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せせこましいサッカーとは?
(
さんぼ
)
2006-05-15 19:39:20
>あたかもサラリーマンの仕事ぶりのようなせせこましい日本代表の組織サッカーは好みではないし
日本代表のサッカーがつまらないというのは思っていましたがサラリーマンのような組織サッカーという見方は初めて目にしました。
サラリーマンのようなせせこましいサッカーという言葉からイメージするのは上司の顔を伺いながらリスクを背負ったプレーをしないサッカーということなのでしょうか?
むしろ今の日本代表は新しい上司ジーコから好きなやり方で仕事をしていいといわれたが何をすればわからないという印象を持っていたので組織サッカーという言葉に違和感があったので質問させてもらいました。
>日本代表を応援するなら、馬鹿になって大騒ぎをしてもいいと思っているらしき人々には共感を感じない
同感です。僕はテレビで静かに応援したいと思っています。
せせこましいサッカー
(
山崎元
)
2006-05-16 02:44:41
どの選手か忘れましたが、最近も、日本人はフィジカルが弱いので、組織的に戦わざるを得ない、ということを言っていた人がいました。
中盤でパスがよく回るし、決して下手ではないと思うですが、ゴールマウスの中に強い玉を蹴ることがめったにない、どちらかといえばセットプレーが頼りの日本のサッカーには、私は、背筋がぞくぞくするような魅力を感じません。
個人で勝負せずに、組織として戦っているのだ、ということを強調する点が、名刺に頼って会社の看板で仕事をするような、日本のサラリーマンの仕事ぶりと似ているように思います。「俺が何とかするから、見ていろ!」というような選手がいないのは少々つまりません。体力は明らかに劣るし、技術も、南米の選手などに比べると、まだまだ中途半端だと思います。
もちろん、アンチ・ジャパンは私の個人的な好みの問題ですから、これを他人に押しつける気はありません。私も、オーストラリア、クロアチア、ブラジルをテレビの前で応援するだろうと思っています。
ハートは、強い。
(
るーく
)
2006-05-16 13:06:43
日本代表を馬鹿みたいに応援する人たちに共感を感じない、というのは私も同じです。
ただ、自分の国の代表選手に対して、「ハートが弱い」「サラリーマン的」と短絡的に片付けるのはどうでしょうか。
彼らは、間違いなくエリートです。
一億の中から23人に選ばれるに値する才能と、想像を絶するような努力をして、あそこに立っています。つまり、どう考えても、「ハートは強い」わけです。
ゴール前で、心臓がバクバク、という表現も、ありましたが、サッカーを高いレベルでやったことのない人の発言と思わざるを得ません。
ペナルティエリアの中に入ったときのプレッシャーの厳しさを、ほんのわずかなタイミングが全てを決めることを、あなたは知らない。
彼らは小さい頃から、たった一つの目標に向かって、何人もの競争相手に勝ちあがってきた勝者です。心臓がバクバクしているわけではありませんよ。厳しい世界レベルでの競争に、ただ負けただけのことです。
別に日の丸大好き人間ではないですが、
サラリーマンサッカーなどと中傷するのは、大人気ない態度だと思います。
プロスポーツへの意見
(
山崎元
)
2006-05-16 15:31:15
るーく様
日本代表の23人が、少なくとも日本のサッカーの世界でエリートであることは間違いないでしょうし、私がサッカーをやったことがないというのも、ご指摘の通りです。
ただ、サッカーでも野球でも相撲でも将棋でも、プロがやることに対するアマチュアの意見というものは、「あのピッチャーはハートが弱い」といった具合に、素人見の印象に基づいた勝手なものになるのはやむを得ません。この種の商業的スポーツコンテンツは、発言の場やコンテクストの問題はありますが、素人が勝手なことを言ってもいい、という前提の下で成り立っていると思うので、サッカーの日本代表について、私のような素人が印象に基づく批評をすることは構わないと考えています(メディアでは「日刊ゲンダイ」が日本代表に対して好意的ではありませんね)。
もちろん、自分のブログなどでない他の多くのメディアでは、「日本代表が勝って欲しいと思う人が多数である」というコンテクストを意識し手発言するつもりではあります。意見は意見として言いますが、聞き手に対する配慮をするつもりです。つまり、別に私は、他人に不愉快を与えることを目的としてはいません。ただ、日本人なのだから、日本代表を応援するのは当然だろう、という前提には与しません。
さて、たとえば、絶好のチャンスに放ったシュートがクロスバーの上に飛ぶ、という現象は、「世界レベルの競争に、ただ負けただけ」ということでもありましょうが、(1)十分冷静になれなかったか、(2)体力がついて行かなかったか、ということの何れかだとすれば、前者では精神の意味で、後者では心臓の意味で、「ハートが弱い」と言いたくなるわけです。
選手本人からすると、素人が勝手なことを言うと思うことでもありましょうが、プロというものは、そういうことを言われるような商売でもある、と知っているのではないかと想像します。
尚、私は、彼ら23人について、スポーツ選手個人としての敬意を払うことは惜しみませんが(何れも、天才の中の天才たちでしょうし、努力もした人たちでしょう)、「自分の国の代表」として、他国のサッカー選手に対するのと別な意識を持って捉えているわけではありません。
チームとして見た場合に、私にとって、日本代表は魅力が乏しいし、過大評価されているのではないかと思っており、今回はそれをサラリーマン的なと表現してみただけです。
たぶん、るーくさんと私の間には、(おそらくサッカーに限らず)「日本代表」というものに対する考えの違いと、サッカーに関する好き嫌いの違いがあるのだろうと思います(私の「サッカーの好み」などたいしたものではありませんが)。
現実に、Wカップの一次リーグの三試合を見ると、私の見方が不適当だったことが分かるかも知れないし、(私にとって)やっぱりそうか、ということであるかも知れません。幸い、見る方は気楽ですから、試合を楽しみにすればいいのではないでしょうか。
尚、私は他のスポーツを含めて、日本代表が全て嫌いな訳ではありませんし、試合内容によっては、大いに反省して、サッカーの日本代表を見直すようになるかも知れません。
ちなみに、昨日の「News GyaO」で答えた私の一次リーグの日本代表に関する予想は、対オーストラリアが1-1の引き分け、対クロアチアが0-1の負け、対ブラジルが1-3の負け、です。さて、どうなりますか。。。
王監督と長嶋監督
(
machgogo
)
2006-05-17 19:07:38
はじめまして。いつも楽しく拝読しております。
個人的には、王監督はダイエーホークスの監督に就任され、ファンから生卵などを投げつけられ、ご指摘の通り「神」から人間へ降臨され、オーソドックスな采配になったかという印象があります。また、王監督は「野球の神様を愛した人」、長嶋監督は「野球の神様に愛された人」と思います。ジーコが「フットボールの神様を愛した人」なら、マラドーナが「フットボールの神様に愛された人」でしょうか?
所詮、よくて優勝チームでも勝率6割-7割のベースボール、WBCをフットボールのように1試合毎のノックアウト制にする事自体、かなり無理があるような気がします。
王と長嶋
(
山崎元
)
2006-05-18 00:25:23
machgogoさま
王貞治が野球の神様を愛して、長嶋茂雄が野球の神様に愛されたというのは至言ですね!感服です。
私は自分自身が努力型ではないのですが、野球選手としては、王選手が好きでしたし、監督としての王氏には、成長を見る楽しみを感じています。
これを書くと、サッカーの話以上の反発を呼びそうですが、私は監督が長嶋氏になってからジャイアンツ・ファンを辞めました。選手は一流を連れてくるくせに、監督としては明らかに一流でない(頭の悪い)長嶋氏を監督にするということが、「スポーツとしての野球に対する冒涜」と思えたので、以後、読売巨人軍を軽蔑することとなりました。ヤンキースのオーナーのように勝ちに徹するなら、まだ一貫性があっていいのですが、長嶋氏を監督として野球をやるというのでは、野球はすでに本気の「スポーツ」ではなくて、人気さえ取れればいい、プロレスのような「興業」です。
しかし、長嶋氏(人柄は良さそうですが)の愛され方には、読売のサラリーマン経営者たちの判断を狂わせるに十分な凄さがありますね。
尚、私は選手としてのジーコが好きでした。あの時期に鹿島に居て、真面目にサッカーに取り組んでいた姿勢には神々しいものがありました。彼は、本当に、サッカーを愛していたのでしょう。
スポーツと国民性
(
machgogo
)
2006-05-19 06:31:39
山崎様、ご丁寧にお返事を頂き有り難うございます。歯に衣着せぬ「山崎節」は毎度ながら、正直非常にすがすがしく、意見の相違があったとしても反発など感じずむしろ読みごたえがあります。テレビでは、「オトナ」の事情で色々と制約があると思いますが、ブログや本などの媒体で今後とも期待しております。
正直、当方も「時間外取引」で念願の巨人入団を果たしたにもかかわらず高校時代がピーク(?実際にこの目で見ていないのでわかりませんが)だったと言われる江川元投手がプロとしての節制を怠りあっさり引退してしまい、子供心に巨人には幻滅しました。仰るとおり、長嶋監督を続投させ続けた読売巨人軍の姿勢は、スポーツを愚弄する行為だったと思います。
サラリーマン的な組織サッカーは、ある意味フットボールはその国の国民性を反映したものだと考えているので、あまり違和感は感じません。もっともこの国のサラリーマン文化も崖っぷちかもしれませんが、逆にジーコの当初の自由放任主義(?)の方が正直違和感はありました。素人ながら、むしろ、発展途上の過渡期の日本サッカーには、トルシエのような厳しい厳しい規則を設けた方がよかったと感じますが・・・
今ではすっかりポロシャツの代名詞となった感のある名プレーヤーFred Perryを戦前ウィンブルドンで敗ってベスト4入りした、故佐藤次郎氏はとにかく粘り強く相手のボールを返し、「しこしこ」テニスと評されたそうですが、そういう国民性を反映した、「つまらない」スタイルもあってもいいかと思います。
ウサギと亀ではありませんが、亀が勝つこともあるように。
追伸:山崎様がギャンブルをなさるとは、ちょっと意外でした。「リスクとリターンで考えると、人生はシンプルになる!」に書かれていたような記憶もありますが。
私はスイスチーム派です。
(
ミラ
)
2007-07-19 01:59:43
Wカップ良かったし。でも、がんばれニッポンは当然ありました。企業が買いすぎてプレイどころじゃない、とも、ありましたね。知人のサッカーファンが歴史の武田軍のファンでもあり。ほんとに日本人って良い人達なのです。だから強さとかにこだわらず応援もするんです。良い事だと思うなぁ。そういう日本は忘れてはいけないと思うなぁ。私は。ギャンブルだって、競輪なんてという若者に限って競馬で負けてるしパチンコで負けてる。競輪の方がスポーツだから、観てればシンプルなんです。選手も頭良いしなぁ。人と接する様に出来るから私は好きですね。会社員の時はスカパーだけ観るだけで買いませんが。自分が買う行為じゃなくライブ感がすごいですね。戦略を100考える選手も居れば、コンビの一人が、「俺は寝るぜ」と、早く寝たりして、ぶっつけ本番なとこが好きですよ。色々ユニークなんです。私は面白い事が好き。だからユニークに話したりもしますね。
王はリアルタイムじゃないし
(
ミラ
)
2007-07-19 02:42:10
イチローだと思います。やっぱり。ナウなおっちゃんが言う様に。ソフトバンクは孫さんが何か熱過ぎて、私は北尾さんがまだ良いですね。憤。を大事にしてるでしょう。そういうところが。だって皆愚痴は言うけど、会社で憤りとか魅せないでしょう。そういうの変だと思うなぁ。会社何てシーンとなっても。私は「何が不景気なんですか!」と言ってました。不況とか努力しない社員に限って言い訳で言うのだもの。そしたら、頑張る若手が「私は同感です。」と言ったし。「そうそう」と事務も言った。何か土地とかシステムだけ誇りに会社の貰い物だけ貰う様な大人が多いから、私は否定しました。きちんと。外国人も、「ほんと、何を誰がやってんだか」と言ったし、努力する人達は同感ですから。お金がなければ会社は周りません。若者が頑張らないと若者も出来るじゃないかと空気を変えていく事は出来ません。自分がそうじゃないと思ったら、自分が頑張らないと会社は変わりません。私は今はスクール行きながら、ベンチャーに参加するから税金の勉強からしてます。元上司は、会社をうろついてる、コンサルタントを、(奈落に落ちてる人種)と言いました。外国人はキリよくそう考えるみたいですが。奈落に落ちてるならみなであり、だって世界が天国なら良い車は要らないしペガサスがある。私の見解はそうですね。関わりあわなければ人をそういう言い方しなくて良い事だって。上司は、権威の進まない世界に似てるから、そんな発言で若い社員達に笑われるのです。IQが高過ぎると天然と紙一重の外国人が居て、社員が出来ないという文句ばかりで、大学二つも行ってマイクロソフトの次期社長にもならない。今大学はどうするかなんて問題ですが親が決める大学なんてどこでもいんですよ。どこでも良いと行ったら行くかも知れないし。私の場合は、高校から英語教師に相談してやりたい知識がはっきりしてれば、協力は得れますから、次、仏教授を紹介してくれたり、自分でも探したり、そして、ここがいんじゃないか、と、言ってくれますから。自分がとても良く勉強してればの話ですが。仏なら品性もあり。聞きながら思索してるから目立たず意見を述べられる。高いセンスが感じられる。など。アートの趣味も良い、社会活動にも興味ある、とか、それは用意ではなく当然なんですね。海外行く人は。だから大学は社会だから親の思いで行かせる所ではありません。
三國志で言えば
(
ミラ
)
2007-08-16 14:40:27
じゃ山崎さんの理想はソウソウに見えるんですけど。今日は。私は夏休みでゆったりリゾート来てます。阿波おどりも行きましたが、はぁ?とか、語りを思い、着うた聴いて星空の観測してしまいした。(>_<)ビジネス手帳を買おうと思いました。用の。普通の手帳は持ってますが。ここのブログを読んで気になった事はやってきっと吉ですね。政治もこれから大事だと思います。だけど政治家が信用出来ない。なんだあの村上ファンドに出した金銭感覚は。など。謎です。若者の気持ちはそれだけです。後、東大の人も外資の人もですね。基本的には。尊敬出来る様な人が少ない。偉い人(偉大)になる為に行けば良いと私的には思います。精神的な面を磨いて欲しいと思います。
マオ
(
knockoff handbags
)
2012-02-06 23:23:01
山崎さんは12回転職だそうですが年金のほうは大丈夫でしたか.ge
マオ
(
Ashlyn Harris 2021 Jersey
)
2020-11-28 16:11:34
Options: No Name No Number Size: M Color: men home
Looks pretty decent from initial views. Be interesting to see how it compares to the real one when washing (I’ve both)
October 07, 2019
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日本代表のサッカーがつまらないというのは思っていましたがサラリーマンのような組織サッカーという見方は初めて目にしました。
サラリーマンのようなせせこましいサッカーという言葉からイメージするのは上司の顔を伺いながらリスクを背負ったプレーをしないサッカーということなのでしょうか?
むしろ今の日本代表は新しい上司ジーコから好きなやり方で仕事をしていいといわれたが何をすればわからないという印象を持っていたので組織サッカーという言葉に違和感があったので質問させてもらいました。
>日本代表を応援するなら、馬鹿になって大騒ぎをしてもいいと思っているらしき人々には共感を感じない
同感です。僕はテレビで静かに応援したいと思っています。
中盤でパスがよく回るし、決して下手ではないと思うですが、ゴールマウスの中に強い玉を蹴ることがめったにない、どちらかといえばセットプレーが頼りの日本のサッカーには、私は、背筋がぞくぞくするような魅力を感じません。
個人で勝負せずに、組織として戦っているのだ、ということを強調する点が、名刺に頼って会社の看板で仕事をするような、日本のサラリーマンの仕事ぶりと似ているように思います。「俺が何とかするから、見ていろ!」というような選手がいないのは少々つまりません。体力は明らかに劣るし、技術も、南米の選手などに比べると、まだまだ中途半端だと思います。
もちろん、アンチ・ジャパンは私の個人的な好みの問題ですから、これを他人に押しつける気はありません。私も、オーストラリア、クロアチア、ブラジルをテレビの前で応援するだろうと思っています。
ただ、自分の国の代表選手に対して、「ハートが弱い」「サラリーマン的」と短絡的に片付けるのはどうでしょうか。
彼らは、間違いなくエリートです。
一億の中から23人に選ばれるに値する才能と、想像を絶するような努力をして、あそこに立っています。つまり、どう考えても、「ハートは強い」わけです。
ゴール前で、心臓がバクバク、という表現も、ありましたが、サッカーを高いレベルでやったことのない人の発言と思わざるを得ません。
ペナルティエリアの中に入ったときのプレッシャーの厳しさを、ほんのわずかなタイミングが全てを決めることを、あなたは知らない。
彼らは小さい頃から、たった一つの目標に向かって、何人もの競争相手に勝ちあがってきた勝者です。心臓がバクバクしているわけではありませんよ。厳しい世界レベルでの競争に、ただ負けただけのことです。
別に日の丸大好き人間ではないですが、
サラリーマンサッカーなどと中傷するのは、大人気ない態度だと思います。
日本代表の23人が、少なくとも日本のサッカーの世界でエリートであることは間違いないでしょうし、私がサッカーをやったことがないというのも、ご指摘の通りです。
ただ、サッカーでも野球でも相撲でも将棋でも、プロがやることに対するアマチュアの意見というものは、「あのピッチャーはハートが弱い」といった具合に、素人見の印象に基づいた勝手なものになるのはやむを得ません。この種の商業的スポーツコンテンツは、発言の場やコンテクストの問題はありますが、素人が勝手なことを言ってもいい、という前提の下で成り立っていると思うので、サッカーの日本代表について、私のような素人が印象に基づく批評をすることは構わないと考えています(メディアでは「日刊ゲンダイ」が日本代表に対して好意的ではありませんね)。
もちろん、自分のブログなどでない他の多くのメディアでは、「日本代表が勝って欲しいと思う人が多数である」というコンテクストを意識し手発言するつもりではあります。意見は意見として言いますが、聞き手に対する配慮をするつもりです。つまり、別に私は、他人に不愉快を与えることを目的としてはいません。ただ、日本人なのだから、日本代表を応援するのは当然だろう、という前提には与しません。
さて、たとえば、絶好のチャンスに放ったシュートがクロスバーの上に飛ぶ、という現象は、「世界レベルの競争に、ただ負けただけ」ということでもありましょうが、(1)十分冷静になれなかったか、(2)体力がついて行かなかったか、ということの何れかだとすれば、前者では精神の意味で、後者では心臓の意味で、「ハートが弱い」と言いたくなるわけです。
選手本人からすると、素人が勝手なことを言うと思うことでもありましょうが、プロというものは、そういうことを言われるような商売でもある、と知っているのではないかと想像します。
尚、私は、彼ら23人について、スポーツ選手個人としての敬意を払うことは惜しみませんが(何れも、天才の中の天才たちでしょうし、努力もした人たちでしょう)、「自分の国の代表」として、他国のサッカー選手に対するのと別な意識を持って捉えているわけではありません。
チームとして見た場合に、私にとって、日本代表は魅力が乏しいし、過大評価されているのではないかと思っており、今回はそれをサラリーマン的なと表現してみただけです。
たぶん、るーくさんと私の間には、(おそらくサッカーに限らず)「日本代表」というものに対する考えの違いと、サッカーに関する好き嫌いの違いがあるのだろうと思います(私の「サッカーの好み」などたいしたものではありませんが)。
現実に、Wカップの一次リーグの三試合を見ると、私の見方が不適当だったことが分かるかも知れないし、(私にとって)やっぱりそうか、ということであるかも知れません。幸い、見る方は気楽ですから、試合を楽しみにすればいいのではないでしょうか。
尚、私は他のスポーツを含めて、日本代表が全て嫌いな訳ではありませんし、試合内容によっては、大いに反省して、サッカーの日本代表を見直すようになるかも知れません。
ちなみに、昨日の「News GyaO」で答えた私の一次リーグの日本代表に関する予想は、対オーストラリアが1-1の引き分け、対クロアチアが0-1の負け、対ブラジルが1-3の負け、です。さて、どうなりますか。。。
個人的には、王監督はダイエーホークスの監督に就任され、ファンから生卵などを投げつけられ、ご指摘の通り「神」から人間へ降臨され、オーソドックスな采配になったかという印象があります。また、王監督は「野球の神様を愛した人」、長嶋監督は「野球の神様に愛された人」と思います。ジーコが「フットボールの神様を愛した人」なら、マラドーナが「フットボールの神様に愛された人」でしょうか?
所詮、よくて優勝チームでも勝率6割-7割のベースボール、WBCをフットボールのように1試合毎のノックアウト制にする事自体、かなり無理があるような気がします。
王貞治が野球の神様を愛して、長嶋茂雄が野球の神様に愛されたというのは至言ですね!感服です。
私は自分自身が努力型ではないのですが、野球選手としては、王選手が好きでしたし、監督としての王氏には、成長を見る楽しみを感じています。
これを書くと、サッカーの話以上の反発を呼びそうですが、私は監督が長嶋氏になってからジャイアンツ・ファンを辞めました。選手は一流を連れてくるくせに、監督としては明らかに一流でない(頭の悪い)長嶋氏を監督にするということが、「スポーツとしての野球に対する冒涜」と思えたので、以後、読売巨人軍を軽蔑することとなりました。ヤンキースのオーナーのように勝ちに徹するなら、まだ一貫性があっていいのですが、長嶋氏を監督として野球をやるというのでは、野球はすでに本気の「スポーツ」ではなくて、人気さえ取れればいい、プロレスのような「興業」です。
しかし、長嶋氏(人柄は良さそうですが)の愛され方には、読売のサラリーマン経営者たちの判断を狂わせるに十分な凄さがありますね。
尚、私は選手としてのジーコが好きでした。あの時期に鹿島に居て、真面目にサッカーに取り組んでいた姿勢には神々しいものがありました。彼は、本当に、サッカーを愛していたのでしょう。
正直、当方も「時間外取引」で念願の巨人入団を果たしたにもかかわらず高校時代がピーク(?実際にこの目で見ていないのでわかりませんが)だったと言われる江川元投手がプロとしての節制を怠りあっさり引退してしまい、子供心に巨人には幻滅しました。仰るとおり、長嶋監督を続投させ続けた読売巨人軍の姿勢は、スポーツを愚弄する行為だったと思います。
サラリーマン的な組織サッカーは、ある意味フットボールはその国の国民性を反映したものだと考えているので、あまり違和感は感じません。もっともこの国のサラリーマン文化も崖っぷちかもしれませんが、逆にジーコの当初の自由放任主義(?)の方が正直違和感はありました。素人ながら、むしろ、発展途上の過渡期の日本サッカーには、トルシエのような厳しい厳しい規則を設けた方がよかったと感じますが・・・
今ではすっかりポロシャツの代名詞となった感のある名プレーヤーFred Perryを戦前ウィンブルドンで敗ってベスト4入りした、故佐藤次郎氏はとにかく粘り強く相手のボールを返し、「しこしこ」テニスと評されたそうですが、そういう国民性を反映した、「つまらない」スタイルもあってもいいかと思います。
ウサギと亀ではありませんが、亀が勝つこともあるように。
追伸:山崎様がギャンブルをなさるとは、ちょっと意外でした。「リスクとリターンで考えると、人生はシンプルになる!」に書かれていたような記憶もありますが。
Looks pretty decent from initial views. Be interesting to see how it compares to the real one when washing (I’ve both)
October 07, 2019