あれから12年

阪神大震災が起こったあの日から12年。
私は、あの日のあの揺れを経験していません。
当時、東淀川区で１人暮らしをしていましたが、あの日、私は、たまたま仕事で堺市に向かうことになっていたので、（前日から実家に泊まり込んで）難波発の始発電車に乗りました。
５時46分発でした。（まさに地震が起こった時間です）
電車は、何事もなく普通に発車。
（今思えば、妙な揺れ方をしてました）
そして、次の駅で停車し、その後、なかなか発車しませんでした。
わけもわからず、ひたすら発車するのを待ったけど、（アナウンスで）地震があったことを知り、おまけに運転再開がいつになるかわからないと言うので、仕事に行くのを諦めました。
（停車した電車の中で１時間近く待ったので、もう大遅刻やし）

東淀川区までは帰れそうになかったので、そこから歩いて実家へ。
そして、そこで初めて、どれだけすごい地震だったのかを知りました。
テレビで見た神戸の映像。　衝撃的でした。
どんな揺れだったんだろう。どれだけ揺れたんだろう。
あの揺れを経験しなくてよかったとは思いません。
逆に、あの揺れを経験してないからこそ、怖かったりもします。

毎年、この日が来ると、『私は、この瞬間、電車に乗ってたんやな』と思い出し、そして、無事だったことに感謝です。