固定縦横比のスケーリングを選ぶと、リフレッシュレートが75Hzに固定されてしまう

9ヶ月ぶりの更新は皇位継承とは全く関係ないPCのお話。

8月に丸5年使った17インチCRTが壊れ、19インチの液晶モニタFP91GPを購入。
17、19インチのSXGA液晶モニタは1280*1024(5:4)なので、
4:3であるVGA(640*480)・SVGA(800*600)・XGA(1024*768)で動作するソフトを
フルスクリーン表示させると縦長になった妙な画面になってしまいます。
ですが、ビデオカードがGeforce系ならDVI接続すればドライバの機能で
上下の端を非表示にして1280*960なアスペクト比固定拡大が可能なので気にせず購入。
(モニタ自体に縦横比固定の機能を持たせてるものは、最近の安物液晶には無い)

問題なく使えてるなーと思っていたのですが、ある時モニタ本体の情報画面を見ると
解像度に関係なく、常にリフレッシュレートが75Hzになってることに気付く。
設定できる限りの項目を60Hzに設定しても75Hzのまま。(液晶モニタは通常60Hzで使う)
「固定縦横比のスケーリング」ではなく「モニタのスケーリング」を選択すれば、
60Hzになるのですが、これだとフルスクリーン時に縦長になってしまう。
（別に17インチSXGA液晶を持っているが、それは縦横比固定に設定しても60Hzになる）

色々調べてわかった結論は、
どうもモニタ自体とドライバのバージョンそれぞれに依存するらしいということ。

nVIDIA Forceware Driverの7x.xx 8x.xx 9x.xxは
「固定縦横比のスケーリング」を選ぶと、リフレッシュレートをモニタDDCを読んで取得。
リフレッシュレートを勝手に変更してしまう、という事らしいです。
[※DDC=Display Data Channel モニタ本体からPCに機種情報を伝えるための規格]
(この場合最大リフレッシュレートを読むと言う話があるが、
私のLCD-TV174は75Hzが最大だが60Hzになるので最大以外の何かを読んでいる？)

また、5x.xxは無問題で、6x.xxは再起動で固定縦横比設定を忘れてしまうとの事。
6xなドライバだと固定縦横比でも75Hzにはならないが、再起動するたびに設定しなおす、
という感じなのかな。試せる環境はあるが、試すのがめんどう…（モノグサ）

5xなドライバが使えるのはGeforce FX5x00系、6xなドライバが使えるのはGeforce 6x00系。
まあ中身を少し書き換えればそれ以外でも使えるかも知れませんが、
5xはdirectX9.0Cでは無く9.0無印対応なので最近のゲームだと色々問題が出そうですね。

安物19インチ買ったので、75Hzなのかなあと思う事にしていますが、
値段は必ずしも関係ない気もしますので、フルスクリーンでGeforceの
縦横比固定機能を使おうと考えている者には悩ましい問題ですね。