コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
Unknown
(
Unknown
)
2006-04-22 01:59:09
>本を書く以外にも忙しく、物理的にこんなに書けるはずがない、というペースで本を出される方多くは、上記のような工程で作られたものだろう
ご察しのとおりで、そのような方の書籍が話題になり、それなりに売れる限界はせいぜい10冊程度ではないかと感じております。もちろん刊行に至れば初刷り分の印税は支払われるので、ライター、編集プロダクション等の取り分を考慮しても、けっこう割のいい商売だとは思いますが(十数冊目でも書店に並べば当たる可能性もある)。
私はビジネス書の編集をしています。山崎さんのお話の内容がスッキリ理解でて、論理展開の感覚の合うライターを連れていけば、1冊お願いできますでしょうか。弱小出版社ですはありますが。
企画としては、「時代のせいにする暇があったら自分を磨くことを自覚しているR25世代に向けた、人生を楽しむために必要なこと」という具合で。
いかがでしょうか…。
(匿名で失礼しました)
出版企画
(
山崎元
)
2006-04-22 21:02:53
Unknown様
もちろん、出版企画の持ち込みは、いつでも歓迎です。「自分を磨く」こと、「人生を楽しむ」ことは共に興味深いテーマです。
当面、新書で資産運用の本を書く予定ですが(これはライターを立てずに作ります)、ビジネス本であれば、ある程度並行的に作業できそうですね。
良いテーマが設定できたら、是非やりましょう。
バカにつける薬
(
stonco606
)
2006-04-28 17:57:37
こんにちは。
その本、買います。なぜなら
①私(対年初比半減!)につける薬は濃いものでないと効かないので。
②山崎さんのファンだから。
(せこいので著者が好きでない場合、古本を買うようにしています)
Unknown
(
山崎元
)
2006-04-30 00:57:31
stonco606さま
いらっしゃいませ。
拙著をご購入下さるとのこと、ありがとうございます。前書きに大体の趣旨が書いてありますので、先ずは、書店で前書きをご一読下さい。場合によっては、前書きだけで「効く」と思います。
長期投資?
(
ヤマアラシ
)
2006-05-19 20:46:48
毎回、辛口で鋭いコラムを楽しく読んでいます。投資バカ、拝読しました。とても、分かりやすかったです。
長期投資はリスクを下げない、にちょっと疑問を持ちました。株式は通常はリスクプレミアムを乗せられているはずです。それなら個々の銘柄ではともかく、割安で十分分散されたポートフォリオであれば、長期では全体のリターンはプラスになる確率が高まり、リターンのばらつきも小さくなりそうな気がしますがいかがでしょうか?それが、投資信託をすすめる人たちの主張だと思っていました。
また、個別銘柄への分散投資が最もコストがかからないということですが、あの本ではどのように投資すればよいのかまでは書かれていません。このままでは、ちょっと不親切では?次は個人投資家向けのまじめな株の本の出版を是非、お願いします。
長期投資とリスク
(
山崎元
)
2006-05-20 14:05:03
ヤマアラシさま
いらっしゃいませ。拙著をお読みいただいたようで、ありがとうございます。
さて、ご疑問を抱かれた、長期投資とリスクの関係は、理解が混乱しやすくて、スッキリとした意見の一致を見にくいテーマです。
確かにご指摘のように、株式などのリスク資産は、長期で持つほど、元本割れしにくくなりますが、これは、リスクのせいではなくて、期待リターンがプラスであるためです。ただ、長期に投資するほど、おカネを使うのを我慢しているわけですし、その間リスクを負担している訳ですから、「元本割れしない」というだけでは不十分でしょう。投資家が必要とする富の水準も上昇しているはずです。
リスクを何で測るかが問題ですが、最終的な投資家の価値判断(=「効用」の決定)は、運用資産の額で行われると考えるのが、まあ、妥当でしょう。この場合、運用資産額が取り得る範囲は、時間が経過するほど上下に拡がります。ここで、富の額のバラツキを「リスク」と考えると、リスクは時間と共に拡大します(例えば、保険は、長期の方が保険料が高いですね)。しかし、富の期待値の方も時間と共に向上しており、ここで面倒なこと(=時系列リターンの自己相関など)を考えなければ、リスクとリターンの価値判断を一定とするとき、運用期間の長短は、適切なリスクの量に影響しない、という結論が得られます。通常の投資家としては、これが妥当な考え方だろうと思います。
ところが、長期運用するとリスクが小さく見えやすいことを使って、投信業界などは(日米とも)、顧客(=カモ)たちに、長期運用すると、リスクが縮小するから、大きな投資リスクを取ることが出来る、という嘘を教えて、投信を(変額の個人年金保険など、もっと劣悪な商品もそうですが)売っている、というのが、運用業界の困った実態です。
尚、どのように投資したらいいかを書いていないのは少々不親切だったかも知れませんが、具体的な運用方法は、たとえば「お金がふやす本当の常識」(日経ビジネス人文庫)に書いてあります。税込みで700円くらいの本ですが、後半の何章かを立ち読みすれば、お分かり頂けると思います。
また、「個人投資家向けのまじめな株の本」は、年内刊行を目指して、執筆に取りかかります(新書の予定です)。待っていてください!
Re:長期投資とリスク
(
ヤマアラシ
)
2006-05-20 19:23:16
山崎様
お答えいただきありがとうございます。なんとなく分かった気がします。つまるところ、投信はいんちきなな説明で営業しているということですよね。
"リスク”は難しい(あいまいな?)言葉ですね。経済学ではバラツキですが、日常生活では元本割れの可能性の方が実感に近い言葉です。
ところで、投資銀行に勤めている友人がいるのですが、彼は貯金は全て定期預金にしているそうです。投信は、自分の会社のも補助が出るわけではないので入っていないそうです。彼は、将来、運用の担当になるかもしれないといっていましたが・・・これでは、投信に入る気は起きませんよね。(機関投資家はみなさんこのような感じなのでしょうか?)
山崎さんがお書きになった本は、「お金がふやす本当の常識」はもちろん、「ファンドマネジメント」も拝読しました。(後者は専門的でしたので、完全に理解できたわけではないのですけれども。)次の株の本も楽しみにしていますので、よろしくお願いします。
山崎さんの本の良さは
(
ミラ
)
2007-08-12 03:25:59
ベンチャー始める青年にある台詞を言うと、リスクとリターンで、人生はシンプルになる、の、「若者にヴィジョンが見えて居る人は少ない」の台詞みたいです。リーダーは経済学者は信じてない存在らしいですが。「そういうは映画にすると良いね」と、言ってました。私は新刊が良いと思いますよ。楽天はヘビグッズ専門店のガラスの置物に最近アートな硝子で作られたニワトリがありました。あれは買うつもりですが。ドイツ製のブックマークとかお洒落な物がありますね。でもヒルズ族出してるけど社長の本ってのは、当時のホリエモン以外、まだやってる社長の本とかは実は売れなさそうなのが、私の実感です。私は買わないですもんね。1500円出してはやはり。人が持ってる孫さんだけ読みたいだけで。
バカ壁ですか・・・
(
あき
)
2008-04-21 22:38:14
以前に某対談番組で
著書に名前貸しをしていた養老孟司氏が言っていたように
出版社が企画して、ゴーストライターが書き、
養老孟司氏の秘書が校正して
最後に養老孟司氏が判子押したというのは有名ですね。
もっとも、今時の有名人の著書はみんな同じようなものかもしれないが
これで印税のボロもうけしているのを聞くと
なんだかなーーーーって感じでしたね。
コメントを投稿する
名前
タイトル
URL
コメント
※絵文字はjavascriptが有効な環境でのみご利用いただけます。
▼ 絵文字を表示
携帯絵文字
リスト1
リスト2
リスト3
リスト4
リスト5
ユーザー作品
▲ 閉じる
コメント利用規約
に同意の上コメント投稿を行ってください。
コメント利用規約に同意する
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ご察しのとおりで、そのような方の書籍が話題になり、それなりに売れる限界はせいぜい10冊程度ではないかと感じております。もちろん刊行に至れば初刷り分の印税は支払われるので、ライター、編集プロダクション等の取り分を考慮しても、けっこう割のいい商売だとは思いますが(十数冊目でも書店に並べば当たる可能性もある)。
私はビジネス書の編集をしています。山崎さんのお話の内容がスッキリ理解でて、論理展開の感覚の合うライターを連れていけば、1冊お願いできますでしょうか。弱小出版社ですはありますが。
企画としては、「時代のせいにする暇があったら自分を磨くことを自覚しているR25世代に向けた、人生を楽しむために必要なこと」という具合で。
いかがでしょうか…。
(匿名で失礼しました)
もちろん、出版企画の持ち込みは、いつでも歓迎です。「自分を磨く」こと、「人生を楽しむ」ことは共に興味深いテーマです。
当面、新書で資産運用の本を書く予定ですが(これはライターを立てずに作ります)、ビジネス本であれば、ある程度並行的に作業できそうですね。
良いテーマが設定できたら、是非やりましょう。
その本、買います。なぜなら
①私(対年初比半減!)につける薬は濃いものでないと効かないので。
②山崎さんのファンだから。
(せこいので著者が好きでない場合、古本を買うようにしています)
いらっしゃいませ。
拙著をご購入下さるとのこと、ありがとうございます。前書きに大体の趣旨が書いてありますので、先ずは、書店で前書きをご一読下さい。場合によっては、前書きだけで「効く」と思います。
長期投資はリスクを下げない、にちょっと疑問を持ちました。株式は通常はリスクプレミアムを乗せられているはずです。それなら個々の銘柄ではともかく、割安で十分分散されたポートフォリオであれば、長期では全体のリターンはプラスになる確率が高まり、リターンのばらつきも小さくなりそうな気がしますがいかがでしょうか?それが、投資信託をすすめる人たちの主張だと思っていました。
また、個別銘柄への分散投資が最もコストがかからないということですが、あの本ではどのように投資すればよいのかまでは書かれていません。このままでは、ちょっと不親切では?次は個人投資家向けのまじめな株の本の出版を是非、お願いします。
いらっしゃいませ。拙著をお読みいただいたようで、ありがとうございます。
さて、ご疑問を抱かれた、長期投資とリスクの関係は、理解が混乱しやすくて、スッキリとした意見の一致を見にくいテーマです。
確かにご指摘のように、株式などのリスク資産は、長期で持つほど、元本割れしにくくなりますが、これは、リスクのせいではなくて、期待リターンがプラスであるためです。ただ、長期に投資するほど、おカネを使うのを我慢しているわけですし、その間リスクを負担している訳ですから、「元本割れしない」というだけでは不十分でしょう。投資家が必要とする富の水準も上昇しているはずです。
リスクを何で測るかが問題ですが、最終的な投資家の価値判断(=「効用」の決定)は、運用資産の額で行われると考えるのが、まあ、妥当でしょう。この場合、運用資産額が取り得る範囲は、時間が経過するほど上下に拡がります。ここで、富の額のバラツキを「リスク」と考えると、リスクは時間と共に拡大します(例えば、保険は、長期の方が保険料が高いですね)。しかし、富の期待値の方も時間と共に向上しており、ここで面倒なこと(=時系列リターンの自己相関など)を考えなければ、リスクとリターンの価値判断を一定とするとき、運用期間の長短は、適切なリスクの量に影響しない、という結論が得られます。通常の投資家としては、これが妥当な考え方だろうと思います。
ところが、長期運用するとリスクが小さく見えやすいことを使って、投信業界などは(日米とも)、顧客(=カモ)たちに、長期運用すると、リスクが縮小するから、大きな投資リスクを取ることが出来る、という嘘を教えて、投信を(変額の個人年金保険など、もっと劣悪な商品もそうですが)売っている、というのが、運用業界の困った実態です。
尚、どのように投資したらいいかを書いていないのは少々不親切だったかも知れませんが、具体的な運用方法は、たとえば「お金がふやす本当の常識」(日経ビジネス人文庫)に書いてあります。税込みで700円くらいの本ですが、後半の何章かを立ち読みすれば、お分かり頂けると思います。
また、「個人投資家向けのまじめな株の本」は、年内刊行を目指して、執筆に取りかかります(新書の予定です)。待っていてください!
お答えいただきありがとうございます。なんとなく分かった気がします。つまるところ、投信はいんちきなな説明で営業しているということですよね。
"リスク”は難しい(あいまいな?)言葉ですね。経済学ではバラツキですが、日常生活では元本割れの可能性の方が実感に近い言葉です。
ところで、投資銀行に勤めている友人がいるのですが、彼は貯金は全て定期預金にしているそうです。投信は、自分の会社のも補助が出るわけではないので入っていないそうです。彼は、将来、運用の担当になるかもしれないといっていましたが・・・これでは、投信に入る気は起きませんよね。(機関投資家はみなさんこのような感じなのでしょうか?)
山崎さんがお書きになった本は、「お金がふやす本当の常識」はもちろん、「ファンドマネジメント」も拝読しました。(後者は専門的でしたので、完全に理解できたわけではないのですけれども。)次の株の本も楽しみにしていますので、よろしくお願いします。
著書に名前貸しをしていた養老孟司氏が言っていたように
出版社が企画して、ゴーストライターが書き、
養老孟司氏の秘書が校正して
最後に養老孟司氏が判子押したというのは有名ですね。
もっとも、今時の有名人の著書はみんな同じようなものかもしれないが
これで印税のボロもうけしているのを聞くと
なんだかなーーーーって感じでしたね。