先日メールでCASH FIESTA（キャッシュ フィエスタ）の勧誘が届きました。CASH FIESTAとはアメリカの広告表示サイトで登録すれば画面上に広告が表示されてCASHがたまり、ある程度たまって申請すると小切手が送られてくるというものです。GOOGLEで検索するとインチキサイトである事が判明しました。メールで送られてきてここで登録するとお金がもらえるかもしれないといったくだりで、要は紹介して儲けようとする迷惑メールのようなものですのでみなさんだまされない様に気をつけましょう。特にお金の絡んだメールなどはGOOGLEやYAHOOで調べてから登録するようにしたほうが無難です。中には良心的な人もいてこのサイトはインチキですので気をつけましょうと警告を発してくれるかたもおられますので。 
今週の株式市場はは世界的にあまり期待が持てない状態になりそうです。取引の量・質ともにあまり良い動きは出ていません。特に日本の金融株が下げで終えているのも気になるところです。あと日本の消費関連株（飲食サービスやスーパーなど）も下降トレンドが続いていますのでしばらくはこの状態が続きそうです。海外から日本株への投資マインドもあまり良い状態とはいえません。ここは一度数日間踏みとどまって様子を見て大きく下がってから買うようにしたほうがいいと思われます。
少し中国株も下げが目立ってくるようになりました。１０月１日は中国建国日という事もあり中国国内も厳戒体制を敷いているようです。北京オリンピックに続いて雨を降らせないようにまた１０機の軍用機を配備しているというNEWSもありました。建国記念日と同時に株価を引き上げる声明がだされる可能性も言われています。１０月１日から１週間ほど休日になるという事もいわれています。はたして１０月中旬までに中国株が上昇トレンドに入れるのかが今後の焦点になってきます。
アメリカ株は上昇しているのですが、実質的な経済状態よりも株価の上昇のほうが上回りしすぎている（先回りしすぎている）様な展開が続いています。いくら金融危機が回避されたといっても実際のアメリカの消費はこれから１年くらいはそれほど伸びる要素は少ないですし、以前の様な各家庭が借金をしながら消費を続けるという事が難しい状態になっています。とくにサブプライム層（言葉はわるいですが実際の年収があまり多くなく、銀行などからお金を借りても焦げ付きの確立が高い層）の方がお金を借りる事が難しくなっていますので、消費が急激に回復する事は難しいと思われます。アメリカの消費（浪費）が如何に世界の経済を支えていたのかが今回の金融危機ではっきりとわかったと思います。株価の急激な回復は大きな調整をはさむ可能性も残っていますので注意が必要です。
今朝もアメリカ株は上昇で取引を終えました。FRB議長の発言もあり株価の安心感も出てきました。今後の展開は弱い調整をはさんだ上昇相場になりそうです。アメリカ株のゼネラル・エレクトリック社（GE)も大きな上昇で取引を終えています。来月の７－９月期の各企業の決算もそれほど悪くはなさそうですのでいまのうちに金融株を仕込んでおいてもいいと思います。やはり一番のおすすめはゴールドマンサックス（GS)です。
