ライブラリー・アカデミー

web2.0が与えるインパクト

日進市立図書館HPを開いて

2009-01-08 07:32:22 | Weblog
 第三回講義を受けて~なるほど、停滞した書誌中心の情報は面白みが無い、必要に迫られないとわざわざその扉を開こうという気にはならないものだと思いました。その点、やはり日進市立図書館HP・資料検索からAmazonに飛ぶというのは画期的なことだと驚きました(「可能なんだ!?」という驚きも含めて)。世の中一般の人々の生きた情報に触れ、図書館予約ベスト20や読まれた本ベスト20と併せて利用すると、例えば、今日何の映画を見ようかな~とネットで映画情報を見るのと同じようなレジャー感覚で図書館のHPを開き予約するのではないかと思います。一般情報を流入させることにより、市民に、より身近な図書館に近づいているのだと感じます。ただ、図書館自身の投稿書評欄があるのにも関わらず殆ど利用されていないようで、白星が並んでいるのが残念。こちらへの投稿が増えて参考にできるようになると、市民が図書館作りに参加しているという感覚も生まれるという印象です。
 書誌中心からの脱却に限らず、HPを使用してみた感想について何点か。まず、色使いが柔らかく温かな雰囲気(個人的感覚ですが)、お知らせや利用案内文も、端的だけれど丁寧で入り易かったです。カードデザインの説明などがあり、利用者が愛着を持てて良いなと思います。返却本入れのポストの写真があるのはとても親切で、実際に使う時迷わずに済みますね。また、レファレンスの実例を載せており、迷っている人々や知らなかった人々にとって、「こんなことも訊いていいんだ」「こんな風に訊けばいいんだ」と垣根が低くなるだろうと思いました。ただ、こどものページのおすすめ本と、大人のページのおすすめ本の内容が同一だったのが、あれっ?という感じでした。