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教えてください (じゃき)
2016-08-19 10:02:44
ダイヤモンドオンライン等で、山崎さんの記事をときより読ませていただいております。ふとした疑問がありましたので、ご質問する次第です。

私は、とある会社の総務部門の一担当に過ぎませんが、この度会社が企業型確定拠出年金制度の導入を検討しており、最近はその件を任されている担当者とよく話をします。

彼によると、個人が拠出した費用については所得控除となり、その部分に関しては会社として福利厚生費(健康保険料、厚生年金保険料)の削減にメリットがあるとの事。

なるほど、社員としても企業としてもメリットがあると納得しました。しかし、会社が加入している健康保険組合の立場としたら、保険料収入が減るのでは?と最近になって思うのです。

健康保険組合が解散をしたり保険料率を上げる、ということが珍しくなくなってきた昨今、制度を導入する企業が増えれば、健康保険組合の財務状況を圧迫し、結果的には保険料率が上がったり健康保険法の保険料率上限を広げるような法改正が施行されたり・・・ということになるような気がします。

素人意見で恐縮ですが、確定拠出年金制度の良し悪しは置いておき、私の推測について山崎さんはどのようにお考えでしょうか。
 
 
 
健保組合への影響は軽微でしょう (山崎元)
2016-08-19 17:01:50
じゃき様

いらっしゃいませ。

確定拠出年金が導入されると、所得額が圧縮されるので、ご指摘のように「影響の方向として、健康保険組合に支払われる保険料も減る」ことになるように思われます。

但し、これで減る保険料はごくわずかでしょうし、仮に(1)確定拠出年金を導入し税金・社会保険料を圧縮し+(2)健保組合に減った分の保険料を値上げさせたとした場合、トータルでは税金を圧縮した分のメリットが残ります。

「あまり気にしなくていいのではないか」また「総合的に判断すると、確定拠出年金を導入する方が企業及び従業員には得ではないか」と思います。
 
 
 
ご返答ありがとうございます (じゃき)
2016-08-22 10:56:36
山崎さん、そうそうにご返答いただきありがとうございました。

頂戴したコメントを鑑み、導入については前向きに考えていきたいと思います。
 
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