまで多いのか。ウイルスの遺伝子変異が一因に挙げられているものの、決定的理由については専門家も首をかしげる。
………。
「過去最大の流行、なぜ? 猛威ふるうノロウイルス」と見出しを打ち出しておいて、決定的理由はわかりません、とのこと。この大流行の理由について判明するのはまだ先のことのようだ。今後のノロウイルス対策のためにも、この大流行の理由を明らかにすることは急務だと思う。
◆カキ業者への影響続く―販売不振/消費低迷、出荷停止等―
さて、ノロウイルスが、健康状態だけでなくカキの販売不振にも影響を与えていることは何度か記事にした。
風評被害に泣くカキ業者…(ブログ内記事)http://blog.goo.ne.jp/yfl9uymkd8g2di33/e/54fb603f46af4122367ada1ce9de8072
ノロウイルスに被害をうける”カキ”(ブログ内記事)
http://blog.goo.ne.jp/yfl9uymkd8g2di33/e/6c696fbfc2c64286c2068f5070fe12c2
販売不振の対応のため、カキの安全性を訴えるべくカキ業者が対策に出ている。ノロウイルスの感染源として「ウイルスに汚染された二枚貝」が挙げられることが多いが、この影響であろうか、二枚貝の総称であるカキが販売不振に陥っているのだ。多くの記事あるいはカキ業者の声が、これを「風評被害」と語っている。各カキ業者は、全てのカキを加熱調理用として出荷するなどして、カキの安全性をアピールしている。
さて、能登半島の約60の業者も、生食用カキの出荷するなどの対策に出ている。
2006年12月20日(水)03:02
生食用カキ出荷、能登半島の60業者も停止(読売新聞) - goo ニュース
死活問題と報じる記事もあるくらいだ。カキ業者の人たちは、相当大きな苦悩を抱えているのだろう。