コメント
ダイヤモンド・オンラインの記事に関する質問
(
エイハブ船長
)
2014-01-08 09:51:23
あけましておめでとうございます。
本記事とは無関係ですが、ダイヤモンド・オンラインでご執筆されていたカジノの記事に関し質問があり、あちらにはコメント欄がないようなのでこちらでお伺いできればと存じます。
カジノに関する理論的な研究というのはあるのでしょうか？たとえばルーレットの理論的な期待値＝36/38ですが、人間の行動は非合理的なことが多いということを勘案すると、実際のカジノ側の収益率は理論値より高いと想像します。さらに、カジノ利用者から見た収益率はさらに異なる様相を呈しているのではないかと想像します。私の場合、好調な出足であっても、さっさと退却するということができず、結局儲けを吐き出してくることが多いです。そうしたことから、利用者をどのように分類するかによってさまざまな行動科学的な研究が可能（元手の多寡＝１回の予算or所得or資産総額、平均滞在時間、滞在時間帯、賭け金の変動率、等々）ではないかと思います。こうした行動による収益率の分布等を知れば、望ましくない行動パターン、依存症への対処等法等がわかってくるように思料しますが、いかがでしょうか。
興味深いカジノ顧客の行動
(
山崎元
)
2014-01-08 14:51:09
エイハブ船長 様
いらっしゃいませ。
拙稿をお読み頂き、ありがとうございます。確かに、人間が非合理的であるために、カジノ側の収益が高くなるようなケースがあるはずです。たとえば、ブラックジャックは、基本通りにプレイすれば98～99％くらいの回収率になって「長く遊べる」はずですが、無理なプレイをする客の期待回収率はもっと下がってしまう。情報提供や教育をせずにこうした客から大きく儲け続けることは、「品位ある日本のカジノ」でやるべきこととは思えません。
一方、カジノの客がどのくらい合理的に行動するのかについては、是非データを見てみたい。一つには研究目的で、もう一つには教育目的で利用するためにも、データを採取し、これを公開することが望まれます。平均的にどのくらい負けるとヤケを起こすかとか、賭け方に男女差があるかとか、個人の資金運用とギャンブルのやり方の関係とか、データさえあればカジノは行動経済学の優れた実験場になります。
個人的にも大いに興味のあるところです。
ありがとうございます
(
エイハブ船長
)
2014-01-08 21:19:21
早速のご返答、ありがとうございます。
カジノ側は、不正防止のためにビデオカメラを設置しているし、ディーラーもいるので、データを集めようとすればいろいろできそうですが、敵を利するような情報はリリースしたがらないでしょうね。
解禁の暁には、当局がアンケートとかで上手に情報を収集してくれると面白いのですが。
迎春！
(
高野 義博
)
2014-01-18 14:48:40
賀状あて所に尋ねあたりません由でしたので、こちらから失礼いたします。
迎春！
さぞかしおだやかなお正月をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
さて、当方、年金の仕事はAmazonにeBookを出品して終わりにしました。
今年は場を替えて、七十三歳を迎えますので、古典読書に取り組みます。
そこで一首
天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
『万葉集』柿本人麻呂
新たな年を迎え、ご自愛の上、ご活躍ください。
長い間、大変お世話になり、ありがとうございました。お幸せに！
平成二十六年正月
年金カウンセラー 高野 義博
http://blog.goo.ne.jp/hitosamano
営業学のすすめ
(
tomtomclub
)
2014-03-16 21:42:38
店主様
今週の週刊ダイアモンドで、「営業学」というのが大学の専攻にあってもいいのではないか、とのコメントをなされてましたが、激しく同意！です。
「営業」は、もっと様々なアプローチから体系的に研究されてもいいのではないか、と思っています。
市販されてるものはおおむね「営業の神様心得集」みたいなシロモノで、普通に読めて実用に耐えうるものは皆無ですよね。
でも私の拙い経験からしても、客観的で知的なアプローチなくして成果の望めない、とてもユニークで奥深いもの、だと考えてます。ここでの呼びかけが近い将来、実現されることを切に祈ってます。
本当の「営業学」が学べるなら、子どもには必ず専攻させる、ついでに自分も学びなおす、とさえ思いますよ。実社会では一番重要なスキルですもん。
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本記事とは無関係ですが、ダイヤモンド・オンラインでご執筆されていたカジノの記事に関し質問があり、あちらにはコメント欄がないようなのでこちらでお伺いできればと存じます。
カジノに関する理論的な研究というのはあるのでしょうか？たとえばルーレットの理論的な期待値＝36/38ですが、人間の行動は非合理的なことが多いということを勘案すると、実際のカジノ側の収益率は理論値より高いと想像します。さらに、カジノ利用者から見た収益率はさらに異なる様相を呈しているのではないかと想像します。私の場合、好調な出足であっても、さっさと退却するということができず、結局儲けを吐き出してくることが多いです。そうしたことから、利用者をどのように分類するかによってさまざまな行動科学的な研究が可能（元手の多寡＝１回の予算or所得or資産総額、平均滞在時間、滞在時間帯、賭け金の変動率、等々）ではないかと思います。こうした行動による収益率の分布等を知れば、望ましくない行動パターン、依存症への対処等法等がわかってくるように思料しますが、いかがでしょうか。
いらっしゃいませ。
拙稿をお読み頂き、ありがとうございます。確かに、人間が非合理的であるために、カジノ側の収益が高くなるようなケースがあるはずです。たとえば、ブラックジャックは、基本通りにプレイすれば98～99％くらいの回収率になって「長く遊べる」はずですが、無理なプレイをする客の期待回収率はもっと下がってしまう。情報提供や教育をせずにこうした客から大きく儲け続けることは、「品位ある日本のカジノ」でやるべきこととは思えません。
一方、カジノの客がどのくらい合理的に行動するのかについては、是非データを見てみたい。一つには研究目的で、もう一つには教育目的で利用するためにも、データを採取し、これを公開することが望まれます。平均的にどのくらい負けるとヤケを起こすかとか、賭け方に男女差があるかとか、個人の資金運用とギャンブルのやり方の関係とか、データさえあればカジノは行動経済学の優れた実験場になります。
個人的にも大いに興味のあるところです。
カジノ側は、不正防止のためにビデオカメラを設置しているし、ディーラーもいるので、データを集めようとすればいろいろできそうですが、敵を利するような情報はリリースしたがらないでしょうね。
解禁の暁には、当局がアンケートとかで上手に情報を収集してくれると面白いのですが。
迎春！
さぞかしおだやかなお正月をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
さて、当方、年金の仕事はAmazonにeBookを出品して終わりにしました。
今年は場を替えて、七十三歳を迎えますので、古典読書に取り組みます。
そこで一首
天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
『万葉集』柿本人麻呂
新たな年を迎え、ご自愛の上、ご活躍ください。
長い間、大変お世話になり、ありがとうございました。お幸せに！
平成二十六年正月
年金カウンセラー 高野 義博
http://blog.goo.ne.jp/hitosamano
今週の週刊ダイアモンドで、「営業学」というのが大学の専攻にあってもいいのではないか、とのコメントをなされてましたが、激しく同意！です。
「営業」は、もっと様々なアプローチから体系的に研究されてもいいのではないか、と思っています。
市販されてるものはおおむね「営業の神様心得集」みたいなシロモノで、普通に読めて実用に耐えうるものは皆無ですよね。
でも私の拙い経験からしても、客観的で知的なアプローチなくして成果の望めない、とてもユニークで奥深いもの、だと考えてます。ここでの呼びかけが近い将来、実現されることを切に祈ってます。
本当の「営業学」が学べるなら、子どもには必ず専攻させる、ついでに自分も学びなおす、とさえ思いますよ。実社会では一番重要なスキルですもん。