コメント
 
 
 
つきじけっさん (ny)
2006-11-27 15:03:49
自分もお小遣い帳をつけていますが、非常におざっぱですね。
項目は4つです。家賃・公共料金系(電話。電気など全て)・食費・その他雑費。これに5000円以上の支出を独立項目にしておくといつの間にかお金が財布から消えていることもなくなります。
もう少し手間をかけてもいい場合は、項目を細かく分けたり独立項目の基準を2000円以上とかにしてもいいのかもしれません。
集計は月末にレシートを集めて電卓でパチパチ打っておしまいです。

自分の場合、借金はしないのでBSは今のところあまりいらない状況です。証券口座+銀行口座=資産という感じですので。
日々の家計と資産は切り離しているので、連結決算は必要なのかもしれませんが。。。
ただ、日々のランチ代とかを手帳に書き込む必要性ってあるんだろうか?っておもいますけどどうでしょう。
自分はレシート集め→月末集計+エクセル管理でとくに問題はないんですが。

ただ手間がかからずに管理する方法があるなら知りたいですね。将来的に資産が増えていけばBS・PLは作りたいですし。


記事とは関係の無い話ですが。「若者はなぜ3年で辞めるのか?」で有名な城繁幸氏の著書で「内側から見た富士通・成果主義の崩壊」という著書を読みました。先日コメント欄でホワイトカラーエグゼンプションについてやり取りしましたが、成果主義を日本式に間違って導入するとどういうことが起こるのかが、非常に的確に書かれていました。
人事部で働いていた著者が会社にほとほと嫌気が差して辞めていく社員の心情をしっかりと捉えているところも興味深い部分です。
僭越ながら一読をお勧めさせていただきます。
 
 
 
陽気な成果主義、陰気な成果主義 (山崎元)
2006-11-27 15:59:19
nyさま

マネー管理のご教示ありがとうございます。



城繁幸氏の本は、1作目の富士通本も読みましたし、2作目は書評で取り上げたことがあります。

富士通本が、成果主義導入の失敗例を詳細に書いた資料価値の高い本であることに異議はありません。面白く読みましたし、参考になりました。

ただ、これが「成果主義」かと言われると、ちょっと違いますね。富士通のシステムは、外資系コンサルタント○○社が日本企業向けに導入した人事システムの系統に属するものですが、これは、「成果」を目標設定と評価のおままごとで勝手に定義するインチキな成果主義です。この仕組みでは、人事部や社長室などは、各部署の仕事の内容と価値を完全に把握して、全体を統合的に見ることが出来なければなりませんが、そのような硬直的な中央集権は、社長の回りに集う「経営茶坊主」たちには便利でも、実際のビジネスには合いません。

この種のシステムは、既存の経営幹部層(企画部とかに巣くっている連中です)を温存し、彼らに社内管理のツールを提供する、いわば「陰気な成果主義」とでもいうべき、コンサルタントとしては、日本企業向けのプロダクトです(コンサルタントにとっては、経営茶坊主が客ですから!)。

たとえばメリルリンチのような会社が、全て「素晴らしい!」と思うわけではありませんが、このような会社で行われている成果主義(というか報酬システム)は、稼ぎにリンクした形で成果を定義して、基本的にプロフェッショナルに仕事を任せて、「稼いだら、稼いだだけ払おう。たくさん払いたいから、頑張ってくれ!なぜなら、会社も儲かるのだから、もっと稼いでくれ!」という、いわば「陽気な成果主義」とでも呼ぶべき、基本的な考え方に根ざして、運営されるものです。

もちろん、たくさん稼いだ奴へのやっかみはありますが、企画・人事系統の連中がエリート面をして、ちまちまと社員の相対評価を行うようなことはありません。ただし、このような形でも、「成果」をどう定義するかについては、常に工夫が必要ですし、それこそが経営の要諦です。

「陰気な成果主義」と「陽気な成果主義」は、全く別物です。情報と意思決定の流れについて喩えると、前者は昔のホストコンピューター中心のシステムで、後者はネットワーク型の分散処理システムに近いといえるでしょう。少なくとも、ビジネスが変化している分野では、向いているのは後者の方です。

もちろん、「成果主義」を語るシステムが全て素晴らしいわけではない、という意味で、日本企業的な「陰気な成果主義」の欠点を理解することは必要ですが、これを以て成果主義そのものの批判とするのは、たぶん、的を外していると思います。

(もちろんnyさんは、富士通が「日本式に間違って導入」したことを理解されているわけですから、これは、nyさんへの批判ではありません)
 
 
 
エクセルでやってます (thorn1213)
2006-11-27 17:01:13
山崎様こんにちは。

家計簿について、久しぶりにコメントできそうな話題でうれしいです。

私のところでは家計簿らしいものは家内ではなく私がエクセルのファイルにつけています。株式等の運用を私がやっている関係で、お金は私が一元的に管理した方が能率的だろう、それだったらエクセルだと計算が簡単だしグラフも書けるし、、ということで。

エクセルで管理すると便利ですし、手帳と違ってスペースの心配はありませんが、セキュリティの問題があります。一応PCのウイルスソフトを常時更新し、ファイルは暗号化したUSBメモリで鍵と一緒に肌身離さず持ち歩いていますが、もちろん「完全」ではありません。利便性とのトレードオフで、これは仕方ないと思っています。

方法は簡単に言うと以下の通りです。

1)私の給与、配当収入、その他が入る地方銀行の口座のネットバンキングサービスからデータを二週に一度くらいエクセルにダウンロードし手元の通帳とします。臨時収入があった場合も一度はここに入金します。全てのお金が一回はこの口座を通るようにしておくことで、いくらの入出金があるか大まかに把握できます。公共料金や子供の学費等は「逃れることのできない支払い」としてここで管理します。
2)毎月末に、余剰資金を新生銀行の普通預金口座に移します。新生銀行の口座も同様に管理します。
3)有意な額の臨時の支出があった場合、エクセルの別のスプレッドシートに記載します。項目は「耐久消費財」「遊興費/旅行費」「税金/社会保障費」「(仕事上の)必要経費」「教育費」「その他」におおまかに分けています。また、カード、現金、新生銀行からの振り込み等の区別もこのシートの別のカラムにメモ書きします。
4)運用に回すお金は新生銀行から証券会社(小生の場合ダイワ)に逐次振り込みます。株や債券の売買金額、手数料等はまた別のスプレッドシートで一元的に管理しています。
5)半年ごと、ボーナス月の月末に専用のスプレッドシートで決算します。手取り収入から3)で記した「特別支出」を引いて六で除することで、半期ごとの「平均基礎的生活費」を算出します。これが無駄に増えてくるようですと反省材料となります(汗)
5a)株式ポートフォリオや債券のパフォーマンスも別途チェックします(二ヶ月に一度くらいやっています)。日本株部門はTOPIXと比較して出来不出来を見ています。

私もnyさんと同感で、日々の昼食代とかは全然気にしていません。「基礎的生活費」をチェックすることで済ませてます。

余談ながら、私はアメリカにいたことがあるのですが、むこうの「チェッキングアカウント(当座預金)」「セービングアカウント(普通預金)」の仕組みはお金を管理する上で便利だった記憶があります。全ての小切手(チェック)の控えが月末に送られてきますので、それを綴じるだけで簡単な家計簿になってしまいます。もちろん、自分でATMから引き出したお金はこの限りではありませんが、諸事情であまり現金は使いませんので大きな問題にはなりにくかったです。私の現在の方法もこの経験を踏まえたもので、1)の地銀口座をチェッキングアカウントにしているつもりです。ここには常時最小限しか残していません。アメリカと違って最初から利息もないし。

なお、新生銀行についてはネット通販等の振込手数料が無料なため普通預金を利用しているだけで、他の金融商品については一切手を出していません。最近徐々に仕組み預金の悪質性が報道されるようになり、密かに溜飲を下げております。

長々と失礼しました。
 
 
 
「陰気な成果主義」は嫌ですね・・・。 (ny)
2006-11-27 20:55:30
山崎様

ご教授ありがとうございます。足りない視点を補っていただきました。
富士通の例を持って成果主義は日本にあわない、というのは短絡的でした。
投資家視点がちょっと薄れていたようです。反省。

成果主義を日本の企業が導入したらこんなことになってしまうんじゃないかなあ、と思っていたことがそのまま書いてあったので、わが意を得たりと早とちりしてしまいました。
「こうなってしまうから成果主義は良くない」ではなく「こうなってしまいがちだから気をつけよう」と考えるべきでした。成果主義が良くないのではなく、あくまで運用の仕方の問題ですね。

一個だけ気になったのは「ビジネスは刻一刻と状況が変わっていくのだから目標を立てても意味が無い」とか「全体の目標はトップダウンではなくボトムアップ的に作るべきだ」というような記述が見られ、管理会計的な視点がやや希薄な所です。
この本に計画と統制という視点が入ると、批判だけでなく建設的なアイディアも生まれるのかなと思いました。
(無茶な目標をトップダウンで落とし込まれた事には同情しますが・・・)

経営者に都合の良い成果主義が導入されないように、株主も厳しくチェックしなければいけなと思います。

あと若者は~の書評はこちらのブログでしょうか?? 探してみたものの見つかりません。。いつ頃に書いたものか教えていただけないでしょうか?(それとも雑誌の連載などでしょうか?)
 
 
 
お邪魔します (ブロガー(志望))
2006-11-27 23:10:08
お邪魔します。

(私)企業の目的は「利潤を得る事」である(利潤を
得る術が無ければ企業は潰されてしまう)。であるか
ら「利潤が得られているのか否か」を知るために会計
が必要となる。「一見繁盛しているように見えるが、
実は利潤を得られていない」というのはザラにある話
である。一方家は「共同体」であり、何かの目的の
「ために」存在しているわけではない。敢えて言えば
「それ自体の存続」が目的であろうか。
 「利潤を得る」という目的の「ために」存在してい
る企業は「それが不可能」と分かれば潰せば良い。そ
うすればそれ以上負債が膨らむ事はない。しかし「そ
れ自体の存続」が目的であるものは潰す事はできず、
「借金の無間地獄」にありつづける事となる。上杉鷹
山が来るまでの上杉藩がそうであったし、夕張市もこ
れからそうなる。近いうちに日本そのものがそうなる
であろう(その頃には楽天は外国の企業?)。
 
 
 
Unknown (ぶんよう)
2006-11-28 00:35:52
僕は今のデフレはもう直らないような気がします。なぜかというと、経済成長は青天井ではなくて限界があると思うからです。経済成長というのは、近代以前の「貨幣経済がほとんどない」世界から「何をするにもお金がかかる」状態への移行過程であり、貨幣経済化率100%になったら成長の余地が無いと考えるわけです。

それはさておき、我が家の金銭管理はというと、半年に一度くらい全口座残高をエクセルで集計するだけです。生活費はほぼ一定で、僕の道楽はアマゾンで本とCDを月に1万円ほど買うくらいなので野放しでも大丈夫。
 
 
 
マネーリテラシー手帳 (suzu)
2006-11-28 10:39:17
初めて投稿いたします。

問題外かもしれませんが、紙の手帳ではなくPDAではどうでしょうか。

最近のPDAは小型パソコンかと見紛うほどの性能で、パソコンと同様に主流なOSは2~3種ですが、どれにもたくさんのソフトがあります。スケジュール機能やワード・エクセルに加えて、家計簿ソフトやダウンロードした文書保存ソフトなど実に多様です。家計簿に株式投資管理機能がついたソフトもあります。ネット接続も設定すれば一応できるので、メール確認や経済ニュース閲覧もできますね。

以下はやや古いですが、ソフトの一例です。
http://www.vector.co.jp/magazine/pocket/softnews/backnum_a.html

金銭管理については、生活費のほとんどをクレジットカードで支払っているので、会社のHPで使用履歴を見るだけですみます(1~2ヶ月遅れという点はしょうがないですが)。
 
 
 
Unknown (山科物語)
2006-11-28 15:42:09
今日は。本稿の記事とは無関係ですが、今週(11月27日販売、49巻64号)のダイヤモンドを拝見いたしました。山崎さんのコメントは相変わらず印象的でしたが、雑誌の本題が「投資信託の本性を暴く」みたいになっていたので、少々色あせてしまったのが残念に感じます。

投資信託については、貴方の本など様々なものを読みましたが、結果的には「日本の投信は合理性で問題が多い。出来るなら直接投資、出来ないものはインデックス型で」ということになるようですね。

来週は医療保険ものということですが、大体記事の推測がついてしまいます。「医療保険はやめなさい」などの本を出している会社ですから・・・・
 
 
 
今週の『ダイヤモンド』読みました。 (いとすぎ)
2006-11-29 01:45:05
再度おじゃまします。

私も山科物語 様と同じく『ダイヤモンド』を
早速拝読しました。

そこで思ったのが、山崎元 様が
「投資信託と同じタイプの運用を自分で低コストで行う」
方法を紹介した本を執筆されてはいかがでしょうか。

山崎様は日本の投信に関して批判的でいらっしゃると
思うのですが、(もっともなことです)
だからと言ってすべての方が株式個別投資は難しいでしょう。

投信で無意味に高いコストを負担するのではなく、
売買コストが低いからと言って
個別株ばかりでハラハラするのでもなく、
「第3の道」も考えられると思います。

山崎様以外にこのテーマを周知徹底させられる方は
ほとんどいらっしゃらないのではないかと思います。
ぜひぜひ御検討下さるようお願い致します。


… 手帳の件ですが、私はクオヴァディスを使用しています。
付録のヨーロッパ地図がお気に入りで、特に
イタリア料理を食べる時には重宝するのです。
(どこの地方の料理なのかビジュアルで分かります)

他の手帳と比較していないので、
役に立たないコメントで済みません。。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-11-29 05:13:51
>山科物語さま、いとすぎ様

個人が自分で運用する場合に、どうしたらよいか、というテーマは、近年、折に触れて考えてきましたが、何となく、解決できそうな糸口らしきものが見つかりました。もう少し調べてみて、体系的な方法を、近々提案してみたいと思っています。

尚、知り合いの記者にお聞きすると、「ダイヤモンド」の今回の投信特集の号は、かなり好調に売れているそうです。特集には、私は何も書いていませんが、今号の特集の趣旨には概ね賛成です。

>ブロガー志望さま

日本の財政がボロボロになる可能性はもちろんありますが、現状の長期金利を思うと、「日本政府の債務」に対するポートフォリオ的なニーズはまだまだ大きいのではないか、と最近考えるようになりました。GDPの何%だから、という比較は、理論的には案外根拠薄弱です。

また、国が破綻しても、自治体が破綻しても、債権債務の関係を整理すればいいだけですから、個人が自由で元気に暮らす余地があれば、それで問題はないわけですね。

国単位の主観的幸福度比較の調査では、アルゼンチンの方が日本よりも遙かに国民の主観的幸福度が高いというデータもあります。まあ、気楽に行きましょうよ。高々、お金の話ですから・・・!

>suzuさま

いらっしゃいませ。

確かにPDA、普及を考えると、携帯という選択はありますね。計算が正確なのが魅力的ですし、ネット・バンキングとの連携も出来そうですね。

ただ、手書きの「手帳」はなかなか流行っているようです。興味を持って下さった出版社さんがあるので、先ずは、紙の手帳から考えてみます。
 
 
 
Unknown (maitake55)
2006-11-29 10:34:07
山崎様こんにちは。


ミクロな話題の極みともいえる「男の家計簿」については、みなさんなかなか自論を言いにくいのかな、
と、投稿コメントをみて感じました。

私は毎月毎年の出金を
「生活固定費」「投資」「消費」「資産」の
区分に分けて予実管理をしています。
と言ってもレシートを表に転記するような作業は
面倒くさいので、封筒を4~5つ作り、
そこに予算を毎月入れていく方法。それだけです。
飲み会の費用は消費封筒から取り出し、
勉強のための書籍関連などは投資封筒から出す。
通信費や家賃、食費が固定費。
それだけの管理です。
消費項目はいつも赤字気味ですし、
(補正予算をしばしば組んでいる)
生活固定費は逓増傾向にあります。
資産項目(預貯金)から消費への予算移転は
必ず議会(嫁)の承認を得ることとしております。
我が家ではそんなふうにやっておりまして
とてもおおざっぱではありますが、
結構やってておもしろいです。
海外旅行は単なる消費なのか投資と言えるのか
いつも家族会議になりますし、
収集している趣味の物品を資産として計上したい私と
それを承認してくれない議会、
酒を固定費に組み込みたい私と
「消費」として捉えたい議会、
年間20万以上の通信費って
本当に必要なのか?とふと生じる疑問、
などと、思うところもたくさん出てきます。

そしてわが国財政でもないですが
やはり財政健全化には
「固定化硬直化された支出」、
これに対する対策が要諦ではないかと
日々の家計を通して感じております。
 
 
 
若者は3年で会社を辞めた後、何をしているのか? (kevin67)
2006-11-29 14:25:41
城繁幸氏の「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の話題が出たので、投稿させていただきます。

実は、私はまだその本を読んでいません。
いくつかの書評は読んだのですが・・・。

私の疑問は、「若者は3年で会社を辞めた後、何をしているのか?」です。
その本には、そのあたりも書かれているのでしょうか?

疑問をもう少し具体的に言うのであれば、以下のようなストーリーがなぜ成立しないか、です。

(1) 若者が大企業に入社したところ、業務は不効率で、人事評価もいい加減だったので、3年でその会社を辞めてしまった。
 ↓
(2) 上記のように大企業を辞めてしまった若者の中には、能力と志の高い者がいて、その人が、自ら効率的に業務をこなし、公正な人事評価を行う会社を設立する。
 ↓
(3) その会社は、効率的に業務を処理し、また、公正な人事評価の結果、有能な人が集まって、業績が拡大する。
 ↓
(4) その結果、その会社は、かつてその若者が務めていた非効率な業務を行っている大企業を駆逐する。

このようなストーリーは起こっているのでしょうか?
起こっているけれども、それを私が知らないだけでしょうか?

とりあえず、そんなことは起こっていない、という前提での私の結論。

■なぜ、無駄な業務があるのか?
 一見、無駄な業務に見えても、実は、それをやらなければならない理由がある。3年でやめる若者には、それが理解できない。

■なぜ非効率なのか?
 大きな組織では、一度、確定した業務の流れを変えるのは大きなエネルギーが必要である。変えるエネルギーと非効率を続けることをを比較すれば、非効率を続けた方がまし、ということもあり得る。3年でやめる若者には、それが理解できない。

■なぜ、上記のようなストーリーが起こらないのか?
 結局、年功序列賃金で、残業でくたくたになるまで社員を働かせる会社の方が、経済合理性があり、競争力が強いからだ。

いかがでしょう?
 
 
 
家計簿について (まさくん)
2006-11-29 21:56:22
山崎先生、こんばんわ。

>個人の金銭管理に関するアイデア

僕の場合、他の方も実践されているように、Excelを使用しています。
その内容は、貯蓄と収入、そして毎日の支出の内訳をメモ書きした程度のものです。

このような、簡易な家計簿をつける習慣は、かれこれ、5年間ほど続いています。
何事も三日坊主の自分ですが、例外的に、家計簿は長期にわたって継続中です。

どうして、こんなに長続きしているのか考えてみたら、「過去の自分を客観的に分析するツールの一つとして役に立つ」からだと思います。
(良く、「お金の使い方で、その人が、どんな人間か分かる。」と言いますよね。)

「男の家計簿」は、金銭の収支の管理よりも、むしろ、その時々において、自分は何に関心が向いているかを分析するためのツールだと考えます。
 
 
 
能率手帳で支出メモ (どんぐり)
2006-11-29 22:11:38
僕は家計を妻にまかせっきりにしているので、自分の小遣いにスポットを当てて書きたいと思います。

支払はクレジットカードでほとんど済ませているので、請求明細が小遣い帳がわりと言えるかもしれません。またこれを見て「そういえば沖縄に家族旅行したなあ」、「温泉レジャーランドに行ったなあ」など思い出すので、ちょっとした日記帳でもあります。

山崎さんがおっしゃる週次、月次B/S, P/Lを作りたいならば、PDAやExcelに分がありそうです。紙の手帳ならば計算を間違えるでしょうし、困ったことにけっこうな手間に思えます。やはり紙の手帳なのだから、ササッと書けるポイントに光を当てたいです。

ここからは僕のアイディアです。能率手帳の日付の横に、一日の支出を書ける欄が最初から印刷されていると便利だと思います。下のような感じです。

食費  (  円)@(   )
酒費  (  円)@(   )
本代  (  円)@(   )
衝動買い(  円)@(   )

固定費はわざわざ書かなくてもわかるので、①毎日使うけれど日によって値段の変わるもの(EX:ランチ代)、②ときどき大きく支出するもの(EX:飲み代、DVDや本)などを記録したいです。もちろん生活スタイルはみんな違うので商品化は難しいかもしれませんが、能率手帳ならばちょっとした小遣い帳の機能くらいあっても良さそうに思えます。

いろいろ書きましたが、よく考えると僕はこの手帳を買わないような気がします。小遣いはパーっと使うからいいんですよ。
 
 
 
手帳に記入 (ドイツ特派員)
2006-12-01 00:04:57
山崎様、

以前、少し金を貯めなきゃいけないことがあり、既存の手帳に一日の金の出入りを書いたことがあります。これは別にそれでB/LやP/Sを作ろうと思ったわけでなく、まず「何となく金が減ってくる」という現象を無くすことを目的としていました。ヒントはダイエットでして、「ダイエットの簡単で効果的な方法は、食事したものを書き出すことと、その日の終わりに体重計に乗ること。そうすれば無駄な食事と体重の関係が分かる」という記事を読んだことがきっかけです。

私は酒・タバコ・ギャンブルをやらないのですが、それでもこまごまとした出費はあったのが分かりました。それだけでも効果はあったのですが、何しろ無精者で続けられませんでしたね。

手帳については、昔から同じ会社の薄手の手帳一冊で仕事・個人の管理をやってます。何しろ字が小さいので、少しの隙間にかなり書けるもんですから、システム手帳のようなものは必要ありません。ある種のエコロジーだよな、と自分で納得させています。
 
 
 
CASHBOOK (ヤマカワ)
2006-12-01 08:08:29
あまり難しいことをやろうとすると続けるのが大変です。特にこれから始めようとする人にはハードルを低くすることも大切だと思います。
私はマネーじゅくという金銭教育グループに参加していて、小学生向けのこづかいゲーム問い運をやっています。こづかいと買い物を通じてその子の金銭哲学の原型を身につけようという試みです。
この中で子供用のこづかい帳を作っているのですが、親子で一緒にやってみてはということで大人向けのこづかい帳というものも作っています。
家計簿よりも原始的、基本的に財布の中身の現金の移動とクレジットカードの管理を行うだけのもの、費目の分類も行わず入出金と残高管理しかしません。
ただ、その中に買い物の項目の評価欄をつけています。その使い道は、○か×か△かとやるわけです。
父親と母親と両方がつけて、子どものこづかい帳と合わせてつきに1回チェックするということで、家庭で自然にお金の話がでできる。そんなことを狙っています。
話がずれましたでしょうか?
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-12-01 12:39:51
皆様

多くのご教示、ありがとうございます。大変参考になります。

>maitake65さま

独創的な予算管理方法ですね!

今回の私の問題意識は、体重を記録することがダイエットに役立つように、せめて、支出を記録すると、お金が貯まりやすくなるだろう、という程度のものだったのですが、その一歩先を行って、お金の使い方の内容を、ビジュアルに分かる形で管理されていますね。

予算委員会のような家族会議があるところが、パパとしては、いいような悪いようなですが、たとえば浪費家のママがいるような場合を考えると、これは有効そうなプロセスですから、我が家のようにパパが浪費家の場合にもふさわしいのでしょう。

大変参考になりました。

>kevin67さま

私が書評を書いたのは「3年」の本ではありませんが、確かに、kevin67さんがおっしゃるようなことは、すくなくとも数多くは起こっていないように思えます。

これは、なんだかんだ言って、大企業の持っているレント(各種の参入障壁、ブランド、ネットワークなどによる)が大きいから、ということなのでしょう。

また、大企業と言われるような会社に何社か勤めてみた経験から判断するに、企業というものは、社員が(特にホワイトカラーの)100%の効率で働かなくても(感覚的にはせいぜい50-60%で)十分機能するものです。

ただ、たとえば、90年代に、日本証券会社が儲けられない中で、外資系の証券会社がビジネスをのばしたように、シンプルで業務に合った成果主義を使った組織と、そうでない組織の間には、かなりの優劣差があったように思います(ちなみに、外資の人材の多くは旧大手四社出身だったので、人材差は小さい)。

もちろん、「出世」をモチベーションにして、成果に見合わない年功賃金でせっせと働いてくれるお人好しの社員が多い会社はそれなりに強い、ということは言えますね。

>まさくん様

やはりExcel派ですか。

私から見ると、ともかく、Excelで金銭管理をしてみようという習慣をお持ちであることが立派だと思います。

また、確かに、金銭の流れを追うと、何に関心が向いて、関心がどう移ってきたのか、が分かりますね。そのためには、支出に関して、ある程度の仕分けをした記録が最初から必要です。この「ある程度」の見極めが難しいところですね。

>どんぐり様

私が現在考えているのも、能率手帳くらいの手帳で金銭管理が出来ないか、ということです。

迷うのは、一日の総支出だけに単純化する方が良いか、簡単な内訳をあらかじめ作る方が良いか、です。総支出だけでは単純すぎるような気もするのですが、内訳をあらかじめ作ると、使用者によって適合・不適合がありそうです。

また、思うに、一月に一度くらいは、ある程度の集計作業をした方が良さそうにも思えますが、このためのページを別途取るのかどうか、というところも、商品として考えると、難しいところですね。

>ドイツ特派員さま

酒・たばこ・ギャンブル以外にも「こまごまとした出費」があると聞くと、たばこは吸わないものの、酒とギャンブルにはお金を使う私などは、どきどきしてしまいます(笑)。

やっぱり、金銭管理をしないといけませんね。

システム手帳は何といっても大きくて携行に不便なので、能率手帳くらいの大きさのものでやりたいところです。

野口センセイの「超整理手帳」のフォーマットを使う手もありそうですね。

>ヤマカワさま

「マネーじゅく」のお話、参考になります。

私が望んでいるのは、お金に関する記録そのものよりも、記録を通じて、お金に注意を向けることなので、仰るように、あまりに面倒な記録を付けることは目的に合わないように思えます。ただ、せっかく記録を付けるなら、後から役に立つようにしたい、という気分は、記録しようというモチベーションに大きく影響するので、記録の内容をどう決めるか、が重要になってきます。

使い道に○、×、△を付けるのは、良いアイデアですね!これは参考になります。もっとも、私の場合、「遊興費○○○○○円、評価=×」みたいなものばかりが並びそうですが・・・。



何れにせよ、これまで、私は、「宵越しの銭は持たない」みたいな、ほとんど落語の登場人物のような金銭感覚で生活してきたので、多少はこれを改めたい、と思っています。
 
 
 
キャッシュフロー重視 (とりさん)
2006-12-01 23:57:53
家計に関しては、私が管理しています。
月々の生活費のみをかみさんに渡して、残りは自分が管理するという、極めて前時代的と思われる方式かもしれないスタイルで管理しています。
かみさんに家計を任せることが出来る人が多いのは、逆に、びっくりしています。自分が稼いだお金を、かみさんとは言え、価値観の違う他人に任せられる度量に平伏いたします。自分は器の小さい人間なんだと思います。
生活レベルを昇給にあわせてアップするという考えは、我が家ではありません。月の生活費は10年たった今でも新婚時と同じです。上げた生活レベルは下げることができないという考えからです。
幸いデフレで、実質的な購買力が上がっているかもしれませんが。。。
月々の生活費を固定してしまえば、後は、余裕資金で運用が可能となりますので、好きに国内外の株とか債券とか買っています。買った結果の損益状況については、PC上でかみさんが自由に見れる環境にしてありますが、しかし、あまり感心がないようです。
自分はキャッシュフローを前年よりプラスにすることだけを考えて家計を回しています。
住宅ローンを含めて借金はしない主義ですので、B/Lは必要ありませんが、P/Lは年に2回、家計棚卸しと称して実施しています。
B/Lが必要な家庭は、住宅をローンで買ってしまった方か、借金体質の人のみだと思います。
個人の家計でB/Sが必要というのは、逆に凄いことだと思います。住宅ローンを前提にしての議論だと思いますが、株も債券も買ったことのない人が、いきなり年収の4~5倍の借金をして(30年以上の超長期借金で、しかも変動金利か短期固定金利という変動金利借金で)不動産投資をするのですから、私の感覚から言えばあり得ません。株式をすること自体を博打という人が、不動産の信用取引をしているのですから。
私は住宅ローンは、自分を担保にしたリバレッジの効いた不動産の信用取引としか認識できないし、無謀な一点集中の投資としか思えないので、家を買うことができない臆病者です。
分散投資のポートフォリオが大切だと思うので、マイホームという不動産一点集中投資はできません。
私は一点集中しかできない資産がないので、貧乏人の戯れ言と思ってください。

投資資産については、含み益があるときには簿価で評価し、含み損のあるときには減損会計で時価評価しています。シビアに考えて行かないと損切りができないヘタレなので、あえてそうしています。
 
 
 
実践 手帳で小遣い帳 (どんぐり)
2006-12-02 02:33:00
いまいま実験で能率手帳に支出とその評価をつけています。案外おもしろいので楽しんでいます。ちなみに先ほど楽天で買ったワイン12本セットは△と記述しました。

予定と実績の差異を管理してみたくなったので、とりあえず12月次予算も作ってみました。12/23 クリスマスプレゼント○○○○円、12/28 交際費○○○○円・・・などとあります。お金のスケジュールを作ると、酒代を減らしてプレゼント代を増やしたほうがいいかな、もっと貯金してみよう、などと色々反省します。

なお今月は山崎さんの本を買う予算も組みました(笑) こうやってブログを通じてコミニケーションを持つと親近感がわくので、著書を手元に置いておきたいなという気分になります。

ちょっと勉強してみようと思い、本屋で野口さんの「超」手帳を買ってみました。もしもいいことを思いついたらまた書きこみします。
 
 
 
アナログな家計簿 (紀子)
2006-12-02 16:28:31
私は大学を出て社会人になってから、家計簿をつけ始めて今年で5年目です。
ほぼ支出が一定している時期は、サボったりもしていますが、臨時支出が増える時期には、家計簿を復活させて、お金の使い道の備忘録としてつけるようにしてます。

私はエクセル派ではなく、アナログ式に大学ノートに縦線を引いて、自分で項目をつくって、家計簿にしてます。

どんな小さな買い物でも、こまめにレシートをもらうようにして、レシートがもらえない(社員食堂でのランチなど)は、手帳の欄外に大まかな数字を書いておきます。

週末、お財布にたまったレシート&手帳の欄外の書き込みを家計簿に集計して、レシートは(カードの控え以外は)すべて捨てて、お財布の中身はいつもすっきりさせるように心がけてます。

項目は、
①食費 ②固定費(家賃・光熱・通信・交通・保険)
③服飾・コスメ・サプリ
④その他

習い事や留学準備で、特別支出が多い時には、上記4つ以外の項目を立てたり(項目は自由に立てやすいので、大学ノートを好んで使ってます)してます。

週末集計した時に、「この項目は使いすぎたわ」と思えば、その後1-2週間は抑え気味にしたりして、一ヶ月単位では項目ごとのゆるやかな予算枠が大幅に超えないようにしてます。

女性向けに、ミリオネーゼ・マネー手帳などといった商品も出ていますが、私は使ったことがないのでよくわかりません・・・手帳はquo vadisを使ってます。
 
 
 
家計簿は.... (dqndoc1019)
2006-12-03 00:46:22
こんにちは。いつも楽しく読んでおります。

さて、家計簿ですが、我が家ではつけたことがありません。
カミさんが家計簿らしきものを毎年正月につけようと
しているところは何度か目撃したような記憶があるのですが、
気のせいかもしれません(笑)

一時期、エクセルで簡単なB/Sを作って1ヶ月毎に
更新していたことがあったのですが、実用上
あまり意味のないことに気付いて止めました。
1ヶ月おきにB/Sの劇的な変化があるわけでもありませんからね。

P/LもB/Sも放棄してどうするのか、自分のことながら
心配になりますが(笑)、それでも我が家が何とか
経済的に困窮に陥らずに済んでいるのは、
「4分の1強制積立」をしているからでしょう。
結婚した当初から、税引き後の給料の4分の1は
有無を言わず貯蓄し、後の4分の3で生活しています。
本田某とかいう大学教授が実践していた方法だと
昔本で読んだことがあり、「これなら真似できる」と
結婚以来続けています。

積立分で約1年分の生活費程度の貯蓄ができた後は
証券会社のMRFを自動的に買い付けるようにしています。
MRFに貯まった資金の使い道は僕に一任されており
株や債券を適当に買っています。

残りの4分の3の使い方ですが、これはカミさんに
一任しています。
切りつめて余った分については、カミさんの好きに
使って良いことになっています。
家計を管理する対価としての成果報酬かな(笑)

夫婦ともに緻密な作業が苦手なので、こんな感じで
ザックリとやっております。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-12-03 00:54:22
>とりさん様

コメントありがとうございます。

住宅ローンが超長期の「信用取引」であるという観点は、なかなか分かって貰えないことが多いのですが、経済的な現実ですね。

この点も含めて、住宅購入の不利について拙見を述べたインタビュー記事が、現在の予定では、8日の朝日新聞のオピニオン欄に載る予定です。

B/Sを大まかに意識する方がいいかなと思うのは、もちろん、債務のある場合の認識が中心ですが、個人がアセットアロケーション上、どの程度のリスクを取ることができるか、を認識する上で役に立つことと、やはり、財産の状態を把握しておく方が良いかな、と思うからです。もっとも、財産の状態がシンプルに整理できている人には必要ないかも知れません。

>どんぐり様

予算、まで作ると、楽しみの域に入ってきますね。私は、まだ記録の項目で迷っている段階ですが、早く追いつきたいと思います。

私の本を買う予算を作っていただいたとは光栄ですが、考えてみると、今年は、思っていたほど本を書けていません。

仕事の計画の方も大切だなあ、と反省する次第です。

尚、1月10日発刊の予定ですが、幻冬舎から、軽~い本が出る予定(単価は未定ですが、安いはずです)なので、待っていてください。

>紀子さま

コメントありがとうございます。

家計簿目的では、やはり大学ノートが良いのでしょうね。(株)ときわ情報サービスの「あかるい暮らしの家計簿2007」というのを、研究用に買ってみましたが、記録欄の作り方が、ちょっと不自由な感じがしました。

もっとも、大学ノートで金銭管理をするとしても、紀子さんの手順では、毎週一度まとめて記帳することになっていますが、これが、ビジネスマン(特にずぼらな男)には厳しそうです。
 
 
 
自動家計簿の管理法について (筒美 拓哉)
2006-12-05 10:34:28
はじめまして。筒美拓哉と申します。

山崎様の著作や、ブログの記事は、

実生活で大変参考になるので、いつも感謝しております。

今回は、大変興味のある家計簿について、投稿させていただきます。

私は3年ほど前から、マイクロソフト「MONEY」を利用しています。

このソフト自体は、高機能すぎていたり、解説本のガイダンスが不親切なことにより、

一般的には、敬遠されているようですが、ポイントを絞り込むことにより、自動で

BSやPLが作成されていくので重宝しています。

私の利用のポイントは次の3つです。

①現金ではなく、預金通帳のお金の出入りで家計の管理をする

②銀行の預金通帳の明細をダウンロードすることにより、

自動でPLを作成していく(エクセルに変換も可能)

③カードを多用するこにより、後から明細を振りわけが可能

これらのことにより、月に一度、通帳のデータをダウンロードし、

カードの明細をチェックするだけで、家計の管理ができています。

私の場合、管理の一番の目的は、一年間に使ったお金の総支出を把握するためで、

そこから投資にまわせるお金を考えるようにしています。

詳しくは、こちらのサイトに管理法を公開していますので、

お時間がありましたら、一度ご覧いただければ光栄です。

「家計のデザインノート」・・・自動家計簿についてのコラムを公開しています。
http://www2.plala.or.jp/lifeplan/kakei.htm

「住宅巡礼」・・・こちらは、趣味の世界の建築写真集ブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/takutelic

また、こらからも山崎様のご活躍を楽しみにしておりますので、

今後ともよろしくお願いいたしたます。

筒美 拓哉
 
 
 
オンライン家計簿 (rehash)
2006-12-05 17:09:50
山崎さんのblogいつも楽しみにしています。

私は最近 散財.com(http://www.3zai.com)というオンラインの家計簿を使い始めました。

まだまだ機能は少ないですが、
家計簿を付けるのが楽しくなるような工夫がされていて私も長続きしそうな気がしています。

他のオンライン家計簿ですと、家計簿@マム(http://www.mom-c.com/kakeibotop.asp)というサイトが有名なようです。

Excelのほうが自分好みの付け方ができて自由度も高いのですが、付けていて楽しくないんですよね。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-12-07 03:41:25
>筒美拓哉さま

コメントありがとうございます。「MSマネー」は、数年前に、資金管理ツールのデファクトスタンダードになるのではないか、その場合に、資産配分などについてマトモなエンジンを入れるといいのではないか、などと、ビジネス的な期待もあって、関心を持ったことがあります。その時は、MSマネーは、米国で開発がコントロールされていて、日本版が独自の機能を持つことは社内事情的に難しい、という状況が分かって、アプローチを諦めました。

最近見ていないのですが、おかげさまで、MSマネーも、一度見てみる必要があることに気付きました。銀行口座とクレジットカードを中心にお金を管理できる人には便利かも知れませんね。

>rehashさま

エクセルは家計簿の機能になんら不足はないのですが、仰るように、もう一つ面白くないかも知れませんね。それに、PCがないと金銭管理が出来ない、というのは、ずぼらなビジネスマンには、少々厳しいかも知れません。

ご紹介いただいた家計簿サイト、項目整理の参考などに役立ちそうですね。見てみます。
 
 
 
金銭に関する世界観 (tabbata)
2006-12-07 18:27:51
山崎さま いつも、ブログ、JMM、著作など楽しく拝見しております。

さて、今回のブロガー志望さんへの山崎さんが「まあ、気楽に行きましょうよ。高々、お金の話ですから・・・!」と回答されました。

以前、ライブドア事件での野口さんの怪死(?)に関しても「高々、お金のことで、死ぬことはなかったのに・・・」というようなニュアンスのことを書かれていたようにも思います。

私は、山崎さんのそういった清々しい金銭観に深く共感するものです。

が、「たかだか、お金」とサラっと、書いてしまえる山崎さんが、投資や資産運用に関する領域を、ご自身の仕事の領域として選ばれていることを、非常に面白く感じます。

資産運用に関するプロフェッショナルとしての考え方、ではなく、いつか、山崎さん個人の、パーソナルな金銭観・人生観についても、お考えをまとまった文章にして頂けるとファンとしては、ありがたいです。


"今、宗教の力が死んだように、将来、金の力がなくなった時に又別の危機が発生するだろう。"
アイザック・アシモフ著 「ファウンデーション」より
 
 
 
宗教、金、そして次にくるもの (tabbata)
2006-12-07 18:40:38
重複エントリで恐縮ですが、上のエントリの最後の分は↓の記事を読みながら、山崎さんの金銭観となにか、相通ずるものがあると思って、記入しました。

宗教、金、そして次にくるもの
http://blogpal.seesaa.net/article/28538462.html
 
 
 
個人金銭管理はエクセルで (百合)
2006-12-16 14:29:38
パチパチ入力が日課です。

エクセルでは面白みないですか?

エクセルだと自分仕様にできますよね♪

私は『自分仕様=自分好み』にデータを入力して家計簿を育てている感覚です。

簿記・財務の知識を増やし、エクセルのスキルアップなど自己啓発して自分の能力を高め、データをうまく纏めれば纏めるほど、分析しやすく、自分の生活に役立つ家計簿(データベース)になるので育てがいあります。手塩にかけてます。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2006-12-18 03:11:02
tabbataさま

「金銭観」は興味のあるテーマなので、一度書いてみたいと思っています。目下、ゆるりとですが、情報収集中です。

脳科学的には、「お金」というものは、何にでも変えられるので、「新しさ」の刺激につながっていて、独特の価値を持っている、というような話を、最近仕入れました。

宗教、お金、そして次に来るものが何かは興味深い問題ですが、ある種の宗教のような役回りで科学(幸福感の科学も含めた科学)が登場するような気が少ししていますが、単なる流行ということではなくて、全てのモチベーションとなる何か、という意味では、力不足かな。もう少し考えてみます。

>百合さま

「育てる」という感覚まで来るといいですね! たとえば、私のようなものぐさな人間を、どうやって、その域まで持っていくかが、金銭教育の高い目標ではないか、と思います。
 
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