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Unknown (所長)
2006-06-09 16:48:08
所長@21世紀生活研究所です。当方のコメントを記事で取り上げていただき恐縮です。ただ残念ながら「劇場型捜査」は私の発案ではなく、どなたかがお使いになっていたのを気に入って使わせていただきました。

 さてマスコミにも期待できないとなれば、国民の鑑賞眼が重要だとのご指摘、おっしゃるとおりです。「怒る」系のブログを書いているようではいかんと反省する次第です。
 
 
 
Unknown (シロウサギ)
2006-06-09 19:07:12
ライブドアの時のリークは「笑う」じゃすみませんでした(^^; マネーロンダリング、幹部の不正蓄財、巨額脱税、暴力団、政治化との癒着・・毎日洪水のように「メディア受け」するリークが続きました。でもこれら結局一つも立件されませんでした。ひどくないですか?

今、村上さんを大悪人にしたてあげようと?リークが事細かにされてますが、なにか非常に割り切れないものを感じます。 見てるほうは「またか・・。どこまでホントなのかしら。」と苦笑まじりでも、ターゲットにされた本人(村上サン)はやっぱり笑えないでしょう。 





 
 
 
リークと笑い (山崎元)
2006-06-09 20:02:42
検察に限らず公務員の情報リークそれ自体は、当然、笑って済ますことのできる問題ではありません。



それでは怒れば効果があるのか、という具合に問いを変えると、これにはどうも限界があるようなのが困ったところです。



仮に、リークした人物とこれを受けた記者が特定できて、この人たちが個人的に考えたことが明らかになると、かなり「笑える」し、笑われた方は堪えるのではないでしょうか。たとえば、別のメディア関係者がこういう建設的ないたずらをするといいように思うのですが、どうでしょうか。



しかし、メディアの者どうしで、"同業"相哀れんでかばい合ったり、メディアどうしの偏狭な「怒り」の世界での刺し合いになったり、といった、大人げないことが心配でもあります。



やはり、ここでは、先ず観客側の鑑賞眼が大切のように思います。



なお、詳しくは、来週月曜日配信予定のJMMに寄稿しましたが、村上世彰サンに対する私の評価は、彼は、株式の売り抜けのために積極的に他人に働きかけて他人を利用する「モノ言う仕手筋」であって、アクティビスト的な彼の言動は、いわば彼のアクセサリーである、という判断に至りました。つまり、悪人です。



インサイダー取引の上では「積極的インサイダー」とでもいうべき行為を働いていますし、大きな意味では株価操縦にも当たることをしていると私は思います。



但し、アクティビストとしての彼の発言には正しい点が幾つもあったし、検察の今回の立件にはかなり危ういところがあるし、という諸々の事態はあるのですが、これらは、それぞれ別個に評価すべき問題です。



ただ、彼が悪人だとしても、公務員のリークはいけませんね。
 
 
 
Unknown (シロウサギ)
2006-06-09 21:12:41
村上氏は倫理的道徳的な面からはあるいは「悪人」であったかも知れません。しかしながら違法行為の数々を犯した「悪人」であったかと言うと、それは違うのではないと。



村上氏は法令順守に関しては神経質なまでに気を使い、一流の弁護士を雇いコンプライアンスチェックには莫大なお金をかけていたといわれます。



今回のインサイダー容疑に関しても、検察情報によるといかにも真っ黒のように見えますが、会社の機関決定もされていない、資金調達も確実ではない段階での「ニッポン放送大量買いたい」という情報がはたして従来の意味でのインサイダーにあたるのか。 法の拡大解釈なのではないのか?



今回のインサイダー容疑が裁判所で有罪との判例が出てしまうと、逆に現場は相当混乱するのではないかと心配に思えるぐらいです。

今後の裁判の成り行きを注目してゆきたいですね。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2006-06-10 16:41:35
国策捜査の「国」ってなにを指してるんでしょう?

政府、政権与党的なイメージがありますが、

少なくとも堀江氏に関しては、与党との距離は相当近かったので、「国」としての意思が働いたとはとても思えない。

「国」=検察ってこと?
 
 
 
劇場型被疑者の悪事 (ことり)
2006-06-11 19:09:03
劇場型被疑者の数々の悪事は「きっこの日記」参照です

この国はアメリカの植民地になるでしょうね

米国政府(ブッシュ政権)による日本政府(小泉政権)に対する年次改革要望書どおりに政府がやっているのですよ

この国に明るい将来はありません

日本がアメリカから独立して、日本の良き時代に戻すことが日本の将来を明るくするのです
 
 
 
「国策」と「国益」 (山崎元)
2006-06-11 21:55:17
「国策捜査」については、詳しくは佐藤優氏の著書を読んでから論じなければなりませんが、漠然と国策と言うときの実質的な主体は、霞ヶ関の官僚と一部の政治家なのでしょう。「検察」なり「財務省」なりの特定の組織や時の首相周辺といった政治家が常に「国策」の主体を代表しているということではなさそうです。



もともと「国」という概念は、人によって好都合に使われます。たとえば「国益」というと、何らかの具体的に定義できる利益がありそうな印象を覚えますが、ある集団にとっての利益が、別の集団には不利益になる、といったことが多々あります。



しかし、「国益」という概念を使って、何か(主張する人の利益になるような「何か」であることが多い)を主張する場合には、あたかもそれがあらかじめかつ確実に存在するもののように利用されます。実際には、国の名を借りるだれか具体的な人の利益が、しばしば「国益」の正体です。



「国策」にせよ「国益」にせよ、「国」を使ったインチキに気を付けましょう。
 
 
 
アメリカの植民地、日本? (山崎元)
2006-06-11 22:31:34
ことり様



私も、現在の日本の有り様は、アメリカの実質的な植民地、あるいはもう少しビジネスに近づけて喩えると、非連結だけど実質支配子会社のようなものではないかと思っています。



ただし、それが、日本という環境を良くしているのか悪くしているのかについては、人によって考え方が違うでしょうし、損得も違うと思います。



たとえば、日本が実質的にアメリカの劣位にある一部分だと理解して、アメリカに適応した生活を送る「個人」にとって日本は、徴兵もないし、そこそこに自由で、経済的には豊かに暮らせるし、「出世はしないけれども、豊かに暮らせる、楽な子会社」の社員のような、小さな幸せが得られやすい環境です。



ビジネスをする人も、政党のマニフェストのかわりに、年次改革要望書でも読んで、先のビジネスを考えればいいのだから楽です。



日本が、アメリカから独立した立場でやっていこうとした場合、個々の国民の負担は、現在よりも結構大変になる場合が多いかも知れません。それでも、その方がいいという国民もいるでしょうし、それは嫌だという人もいるでしょう。また、面倒なことに、独立路線で得をする人もいれば、損をする人もいます。



本当は、国籍を自分で選べるようになっていればいいのでしょうが、そうも行かないとした場合に、個人は、日本の環境・立場を上手に利用することを考えればいいし、日本では間尺に合わないと思う人(たとえば大きな相続財産を持っている人)は国外に出て行けばいいと思います。



一人一人が自分に合った選択をすればいいというのが、結論ではないでしょうか。挙国一致で、意見統一をする必要はありません。私個人としては、多少税金が高いのが難点ですが、アメリカの実質支配子会社である日本は、まあまあ我慢できる場所だと思っています。
 
 
 
笑える。 (ミラ)
2007-07-11 04:10:56
村上さんは笑いもんです。悪党になった時点で世の中にのまれている。(もの言う株主)ではなかったと私は思います。吠えただけ。官僚癖じゃないかなぁと…。スピーチ長いでしょう。だから佐藤優さんは冒険に出掛けたんですよ。ある意味では。ダイミナックな行動力を武器に。だから中年層の憧れ。分かりますね。本はほとんど各宗教について書かれてる気がするのに何故かヒーローです。冒険家だから。私が思うに。米の大統領の批判は日本人がしたってつまらない事な様に、ルーズベルト以来、大統領たちは、CEOと見ても過言ではないでしょう。何だか。米人たち以外はもう意見しない方が無駄骨じゃない。そして、孫さんが(風林火山海)と海つけて言うけど、真田幸村の事の様に思えますね。武田につく位だからそれ位の人。私が今日この頃思う事でした。それで、山崎さんは堀江さんの個性を好きみたいですが、私はお洒落な人が好きなので分からない良さです。ヴィジョンとして。お洒落がちっとも似合わない位に生きるって反対に難しいと思います。でも新しい事はやったし、人材的に、livedoorが(根性だけでままなる スター)をやったんです。若者たちは勇気づけられた事でしょう。今でもその思想はIT世代の若者にあるのです。アートスクールは絶対違うのに。根性だけで来てて、「あつさ」を語る、という。エジプトでもないのに。私は興ざめ。「勉強した方がいいと思う。」しか言えません。堀江さんは東大を否定しましたが、あの科は、仏教は、生命を学ぶ、とこだから、おかしい話ですよ。否定自体がかっこつけじゃないですか。あれこれやっても(生命を学ぶ)が仕事だと私は思うんですよね。「金になればいいじゃないか」とか、日本の権力者の方が外国人より言いました。私は本当にその乱暴な発言には心が切れて、スタっと座り、会社の事、雰囲気、「今、その姿勢が必要な時ではありません。」と言ったら、言い過ぎたと、相手側が気がついた。それ位に人って人が必要なんですよ。人同士が常に、会社でもその時その時を重ねていけるように。
 
 
 
金になればいいんですが (ミラ)
2007-07-11 05:04:28
みんなが傷みを抱えているのに、若い人達は自分のやり方を尊重されたく思ってて、それをまず活かす様に、チームの雰囲気を活気よくする事の方が先決な時があります。求めてないものを先に与えるよりも求めさせる事です。パワーから。ただ金じゃ社名が落ちる。みんなが楽しいなと思わない。なら、落ちるんです。みんながラフで本当に自分を新しく思い来るようにです。ここには自由がある。と、みんなが落ち着き取り組める姿勢が整うように思想の支配だけはしてはいけないのです。みんなを稼げる一流にするのがそもそもは大事な仕事。みんなの自信の持ち方がクリアーじゃなければ。考え方が変わって来るように。面白くおもしろく。社員にたのしみを与え続ける事で、よそにも伝わり、自分自身が会社に必要だと思わなくては、最近の子はほぼ発言力がないんです。かわいそうに。それじゃストレスが溜まり金が要るだろうとか、そこまで思う。私は。一人者は、給料3分の1使っても、3分の2残る位に稼がないと。今の若者なら。そりゃ上司がわるい。そういう数式に持っていかないから。
 
 
 
アメリカの植民地、日本? (snowbees)
2007-07-11 10:55:11
山崎さん、
<日本では間尺に合わないと思う人(たとえば大きな相続財産を持っている人)は国外に出て行けばいいと思います。一人一人が自分に合った選択をすればいいというのが、結論ではないでしょうか。挙国一致で、意見統一をする必要はありません。>
上記のご意見に全く賛成です。敢えて、補足すると:
1.日本外交は、日米同盟を基礎にして、二つの選択肢がある、すなわち、1-1.アメリカを無条件で支持する、1-2.対米関係を重視すると同時に、日本の近隣諸国(中ロ韓)との関係改善を図る。
2.日本はアメリカの同盟国なので、軍事的、経済的、政治的メリットは大きい。もちろん、代償や不自由も伴うが、それを勘案しても、同盟メリットの方が遥かに大きい。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-07-11 16:01:14
snowbeesさま

現実には難しいのですが、皆が国籍を自由に選択できるようにしてくれるといいですね。

もっとも、かつての某大臣の就任前のように、住民税を払わないために、住民票を移すような人がたくさんいると、脱税天国になりそうですが。

もっとも、国籍を選べるなら、どこがいいのかは、なかなか難しい問題ですね。
 
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